2018年6月 京都東山散策 つづきです。
銀閣寺の参道で軽くお昼ごはん。
御米司 ふみや
店頭で焼きたての「焼きおにぎり」を買って外で食べようと思いましたが、小雨もちらつくので店内へ。テイクアウトでも同じ価格なので、席が空いていればお茶を飲みながら席に座って食べるほうが落ち着きますね。
焼きおにぎりと白味噌の入ったおにぎりをいただきました。店内は外国の方が多く、見た目が華やかなてまり寿司や麺類も人気のようでした。
私の京都ごはんのポリシーは今までの経験から「京都価格だと割り切る」「歩くことがメインなので食事に時間はかけない」です。あまりに混雑している時は観光中は食べずに、帰りの新幹線に乗る前に駅構内のお気に入りのお店でゆっくり食べることもあります。
哲学の道を”貸切状態”でウォーキング
哲学の道へ入ります。食べた分はカロリー消費しなくっちゃ、です。
哲学の道は、若王子神社を起点に銀閣寺西の銀閣寺橋まで続く1.5kmの歩道で、京都大学の哲学者・西田幾太郎 氏らが思案をめぐらせたとこからこの名前がついたそうです。
ここは、琵琶湖疏水(そすい)が流れ、桜並木の続く人気の観光スポット。
(2009.4撮影)まだこの頃は激混みという感じではありませんでしたが・・・昨今のインバウンドでかなり混雑も増しているようです。
ところが、今回はびっくりするほど閑散としていました。
この写真、たまたまじゃなくてずっとこんな調子。たまに人とすれ違うとホッとしてしまうくらいでした(-_-;)
桜の木ばかりではなく、青もみじもありますよ。
この季節なら紫陽花も見頃
絶好のウォーキングコースです。
すれ違うのは個人旅行の外国人が多いです。先日歩いた旧中山道のように、日本人でも通好みのようなところをよくリサーチして来られていることに驚きます。
今回は、おおよそ立ち寄り先を計画していたものの、案内標識にそって思うままに歩いてみることに。
ここに表記されているお寺はすべて訪ねたことがありますが、神社は未踏の地です。
全国唯一の”狛ねずみ”がいる大豊神社
こちらの神社は、宇多天皇の病気治癒を願って創建されたという歴史ある神社です。
100メートル近く続く参道は紫陽花が間もなく見ごろ。
種類が豊富で、こんな珍しい形の紫陽花も植えられていました。
椿ケ峰のご神水
もったいないと思うくらいの勢いで水が流れていました。
境内の背後にある椿ヶ峰から流れてくる天然のお水。お清めしつつ、ウォーキング中の水分補給にありがたくいただきました。
紫陽花の咲く参道から鳥居をくぐって境内に入ると、小さな舞殿のような建物があります。
さらにその奥に再び鳥居があるのですが・・・緑が豊富過ぎやしませんか??
先客がいたので続いてみることにしました。
本殿には、応神天皇、少彦名命、菅原道真が祀られています。本殿の全体像は案外地味な雰囲気です。
実はこの社殿の右側のほうが、整備されている感がありました。
赤い鳥居はお稲荷さんだったっけ?(すみません忘れてしまいました・・・)
その奥にあるのが大国社。そこに鎮座する狛ねずみ
なかなか愛嬌のあるかわいらしい狛ねずみでした。左右非対称で、お腹に丸いものをかかえた方がメスなのでしょうか?
今はひっそりしていますが、ねずみ年になると大勢の人が訪れるそうです。
社務所のような場所はなく(住宅のような建物はありましたが)ちょっと気が引けたので御朱印は確認できませんでした。
続いて哲学の道に戻りさらに南下していきます。
つづく