2018年11月 ANAの特典航空券を利用した台湾ひとり旅の旅行記です。
台湾の旅のマストアイテム(現地通貨、SIMカード、悠遊カード)を空港の到着ロビーでそろえて台北市内へ向かいます。
桃園空港MRT開通で台北市内へのアクセスが向上
2017年3月に開通したMRTという鉄道により大変便利になりました。
かつては、桃園空港から台北市内へのアクセスは、バスかタクシーしかなかったため渋滞は必須だったようです。
私は過去の旅では送迎付きのフリープランを利用したので、お迎えのミニバンに乗って台北市内に移動しました。
MRTも含め、公共交通機関での”自力”での移動は初めてです。
空港第2ターミナルからMRTの乗り場へ
第2ターミナルの到着ロビーにある悠遊カードを購入したブース(桃園機場空港捷運服務=Taoyuan Airport MRT service)のすぐ前に地下に下りるエスカレーターがあります。
案内には 桃園捷運 と表記されています。
エスカレーターを下りればそこは改札。
羽田空港で京急への乗り換え、あるいは中部空港で名鉄に乗り換えるより近くてカンタンでした。
手前のキャリーに注目!
日本並みに治安が良いせいか無防備な観光客が多いのです(苦笑)
悠遊カードを持っていれば改札をピッ。料金は150元。
鉄道が安いイメージの台湾ではちょっとお高めですかね。
ちなみに悠遊カードを使用してもこの路線では割引はありません。
改札を入ったところにある撮影コーナーがちょっと不思議
電子看板に見えるこのパネル、実はよ~く見ると映っているのは画像加工された自分の姿。
モザイクや油絵風、デッサン風といった画像加工アプリでやりそうなアレです。
油絵風に私が写っています。自撮りは好きではありませんが、これならまっいいか。
いざ、桃園空港MRTに乗車
ホームに到着すると同時に入ってきた台北駅行きの列車に乗りました。
利用したのは、直達車(注.現地の漢字表記とは若干異なります)
台北までの所要は約40分。空港駅と台北の間の停車駅は2駅の快速列車です。
空港から台北へ向かう列車は1時間に8本ほどあり、普通車と直達車が半々でした。
普通車との所要時間の違いは15分ほどです。
桃園空港MRT直達車の車内のようす
開通間もない列車とあって、それはピカピカでございます。
大型のキャリーケースが置けるコーナーもあります
足元には小型のキャリーケースを収めるスペースも用意されています。
が、席が空いていたので2席占領してキャリーケースを置いています。(>_<)
飛行機並みのテーブルもついています。
しかし、飲食禁止です。ドリンクの置ける型枠があっても、です。
ちなみにシートはリクライニングできません。
沿線の風景はこんな感じ
台北市内のMRTはほとんど地下鉄ですが、桃園空港からの路線はほとんどが高架なので車窓風景が楽しめます。
空港を出てしばらくのどかな風景が続きます。
台湾は車は右側通行なのに鉄道は左側通行のようです。
日本で新幹線から撮った風景といっても違いはわかりません(笑)
30分近く走ると高層住宅が立ち並ぶ風景に変わります。
桃園空港MRT 台北車站に到着
桃園空港駅から40分ほどで、台北駅(台北車站)に到着。
ホームドアもついた近代的なホーム。ノスタルジックな台湾鉄道とは対照的です。
途中停車した駅は3つでした。
帰りは松山空港を利用したので利用しませんでしたが、台北から乗る場合は直達車と普通車は別々のホームになるようですのでご注意ください。
駅舎もピカピカで明るく開放的。
こちらの竹のオブジェ!?は、日本人建築家の設計だそうです。
台北駅周辺の地下が難しい!
ここまでは案外スムーズに来てしまいましたが、ここからが試練。
地下街をたどってホテルまで向かおうとしたのですが、方向はわからないし、出口の検討もつきません。
次の行動のためにホテルに荷物を預けるよりも、コインロッカーのほうが早いかと思いましたが、ハイテク過ぎて使い方がわからず、これも玉砕(泣)
ちなみにコインロッカーの漢字表記は置物櫃
地下で迷ってるより、地上に出てリセットしようかと・・・
出口の案内を見ても察しがつきませんでしたが、外に出てこの建物見たら思い出した!
このレトロかつ巨大な建物は、台鉄の台北駅ではありませんか!
ここでGoogle Mapを駆使しておおよそ方向感覚は戻ったものの暑くてクタクタ・・・
ホテルは鉄道駅から少し離れているため、台北駅から歩いてもさほど変わらず徒歩10数分とのこと。ここで体力を消耗したくないのでタクシーに乗ることにしました。
タクシーでホテルまで
台北駅でタクシーはすぐにつかまえられましたが、日本語も英語も通じない運転手さんでした。
ジェスチャーとiPadを使ってホテルの名前や地図を提示するものの、ホテルがわからなかったらしく、とりあえず住所を頼りに近くまで進み(タクシーで5分ほど)、「この先だと思うから歩いて行って」みたいな感じでおろされてしまいました~(>_<)
台湾の人にしてはちょっと不親切でしたが、日本にも同程度のタクシー運転手はいます。(実体験としては大阪とか京都、ね)
まあ、数年前大雪の中、タクシーのドアが開いた瞬間に私たちが日本人とわかってあからさまに乗車拒否したK国のタクシーに比べたら全然許せる対応ですけど。
台北はホテルも多く、タクシーの運転手さんもすべて把握しているわけではないので、よほど大きなホテルでなければアプリの地図などを準備しておくことをおすすめします。
無事に2泊するホテルに荷物を預けて1日目の観光スタートです。
こちらから旅行記のプロローグとリンク集がご覧いただけます。