2016年5月 クラブツーリズムのツアーで参加したカナダ旅行記です。
観光最終日は、バンフに滞在し1日フリータイムでした。
添乗員さんと巡る徒歩観光と完全フリータイムで初夏のようなバンフの街を満喫しました。
当初は、ヨーホー国立公園などをめぐるオプショナルツアーに申し込んだのですが、
5月上旬では、湖などの冬季規制が解除されていないところもあると聞いてバンフの街歩きに予定変更しました。
この日は、添乗員さんが路線バスを利用してバンフスプリングスホテル周辺の散策に連れて行ってくれます。
ナイアガラの「国境越え」と同様、ツアー参加者の半分ほどが参加していました。
バンフのダウンタウン移動に便利なローム
ダウンタウンの循環バス ローム(ROAM)に乗ります。
車体の内外には動物の写真がラッピングされています♡
最終日にはロームの1dayパスが参加者に配られたので、これを利用しました。
(2023年3月現在 おとな 1dayパス 5カナダドル)
町の中を4路線ほどが走っています。
バンフは小さい町なので、歩いても十分にまわることはできますが、サルファー山のゴンドラ乗り場やバンフ・スプリングスホテルなどちょっと距離がある場所(ダウンタウンから1~2km)に行くにはロームが便利です。
ロームの車内
見た目は近代的なバスですが、停車のブザーヒモを引っ張るタイプでした。
なんともアナログですね~
バンフ・スプリングスホテルを見学
1888年開業の歴史あるホテルで、建物は国定史跡にも指定されています。
このヨーロッパの古城のような外観から建物自体が”映え”スポットになっています。
町の中心から少し離れているものの、レストランやショップ一通りの施設が揃っているので、ホテル内で完結できるようになっているのです。
中を見るのはタダなので・・・探検です(笑)
エントランス
石積みが印象的な重厚なつくりです。
カナダは開拓地で歴史が浅いので、ヨーロッパの古城を真似てこのような建物が造られたそうです。
こちらはダンスホール? 食堂?
ラウンジ
増築を重ねているので、内部は迷路のようです。
添乗員さんと一緒でなかったらこんなに楽しめなかったかも・・・
お天気も良いので、中庭も歩いてみました。
中庭からの景色
まるで絵画のような美しいカナディアンロッキーの風景です。
こういうホテルで「何もしない日々」を1週間くらい過ごすくらいの時間にもお金にも余裕のある旅をしてみたいものですが・・・日本人にはムリですね。
ということで、ツアーや私のように「じっとしていられない貧乏性」な人はダウンタウンのホテルのほうが良いかも。
ちなみに私が宿泊ホテルの部屋からは、駐車場しか見えませんでしたけど(T_T)
そして、5月上旬、それもここがカナダというのが信じられない風景
屋外プールを楽しむ人々
温水プールだったらわからないでもないけど・・・
この日は5月にしては驚くほど暑い日(25度くらい)でした。
ボウ滝周辺をハイキング
バンフスプリングスの裏手に出るとボウ川が流れています。
ボウ滝(Bow Falls)
ナイアガラを見た後ですし、滝というにはアレですが・・・これでも9メートルほどの高さがあります。この季節、水量が多いですね。
ここもマリリン・モンローの映画「帰らざる河」のロケ地となった場所だそうです。
ここからは、川沿いに遊歩道が整備されていています。バンフスプリングスからダウンタウン方面 カスケードガーデンに向かって歩きます。
振り返れば、バンフスプリングスが森の中にたたずむ姿
ボウ滝から歩くと階段が多く、日頃の運動不足解消にはちょうどいい感じ。
川幅も広がり、やっと平坦な道になりました。
カラッとしたハイキング日和ですが、紫外線は強烈です。
5月とはいえ、サングラスと帽子は必携です。
林の中からひょっこり現れる動物たち
カスケードガーデン
バンフ大通りの突き当りにある公園です。石造りの建物は、公園管理事務所です。
色とりどりの花が咲くガーデンの写真を見たことがありますが、残念ながらこの季節は、まだ準備中でした。
カスケードガーデンから臨むバンフの町
これぞバンフ!という1枚が撮れました。
正面に見えるのはカスケード山。
旅の初日から、肝心なところではしっかり晴れるという天候に恵まれた旅の締めくくりにふさわしい青空です。
この後、一行は添乗員さんとともにおみやげ店へ向かうスケジュールでしたが、ここで離脱も可能だったので、私たちは運動がてらさらに絶景ビューポイントを目指して歩きます。