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【ペルー周遊ツアー旅行記4】アメリカ乗り継ぎは大変だ~トランジットには3時間以上の余裕を~

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2017年9月に参加したペルー周遊ツアー旅行記です。

ペルーまでは日本からの直行便がないため、アメリカでの乗り継ぎの面倒臭さなども良い経験になりました。こちらも旅行記のひとつとしてご紹介します。

 

アメリカ経由で乗り継ぎする場合の注意点

乗り継ぎ(トランジット)だけでもESTA取得が必要

私は2006年にニューヨークに行って以来アメリカはご無沙汰なのですが、今回大きく変わっていたのは下記のとおりです。

  • ESTA(電子渡航認証システム)の事前登録が必要
  • 入国審査の機械化

2009年頃から観光やビジネス目的でアメリカ国内に90日以内の滞在のする際には、ESTAの認証が必要になりました。

そして、これは乗り継ぎのみの場合、空港を通過するだけでも必要となります。

手数料も当然とられるし、まったくもって面倒くさい安全対策が厳しいのです。

 

ESTAの手続きはWEBから個人でもできる

幸い、ESTAはツアー代に含まれていて、旅行会社で手続きしてくれたので取得の手間は省けましたが、個人でもWEBから行うことができます

(費用は14ドル。2022年10月現在21USドルで、カード決済となります)

ESTA(エスタ)申請 - 在日米国大使館と領事館

※リンク切れの場合はご容赦ください

※ESTA申請につきましては、検索で代行業者のサイトへ誘導され、実費以外の手数料を取られるという事例が多発しているので慎重に確認しましょう。

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しかし、ESTAを申請・取得していればフリーパスということではなく、入国審査は自分自身で機械でやらなくてはなりません。

添乗員さん同行ツアーといえども、空港では個々に入国審査を突破する必要があります。

また、機内では税関申告書にもしっかり記入しておきましょう。(機械に入力する内容なので・・・) 

 

アメリカ入国審査の流れ 

飛行機を降り、長〜い通路を歩きターミナル内を進んでいきます。 

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長時間搭乗で体がコチコチなので、歩く歩道を使わずなるべく自分の足で歩きました。

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ここ「アメリカに来たぞー」と感じる空間です。

しかし、階段を下った先に入国審査が待ちかまえているので、余韻に浸るヒマはありません。

 

入国審査フロアには看板がしつこいくらい出てきますので、「ESTA」と書かれている方に進んでいきます。

進んでいくと、ATMのような機械がずら〜りと並んでいるコーナーにたどりつきます。

自動入国審査をやってみる

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タッチパネルから日本語を選択し、質問にしたがって税関申告書に書いた内容を選択していきます。

次にパスポートを置いてスキャンニング(読み取り)させ、さらに指紋をとります。

最後に機械がググーっと顔の高さに合わせて動き出し、顔写真を撮られて完了〜

(順序が若干違っているかもしれませんが、大まかにはこんな流れだったと思います)

 

係員が巡回しているので、困ったときは「エクスキューズミー」と呼んでみるか、キョロキョロしていれば教えてもらえます(^_^;)

所要時間は、ひとりあたり2~3分といったところです。

 

結局は有人のカウンターで入国審査をやり直し

この手続きならそんなに大変じゃないかも・・・と思っていたのですが、最後に機械から出てきたレシートを見ると、

大きなバツ印がついているではありませんか!!! 

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ここまでの努力は水の泡!? かどうかはわかりませんが、結局、係官のいる審査台で手続きをすることになりました。 

だったら最初から機械なんかでやるな!と寝不足でキレそうになるのを抑えて・・・

 

普通の入国審査なら何度か経験はあるものの、ドキドキしながら審査官の前に立つと

 係官「のりつ〜ぎ?」 私「Yes」

 係官「よんほん、ね。みぎ〜」「Next おやゆ〜び」ときた(笑)

再び指紋を取られましたが、日本人慣れしている係官のおかげで、ほぼ英語を話すことなく完了したのにはビックリ。

ツアー参加者のほとんどがレシートが「バツ」。みなさんカウンター行きでした。

指紋などが鮮明に映ってないのが原因なのだそうですが、真相はよくわかりません。

ちなみに帰国の途では、ほとんどの人が機械でパスしました。ホント、わからん。

 

こんな調子なので、乗り継ぎが2時間くらいしかないと間に合わないこともあるといわれる米国乗り継ぎ。

ロサンゼルスは離着陸する航空機材も大きいため、膨大な乗客が一斉にやってきます。

混雑を考慮すると、3時間以上は見ておかないといけませんね。(このあたりはツアー会社が考えてくれているのでラク)

 

スーツケースをピックアップして預け直し

私たちのツアーは、ANAから他社便(別のアライアンス)に乗り継ぐためスーツケースはいったん引き取り、再び預けなおすことになりました。

日本から米系エアライン(ユナイテッド、アメリカンなど)を利用して同じエアラインを乗り継いでペルーまで行く場合はここは省略できると思います。

ただしロストバゲージの確率は若干高くなるかもですが。

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ターンテーブルには特段面白い仕掛けもなく、いたってシンプルでした。

こんな通路を通って・・・ 

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再度、目的地・リマに向けて荷物を預けました。

やることいっぱいありすぎて、もうここまででクタクタ(-_-;)

これらの流れを個人で、というのはよほど慣れていないと大変ですね。

最終目的地がアメリカ国内ならともかく、これは添乗員付きツアーに参加してよかったと思える瞬間でした。

 

わずか1時間足らずで出国

どこをどう歩いたのかさっぱりわかりませんが、出発のターミナルにやってきたようです。

ラタム航空搭乗手続きへ

ここで、リマへ向かうラタム航空のチケットを発券してもらいます。 

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私の場合、羽田からすでに発券されていたのですが、再発行をすることになりました。

ってか、「再発行」って何ていえばいいの~?添乗員さんは他の方の対応にかかりっきりだし、結局、身振り手振りで強攻突破!? (再発行・発券はreissue でした)

 

またまたエスカレーターを昇ったり、歩いたりして、空港内だけで1km以上歩いたんじゃないかと思うくらい歩きました。

そして、さっきアメリカへの入国手続きをしたばかりなのに、もう出国です(爆)

やっぱり厳しいアメリカのセキュリティチェック

セキュリティチェックの長~い列に並びます。 

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待ちが長いので、天井を眺めて楽しんでました。(地震のことなんてまったく考えてなさそうなオブジェが頭上にあります)

上着や靴は脱げ、ベルトは外せ、さらに回転式のスキャナに入れられて、”ホールドアップ”させられた挙句、さらに女性の検査官にボディタッチでチェックされました。

何度来ても、いつ来ても、アメリカは厳し~い。

ちなみに、2019年のイギリス・ヒースロー空港もなかなかのものでした。

検査官の特徴ですが、イギリスは小柄だけど態度が横柄、アメリカは大柄で見た目怖いけど、時々オチャメだったりします。

 

出国した先の制限エリアでやっと自由の身に。

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免税店や飲食店が立ち並ぶターミナルで次の便を待ちます。

ロサンゼルス国際空港に到着して約2時間。大忙しのトランジットでしたが、しばらくここで自由時間となりました。ふぅ~ 

 

momoyorozu.hatenablog.jp

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