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【冬のスペイン周遊ツアー7】メスキータやプエンテ門などコルドバの町歩き

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2014年2月の冬のスペイン周遊ツアー つづきです。 

www.momoyorozu.net

 

マドリッドから南下し、アンダルシア州のコルドバに到着。

イスラムとキリスト文化が交錯する古都 コルドバ

コルドバは、8世紀半ばに成立した後ウマイヤ朝の首都だった都市。人口は約30万人。

当時の日本は奈良に都(平城京)があった時代。現在の人口など比較すると「ほぼ奈良」です。が、奈良はトレドと姉妹都市だったりします(>_<)

イスラム文化の中心地として10世紀頃には全盛期を迎えていますが、その後はキリスト教が栄えたことで、これらを融合した文化が見られる地として建物や街並みが世界遺産となっています。

ツアーで巡るコルドバ主要スポット徒歩観光

ローマ橋

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スペインなのに「ローマ橋」。ローマ帝国時代の1世紀に造られ、その後拡張しながら現存している歴史ある橋です。

流れる川が濁流であまり美しくないので橋をズーム

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プエンテ門

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イスラム時代の城壁だった門。その奥にメスキータがあります。

観光馬車のようですが、こういうのを撮影するとお金をとられそうなのでこっそり・・・

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メスキータの城壁沿いを歩いて行きます。

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が、メスキータには入らず、まずは腹ごしらえタ~イム!

コルドバでの昼食

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見た目かなり美味しそうに見えますが・・・何か一味足りない。お肉はやわらかく煮込んであるのですが・・・

そしてデザートのブティングのお皿が、メインとほぼ同じサイズという迫力(爆)

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味はともかく、このお皿なかなかいい感じでした。 

食後、コルドバの代表的な観光スポットを歩いて巡ります。

花の小路(こみち)

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冬なので花が乏しく、期待していたほどではありませんでした(T_T)

奥に見えるのがミナレット(イスラム寺院の尖塔)です。

レストランのある通りの方が雰囲気がよかったかも。

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”円柱の森”が印象的なメスキータへ

メスキータは、スペイン語で「モスク」という意味。イスラム教の礼拝堂を指します。

建物は8世紀後半に建造され、その後拡張、改修されていったものです。

 

中庭に入ると、スペインではないどこかに来たような感じです。

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メスキータ入口

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メスキータの中へ入ります。

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写真で見るのと実物を見るのではやはり違います! 延々とアーチが続く風景は圧巻。”円柱の森”とはよく例えたものです。

これがこの旅で見たかった2番目の建造物(当然1位はアレですけど・・・)

メスキータの柱とアーチについて

なんと856本あります。(最盛期には1000本を超えていましたが、キリスト教による改築で減少)

下の部分は大理石で、場所によって色も違います。

上の独特の馬蹄形アーチは、ローマの水道橋をイメージしたものだとか。赤い部分はレンガ、白い部分は漆喰でできています。

しかし、これが実際に写真を撮ってみると、目で見るような色合い、立体感、迫力というものをうまく収めることができないんですね~ フラッシュをたくと明るすぎ、フラッシュなしではけっこう暗いのでぶれまくり・・・

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埼玉県春日部市にある「首都圏外郭放水路」でも同じような状況に陥ったことを思い出しました(>_<)

 

アーチを撮るのに必死ながらも進んでいくと、きらびやかな空間へ

ミフラブ

イスラム教の祈りの場の中心(祭壇)で、イラスムの聖地メッカの方向を向いています。

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表現が的確でないかもしれませんが、天井装飾が万華鏡のようです。

こちらの装飾も緻密かつ豪華絢爛。ふと、中尊寺金色堂で見た緻密な螺鈿細工が思い出されました。

※このブログ、比較&回想が多めです(笑)。行ったことがない方にも別のスポットのたとえでイメージしていただれば幸いです。

サンタテレサ礼拝堂

ミフラブの隣にあるバロック様式の礼拝堂で18世紀に造られたもの。

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ここの天井も美しいです。

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イスラム教からキリスト教の教会への変遷

”円柱の森”のようなこの礼拝堂は、最大で2万人以上も収容できるほど拡張されました。しかし、拡張するうちに、予算が足りなくなって一部のアーチは、白いベースに赤のペンキが塗られているだけという”なんちゃって”も現存しています(笑)

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その後、13世紀ころには、キリスト教回復運動(レコンキスタ)により建物の一部が、キリスト教の聖堂として改築されました。その痕跡も見られます。

工事中好き♡な私とっては、こんな場所が意外にもワクワクしたりするのです。

 

そして、同じ建物にいるとは思えないほどに様々な建築様式が登場して、まさに”教会の博物館”みたいな感じになっています。


キリスト教の礼拝堂

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教会の建築には200年以上を要したため、ゴシック、ルネッサンス、バロックが融合した様式になっています。(設計者が変わって何でもありになってしまったのでしょうか?)

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パイプオルガン

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天井ばかり撮影していると首が痛くなってしまいますが(>_<)、見逃せない美しさがあります。

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戦いに明け暮れたヨーロッパでは、破壊と建造の繰り返してすが、このように一部を残して改築したことで「宗教の融合」という貴重な文化財を残してくれました。

日本にも明治時代以降の神仏分離の陰に、江戸時代までの「神仏習合」の名残がある寺社を時々見かけます。

 

観光客が多く訪れる世界遺産周辺はスリに注意

ガッツリとメスキータを堪能しましたが、人気の世界遺産スポット周辺はスリが多いというのを認識しておきましょう。

私たちの団体(30数名)がレストランに向かってメスキータ沿いを歩いている時に、ドリンクを飲みながら列の中に不自然に紛れ込んでくる中高生くらい男子数名がいました。これがウワサに聞くジプシーだったのかも?

「スペインはスリの犯罪が多い」とガイドさんから聞かされていましたが、マドリッドやバルセロナなどの大都市より、ここがいちばん危険な感じがしました。

こちらが意識しながらチラチラと見てやると、警戒されているのがわかったのか離れていきました。

ちなみにイタリアでもローマやミラノより、ピサ(斜塔のある町)でバス停を降りてから入場するまでの露店が建ち並ぶあたりがちょっと物騒な感じでした。

大都市は取り締まりも厳しいのか、あるいは観光客も都会ほど緊張感がないからか、スリ集団にとって”仕事がしやすい町”なのかもしれません。

有料施設内へはそのような輩は基本的には入ってきませんが、観光客を装ったスリもいないわけではありませんので、常に緊張感をもって観光しましょう。