<2017.10に参加したペルーツアーの旅行記です>
マチュピチュ遺跡内の「市街地」へ入り、皇帝や住民たちが暮らした住居跡をさらに進みます。
遺跡内の建造物は、復元されたものも一部ありますが、その多くは、インカ帝国が滅亡した15世紀から放置され、400年近くこの山奥の秘境に眠り続けていたものです。
「建物内部」の見学とはいえ、屋根がないので(笑)陽射しと暑さ対策には要注意です。
遺跡の中にあるミニ植物園
この植物園は近年作られたものですが、アンデス特有の珍しい植物が栽培されています。
コカの葉
なんだか日本茶の葉っぱに似ています。といってもこれを日本で育てたら捕まっちゃいます(苦笑)
これはアルパカかな?
とにかく案内板が少ないので、帰ってきてから写真の整理がた~いへんなのです。
看板を見つけ次第、撮影してみたものの日本のように至れり尽くせりのわかりやすいものではありません。
いよいよ遺跡の「本丸」聖なるエリアへ
こちらは、スペインのサグラダ・ファミリアでもおなじみの「SAGURADA」
「神聖な」という意味です。すなわち次に向かうエリアは 神聖な広場
神殿など祈りをささげるための施設が集まっています
主神殿
右が崩れかけてはいるものの(地震による地盤沈下が原因)、他の建物の比べると石組みの緻密さが際立っています。
このエリアがいかに重要であったかを物語っています。
3つの窓の神殿
主要な施設が集まった広場の全体像はこんな感じです
広場から階段を上ります
インティワタナ
日時計といわれる岩ですが、暦を知るために? 何かの儀式に使われた?
石段を登ったり下ったり・・・とにかくアップダウンの連続
普段鍛えていないので、翌日の筋肉痛を考えると恐ろしいです。
またまた下って、まるで日本の城跡のような石垣を眺め
復元された小屋(ワイラナ)付近でちょっと長めの休憩
これは、飛騨の合掌造りみたいだ・・・
この小屋の向こう側には、ワイナピチュへの登山口があります。
また、小屋の右側に見えて大きな岩が
聖なる岩
パワースポットといわれる巨岩です。
パワーがあるかどうかはよくわかりませんでしたが、山を借景にしたひとつの絵のように見えるのは素晴らしい!
この付近には、人が多く集まっているせいか、リャマたちが大挙してやってきました。
動物たちは人間馴れしていますが、気まぐれに寝転がったり、突然走り出したりするので撮影は大変です。なんとか撮れた苦労の1枚です。
残りあと少し・・・頑張って進みます。(もうお腹がぺこぺこ)
誰かの住居(←もうこのあたり、わからなくなってます)
遺跡の端から見下ろすと、今朝バスで登ってきたジクザグの道が見えます。
段々畑の高低差を見たら、一気に疲れました〜
天体観測の石
太陽の光がここに映ることで天体観測をしていたらしいそうです。
コンドルの神殿
↑ これは翼の部分。手前に頭部がありますが1枚に収まりません(泣)
翼と頭でコンドルをイメージしてください(笑)
段々畑に沿って入場口のほうに戻ります。
歩道としては歩きやすいけど、ここで畑作業は怖いわ〜
貯蔵庫は、すっかり「休憩所」と化しています
ここで午前の部は終了〜
約3時間、アップダウンを繰り返しながら遺跡内を歩きました。
お天気に恵まれすぎて、日焼け&喉の渇き、さらには虫刺されと戦いながらの散策でした。
標高2400〜2500mのエリアでしたが、心配だった高山病は周囲を見てもほとんどありませんでした。
腹ごしらえをして午後の部に向かいます。
つづく