2017年9月に参加したペルー周遊ツアー旅行記です。
ロサンゼルス国際空港で、乗り継ぎの手続きが終わり、搭乗までほんのわずか自由の身になりました。
ロサンゼルス空港国際線ターミナルのこと
空港内の無料Wi-Fi事情は?
私はこの旅では、Wi-FiルータやSIMカードの準備はしていきませんでした。
無料Wi-Fiでなんとか食いつなごうという魂胆です。ツアーですからこれで十分かな、と。(この翌年から現地で使えるSIMカードを調達するようになりました)
ロサンゼルス空港のターミナルでは、無料のWi-Fiが利用できました。
ただし45分間の制限および通信速度も5Mbpsと低速です。メールやニュースチェックくらいなら十分だと思います。
空いている搭乗ゲート付近の椅子に座ってネットなどを。
充電用のコンセント(USB及びAC電源・・・日本と同じ形状)があります。
搭乗前に「アメリカン」なおやつ
飲食店もそれなりにありますが、この先まだ8時間の飛行が控えていますので(機内食2回あり)なるべく胃は軽くしておきたいのです。
といいつつ、小腹が空いてアメリカに立ち寄った記念!?のおやつを買ってみました。
体に超悪そうな色のファンタオレンジと、大好物のSNYDER'S塩味のミニプレッツェルです。
LA601便 ラタム航空に搭乗
定刻1時間前から厳しい荷物チェックがスタート
定刻1時間ほど前になると、ラタム航空の搭乗ゲートで手続がはじまりました。
手続き開始が早いのにはワケがあり、搭乗ゲートでも再び手荷物のチェックがあるのです。
これは機械ではなくて、いちいちバッグの中身を開いて人手による中身の確認でした。こうしてみると、日本はいろいろな面でまだ規制が緩いのかなと思いますね。
日本には乗り入れていない未知の南米系の航空会社です。
LA601便は、ペルーの首都リマを経由して、チリの首都サンティアゴまで行きます。
寝過ごしたら、新幹線レベルの「あ~、やっちゃった」じゃ済まない距離ですね(笑)
ちなみにラタム航空は、JALと同じワンワールドに加盟しているので、JALのマイルがたまります。
機体は787-8という 機体部品の多くが日本製というアレです。
ラタム航空機内の様子
コーポレートカラー?の青と赤紫のシート。機内の全体の雰囲気を撮影したつもりだったのですが、赤い制服のCAさんがポーズをとってくれました(笑)
個人交渉による”座席チェンジ”で窓側席を確保!
今回、ツアーのため座席指定はできず、後部3人席のど真ん中といういちばん惨めな席が与えられてしまいました。おまけに左隣のおじさまは、なかなか恰幅の良い方。
これで右隣にも恰幅の良い人が来たらどーしよー。着席しながら、これから8時間地獄が待っているかも、とドキドキしていたところ・・・
私より少し?若い女性がやってきて、何やら勢いよく話しかけてきます。英語力も貧弱な私に、さっぱりわからない言葉(多分、スペイン語)でまくしたててもダメだってば・・・
隣の恰幅のよいおじさまが見かねて英語で通訳してくれました。要約するとこの女性は「私は、ダンナと席が離れてしまうのでこの席と替わってほしい」とのこと。
それは席にも寄るけどなあ…と思いつつ 聞いてみれば、前方窓側のお席ではありませんかぁ。窓際ならどこでもいいわと思った私は、「チェンジ、オッケー」ということで、プチアップグレードのような座席チェンジとなりました。
私たち日本人は、 チェックインカウンターで席の希望が通らなければあきらめる、あるいは(どうにもならないのに)添乗員さんなどに懇願するような人もいますが、外国の方々は思いどおりにしたい場合は、搭乗してからでも「個人間の直接交渉」の努力はいとわないようです。この積極性は見習わなくっちゃと思いました。
そのためには英語力が必要ですが(>_<)
こうして、ほぼ定刻午後9時半にロサンゼルス国際空港を出発です。
ラタム航空の機内サービス
機内エンターテイメント
夜便なので窓からの景色はありませんが、それでも気分は開放的になります。
エンターテイメントは(映画も音楽も)日本語は当然ありませんので、適当に音楽を聴いて過ごしました。座席モニターは大きめで扱いやすいです。
北米から南米って近そうに感じますが、この直前に飛行した(日本から太平洋を横断して北米西岸へ向かう)距離と同じくらいあります。
ラタム航空の機内食 (1回目 夕食)は意外にイケる!
搭乗して1時間ほどで機内食が出ました。
選択肢は2つあったと思いますが、チキン or ビーフなのかフィッシュなのかよくわからないので、なんとなくチキンにしました。
がっつり食べて、飲むぞ〜と張り切って白ワインもいただきました。
見た目は、北米系の機内食な感じで繊細さの欠片もありませんが、メインのチキンの煮込みは、いわゆるチリソースのピリ辛でお肉にもしっかりスパイスがしみ込んでいました。
パンはなく、クラッカーとチーズがついています。(炭水化物の嵐は避けられました)
辛さも相まってワインが進み、おかわりしちゃいましたがちょっと飲み過ぎた(-_-;)
食後のドリンク(紅茶)は、チョコレート付きでした。
機内の照明は「寝ろ」といわんばかりなので、あとはウトウトしながら数時間を過ごしました。
しかし機内ではやっぱり熟睡はできないのよね~
ラタム航空の機内食 (2回目 朝食)も美味しかった!
到着2時間前くらいに出た二度目のお食事です。
選択肢があったかどうか記憶にないのですが、ハムとチーズのホットサンド。
ほどよく温められていて、パンもおいしかったです。フルーツは缶詰っぽいけど。
飲み物は(何度もまわるのが面倒なのか)一度に2種類くらい希望を聞いてくれます。
あまり期待していなかった南米系航空会社ですが、意外にも快適でした。
食事を終えた頃に、夜が明けてきました。
翼の上だろうが、外の景色が見えるのはうれしいです。
リマ ホルヘ・チャベス国際航空に着陸
天候は曇り、17〜18℃くらいだったと思います。
ここではタラップでの降機でしたので、機体の間近で写真も撮れました(^^)v
バスに乗ってターミナルに向かう途中に見かけたPOLICIA(警察)の飛行機です。
あ〜、長かった〜 ロスから8時間です。
日本から乗り継ぎも含めると、丸々1日を移動に費やしたことになります。
ペルー入国
入国審査は記憶にあまりないということは(インパクトのありすぎたロサンゼルスに比べ)楽勝だったんだと思います。
到着したのは午前8時頃。日本との時差は14時間です。
無事に全員スーツケースを受け取り、現地ガイドさんと合流して、このままバスで市内観光へ出発しましたが、正直、これキツかったです。
深夜に到着し、そのままホテル直行ならば断然長距離飛行の疲れはとれると思います。
ツアーによっては夜到着のものもあるので、ツアーを選ぶ際にチェックしてみる価値はあります。
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