2018年11月の台湾の旅 つづきです。
金瓜石(きんかせき)の黄金博物館の見学を終え、バスで九份へ。所要は10分ほど。
始発の金瓜石からはどれに乗っても九份を通ることになります。たまたま往路と同じ965番のバスに乗車して九份へ到着。
日曜日の夕方少し前、ここから台北行きに乗る人の行列が多いです(でもこの時刻は序の口です)
九份からの帰りのバスが混雑する場合、金瓜石までバスで行き、(台北市内行きの)始発から乗ってしまうという手もあります。
いざ!九份 リベンジへ
前回(2008年)の旅では、電車を乗り間違えた上にやっとたどり着いた九份の天気はダメダメ。時期的に雨季にあたるので仕方ないのですが・・・
(2008.1.4撮影)
温暖な台湾でも1月の雨は肌寒く、茶房でお茶をした後、名物の夜景を見る間もなく下山してしまいました。
今回は、何がなんでもあの名物ショットを撮りたい!
と意気込みましたが、人混みが苦手な私にとっていきなりの試練。
半端ない基山街の人混みを実感
メインストリートの基山街の歩道の人混みももはや名物!? 風情を楽しむ余裕はありません。
前回はお正月休みに行きましたが全然込み具合が違います。この10年にいったい何が?
(2008.1.4撮影)
同じ鉱山跡でも、金瓜石は広大な敷地を活用した公園になっていたのですが、かたやこちら(瑞芳鉱山)の跡に残る町並みはこのとおり。地元民というよりは外国人観光客、特に日本人に人気のスポットです。アニメに詳しくない私は「千と千尋の神隠し」の雰囲気があるのかどうかよくわかりません。
食べ歩きグルメは充実しているけど・・・
小腹は空いているので何か食べたい!
前回は、芋の団子?が入ったお汁粉みたいなものをいただきました。(生姜も効いていて体も温まりましたが)
(2008.1.4撮影)
10年前と同じものでは”成長”がないので(笑)、違うものを探し求めます。
派手な看板と実演をしていたこちらに注目! ピーナッツとアイスのクレープ巻?
すごい人混みで蒸し暑くなってしまったのでアイスはちょうどよかった・・・(かき氷はこの季節ないんです)
ただ、座って食べる場所もないし歩きながら食べることもできないので・・・ホント大変。お店によっては座るスペースもありますが、夜市みたいな感じの席なので、もっとくつろぎたい場合はそれなりのお店に入ることになりそう。
展望台からの眺め
基山街を登り切った先の展望台へ行きました。
ここ、展望は良いのですが、くつろげるようなスペースはありません。
豎崎路に行ってみますが、まだ夜景には時間が早いようです。(午後4時20分頃)
この後、しばらく歩いてみましたがとにかく人が多いので疲れ果てました。ただでさえほとんど徹夜のような感じで台湾に来てしまいましたので・・・
そしてこの後、茶房で夕暮れまでで1時間ほど休憩して時間をつぶすことになります。
その後になんとか撮れました!
九份名物の夜景が撮れた~
これです!これが撮りたかったんです
しかしここは石段が続く狭い道。そこに人がぎっしり、なかなか進みません。みんな写真を撮るのに必死で周囲のことに気を配る余裕がなくなっています。
どこから湧いて来たかと思うほどの観光客は、会話を聞いていると大半が日本人のようでした。やはりみなさん、この景色撮りたいんですね~
まあ、私もそのうちの一人ですが、正直1回撮れたら満足です。もういいです。
九份から台北行きのバスも965番で
余韻に浸る間もなく、午後6時ちょっとすぎに九份を後にバスへ乗ります。
バス停付近は、明るい時間帯よりはるかに人が多くなっていました。タクシーの客引きもたくさん現れました。
台北行きのバスは乗り込むのも「戦い」というウワサもありましたので覚悟していました。
が、私の乗った965番のバス。1本見送ったらあっさり乗れました。バス停に着いて10分くらいでした。
手際よく行列を整理するおじさんに、「北門(ペイメン)」と言ったら並ぶ列を指示してくれました。高速を走るため着席できる人数以上は絶対に乗せません。
高速を降りた後、北門(台北駅直結)、西門町などを経由して板橋に行くバスです。
若干空席はありましたが、往路よりははるかに人が乗っています。
途中、若干夕刻の渋滞はありましたが1時間20分ほどで北門へ到着。ほとんどの乗客が西門町まで行くようでした。
ここから台北駅までは地下街を経由して行かれます。台北駅周辺、西門町、中山駅周辺に宿泊するならばこのバスに乗車するのがオススメです。
しかし近年の九份は(というより台湾自体が)とても観光客が多くなっています。
確実に九份まで行きたい場合は、現地発着ツアーを利用するという手もあります。時間に制約はありますが、激混みシーズンなどには確実にバスで送り迎えしてもらえる安心感はあると思います。
この後は、ホテルへチェックイン後、夜市へ向かいます。