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【鳥取県横断の旅3】島根半島最東端の美保関灯台

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2017年11月の鳥取県横断の旅 ちょっと寄り道 島根県越境中です。

momoyorozu.hatenablog.jp

 

島根半島の海沿いは快適ドライブコース

美保神社からさらに半島の先端に向かって海沿いの道を進んで行きます。 

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美保神社での雨から一転、再び晴れ間が出てきました。へへっ、晴れ女ですから(^^)v

すれ違う車も少なく、信号もなく、快適なドライブができますが、スピードには注意ですね。

この後の鳥取も含めてですが、公共交通機関はあるとはいえかなり時間的に制約されるので、運転免許所有者ならば極力レンタカーをオススメします。今回走ったルートは、普段乗らないペーパードライバーにとってもおすすめの楽勝ルートです。道は空いているし、駐車場も余裕だし、くねくねした山道もほとんどありません。

最近は、外国人でもレンタカー乗っちゃってますから・・・そっちの方がビックリです。

しばらく走ると、えびす様たちが笑顔で迎えてくれました。

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島根半島最東端の美保関

美保関灯台(みほのせきとうだい)の駐車場に到着。周辺案内図です。 

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ここは地図の上部にある島根半島の右端(最東端)になります。左端に出雲大社があります。

この東端の美保神社と西端の出雲大社の2つの神社をお詣りするのが「両参り」でご利益2倍だそうです。が、距離にして80kmほどあります(静岡-浜松間くらい)。

余裕すぎるくらいの駐車スペースに車を停めて、歩道を歩いて灯台のある岬の先端へ。

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駐車場も車は少ないですが、歩いている人もほとんどいません。

晴れ間は出ていますが、岬の先端にいるので低気圧の影響で強風にあおられます。海岸沿いはこんなものだと慣れている私もビックリ(@_@)

駐車場から5分ほどで、赤い屋根の建物と灯台が見えてきました。

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ぐるりと海側にまわりましたが、灯台がうまく入るアングルは反対側でした。

 

山陰地方最古の灯台  美保関灯台

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きれいに塗り替えられていますが、石造りのレトロ感満載な灯台は、フランス人技師の設計により1898(明治31)年に建設されました。

山陰地方最古の灯台であり、世界の歴史的灯台100選(日本から5ヶ所選定)にも選ばれているそうです。

さらに、国の登録有形文化財に指定されていながら現役で稼働する”働きもの”です。

地上高は14メートルですが、水面から83メートルあります。

残念ながら内部の見学はできませんでした。

 

灯台から海側に進んだところに鳥居がありました。

美保神社の飛地境内 「沖之御前」「地之御前」

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鳥居の先は崖になっていて、建物(社殿)はありません。

扁額には、「沖之御前」「地之御前」と書かれています。

これは、先ほど訪ねた美保神社の飛地境内で、御神体は、この先の海中にある「沖の御前」「地の御前」と呼ばれる島です。

眼下に見える岩場が「地の御前」のようです

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自然が御神体と聞くと、またひときわ大きなパワーを感じます。

 

旧事務所はオシャレなカフェ

灯台に隣接する赤い屋根の建物は、灯台で働く人の宿舎兼事務所でしたが(灯台は無人管理のため)こちらは現在はカフェになっています。

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灯台とお揃いの白い石積みが美しいですね。 

入口の上の部分には馴染みのある郵便(〒)のマークがついています。

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これは、船舶に関わる灯台が、かつての逓信省(郵便や通信関連するお役所)の管轄であった名残だそうです。

カフェでゆっくりしたかったのですが旅は始まったばかり。この先の立ち寄り先と、夕方までには鳥取市内に到着しなければならないタイトなスケジュールを考えると、ここは急がなければなりません。

島根半島を後に、再び鳥取県へ向かいます。