2016年5月のカナダ春の周遊旅 つづきです。
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天気も良くなり、車窓から絶景を眺めながらのドライブです。
海外ツアーでのバスの座席ってどうやって決める?
上記の写真は前から2列目の席から撮ったものです。安全上、最前列は添乗員などスタッフの席となっていて、ツアー客の最高のポジションは2列目ということになります。
ところで、海外ツアーでのバスの座席ってどうやって決めるの?とお思いの方も多いと思います。国内ツアーでは申し込み順だったり、参加人数やお体の状況などを考慮して旅行会社が決めるそうです。また、最近は(乗り降りが楽なこともあり高齢者にも人気の)前列の数列を追加料金で選択できるなんていうのもありますよね。
海外ツアーは数日に渡るので、日替わりでローテーションというのが多いです。グループ分けして、3つのエリア(前、中、後)の中で座るものや、添乗員さんが作った座席表に従って決められた席に座るというものなど、若干違いはあるものの不公平感がないように工夫されています。
ある添乗員さんから聞いた話ですが、席でもめてしまって殴り合い寸前になったこともあったとか・・・座席の恨みは恐ろしいです。添乗員さんも気配りが大変なようです。
ちなみに私たちはこの日は運よく前列が選べるグループでした。それまでは最後に乗車して余っている席でいいや、という調子だったのですが、この日だけは気合いを入れて席を確保しました! 喧嘩になることもなく!?平和に、です。まあ、バス移動中は熟睡という方もいらっしゃいますので結果オーライでしょうかね。
走行中に右に左に山々や湖が見えて、現地ガイドさんが詳しく説明してくれるのですが、カメラ片手にメモを撮るのも大変。
※記事内若干地名などが違っているかもしれませんがご了承ください
名前はわからなくてもとりあえず写真だけ撮りました。最近はスマホなどで撮影しておけばGoogle先生やAppleちゃんが整理して、マップまで作ってくれるのでラクになりましたけどね。
アイスフィールド・パークウェイ(93号線)
バンフ国立公園からジャスパー国立公園を結ぶ290kmのルートがアイスフィールド・パークウェイ。その中でもレイク・ルイーズからの93号線は、沿線にみどころが集中するゴールデンルートといわれています。
沿線の風景
ヨーロッパのようだったり、アメリカっぽい雰囲気だったり・・・と変化に富んだ風景が目に飛び込んできます。
カナディアンロッキーの景観が、日本では見られない独特な美しさを持っているのは
地形の成り立ちの違いも大きいのですが、緯度の高さから森林限界線(木々が生育しない高さ)が低いことも理由だそうです。
山の中腹あたりから上は、岩肌むき出しになり残雪がついています。
岩肌を見ていたら、マグロのカマに見えてきた(>_<)
クロウフット氷河
Clowfoot Glacierは、「カラスの足」という意味を持つ氷河。
(写真中央の分岐から)2つに分かれていますが、元々は3つに分岐していたそう。
ドライブイン The Crossingで休憩
トイレやレストラン、ギフトショップなどがありました。20分ほど休憩です。
このあたりは川が合流する地点 River Crossingという地名なのだそうです。
Weeping Wall(すすりなく壁)
岩壁から流れ落ちる細い滝のようなものが涙を流しているように見えるから
峠越えの絶景(サンワプタ峠)
氷河に削られた大きな谷です。
道路脇に残雪が見られるような標高まで来るといよいよ到着です。
ドライブインから30分ほどで、本日のメイン観光のベースとなるアイスフィールドセンターに到着しました。
昼食の後、いよいよコロンビア大氷原の雪上観光です。