2017年11月に、鳥取へ1泊2日の旅に行ってまいりました。
鳥取方面には二度行ったことがありますが、いずれも出雲(島根)や城崎温泉(兵庫)への通過地点。「ついで」に観光するには時間があまりにも足りませんでした。
失礼ながら「まあ行けなくてもいいや」的な場所ではありましたが、近年、県知事のだじゃれや、すなば珈琲&スタバオープンなどで存在感を増す鳥取県。
実際に行ってみると、面白スポットや歴史のあるスポットなど存分に楽しめました。
ANAマイレージ特典航空券で鳥取へ
私は基本的にはANAカードでお買いものをしてマイルをためる”陸マイラー”です。たまに海外ツアーを利用するので(エアライン選択は重要です)いい具合にたまり、今までも何度か無料の国内航空券を利用して旅をしてきました。
鳥取県内の空港はANA便のみ。発着は羽田空港のみ。今までに比べると無料航空券もすんなりというわけにはいかず、ルートや時間を見直しつつなんとかゲットしました。
往路は羽田-米子、復路は鳥取-羽田ということで、鳥取県を西から東に横断する旅がスタートです。
「天候調査」からはじまり、「条件付き運航」で米子へ
旅のスタートは、夜行バス。
1泊2日のスケジュールを有効に使おうと、朝6時台の便を選択してしまいました。
しかし、静岡県内からでは始発の新幹線では間に合わないので、夜行バスに乗車。
週末の夜の満席のバスは、予想はしていたもののやっぱり熟睡はできません。
朝5時30分頃に品川バスターミナルに到着し空港へ。
実は、前日ANAからこんなメールが届いていました。
天候調査って何??
今まで大した回数ではありませんが、何度も飛行機に乗ってきましたが、こんなのは初めてです。
羽田空港に着くまで、運航するか否か不明・・・
東京近郊在住ならともかく、欠航なんて言われた日にはどうすりゃいいの?
もう一か八かで空港へ行っちゃいました(苦笑)
で、ターミナルをウロウロしている間に結論は出ました。
条件付き運航です
条件付運航とは、今回の便では
”とりあえず飛んでみるけど、着陸できなかったら伊丹か羽田へ戻りま~す”ってこと。
欠航も困るけど、伊丹で降ろされても困る(苦笑) でも乗るしかありません!
こんなギャンブルみたいな旅は初めてだ~~(T_T)
羽田空港の国内線は久しぶりでしたが、カウンターが自動化されていてずいぶんすっきり。スタッフが少ないですね。
今回は預ける荷物がなかったので利用しませんでしたが、 機械が苦手な人には飛行機も利用しづらい世の中だなぁと・・・
この1ヶ月ほど前、ロサンゼルス空港のチェックインがほとんど自動化されていたのを見て、「アメリカはなんでも効率化主義で大変だ〜」と思ったばかりですが、似たようなものですね。
米子行きは沖止めのため、バスラウジへ向かいます。
早朝便に加え、バスに乗り換えるので慌ただしく、空港で遊ぶ余裕はまったくありませんでした(T_T)
でも、早朝の空港の様子を見ながらのバス移動や、タラップからの搭乗は楽しいです。
NH381便搭乗
予約時に、希望の座席を指定し(もちろん窓側です)、少し早めに搭乗して離陸前の撮影タイムも楽しみました。
離陸とほぼ同時に富士山が見えました。
朝日に光る東京の街並み
機内はほぼ満席に近かったです。この前の年には熊本へ行ったのですが、地震後ということもあり3割くらいしか客席が埋まってなくて寂しい思いをしたものです。
15分ほど飛行すると富士山を通り過ぎます
逆光ですが、浮世絵っぽくないですか?
静岡県民なのに、富士山ごときにいちいち感動している私・・・静岡や名古屋からの発着ではこの角度では見られないのです。
「富士山フライト」の記事は、こちらにも
しかし、西に進むにつれ雲は厚くなり、日本海上空を飛ぶ頃には「あ〜、やっぱり低気圧に覆われてるなぁ」と感じました。
でもなんとか無事に鳥取上空を飛び、間もなく着陸。
私、晴れ女ですので (^^)v
米子鬼太郎空港着陸
極端に揺れるようなこともなく、着陸したら青空も見えてホッ。
米子空港は、自衛隊美保基地と並んでいます。
低気圧の中、無事に着陸してくれてありがとう♡
米子鬼太郎空港のボーディングブリッジは、空港の名前どおり「ゲゲゲの鬼太郎」にちなんだ楽しい装飾です。
預け荷物はないのですが、これが見たくてわざわざ立ち寄りました。
”名物” 目玉おやじのいるターンテーブル(笑)
ターミナルビル外観
ここからはレンターカを借りて観光へ。短い時間で効率良く目的地をまわるにはこれが一番。いつもの半額くらいで借りられました。
「鳥取県横断の旅」というタイトルに若干反しますが(苦笑)、まずは県境を越えてお隣の島根県 美保神社へと向かいます。