おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【台湾ひとり旅行記9】10年ぶりに名物夜景を求めて「九份」へリベンジ

スポンサーリンク

2018年11月 ANAの特典航空券を利用した台湾ひとり旅の旅行記です。

金瓜石(きんかせき)の黄金博物館から、山を下るバスで九份へ向かいます。

 

始発の金瓜石からはどの系統のバスに乗っても九份を通ります。

乗ったのはたまたま往路と同じ965番のバスでした。九份へ到着です。

f:id:momoyorozu:20181215112951j:plain

降車してから撮影した写真です。

日曜日の日没前、すでに台北に向かう行列ができています。

この時刻は序の口です。日が暮れてから人が押し寄せる九份は、このあとが本番!

 

 

いざ!九份 リベンジへ

前回(2008年)の旅では、電車を乗り間違えた上にやっとたどり着いた九份は・・・

超残念なお天気でした。

f:id:momoyorozu:20181224182806j:plain

時期的に雨季にあたるので仕方ないのですが・・・

f:id:momoyorozu:20181224182832j:plain

(2008.1.4撮影)

温暖な台湾でも1月の雨は肌寒く、茶房でお茶をした後、名物の夜景を見る間もなく下山してしまいました。

今回は、何がなんでもあの映え写真を撮りたい!と意気込んできましたが、人混みが苦手な私にとっていきなりの試練。

半端ない基山街の人混み

f:id:momoyorozu:20181224183008j:plain

f:id:momoyorozu:20181224183052j:plain

メインストリートの基山街の歩道の人混みももはや名物!? 

風情を楽しむ余裕はありません。  

前回はお正月休みに行きましたが全然込み具合が違います。この10年にいったい何が?

f:id:momoyorozu:20181224183624j:plain

(2008.1.4撮影)

 

同じ鉱山跡でも、金瓜石は広大な敷地を活用した公園になっていたのですが、こちら(瑞芳鉱山)の跡に残る町並みはこのとおり。

浅草の仲見世か原宿の裏通りをコンパクトにしたような感じでしょうか。

地元民というよりは外国人観光客、特に日本人に人気のスポットです。

 

食べ歩きグルメは充実しているけど・・・ 

小腹は空いているので何か食べたい!

前回は、芋の団子?が入ったお汁粉みたいなものをいただきました。

これは生姜も効いていて体も温まりました~

f:id:momoyorozu:20181224184719j:plain

(2008.1.4撮影)

10年前と同じものでは”成長”がないので(笑)、違うものを探し求めます。

派手な看板と実演をしていたこちらに注目! ピーナッツとアイスのクレープ巻?

f:id:momoyorozu:20181224184756j:plain

f:id:momoyorozu:20181224185353j:plain

すごい人混みで蒸し暑くなってしまったのでアイスはちょうどよかった・・・

(行ったのが11月なのでかき氷はないんです)

しかし、座って食べる場所もないし、歩きながら食べることもできず大変。

お店によっては簡易的な飲食スペースを用意しているところもありますが、しっかりくつろぎたい場合はそれなりのお店に入ることになりそう。

(この後、まったりするお店を求めていきます)

展望台からの眺め 

基山街を登り切った先の展望台へ行きました。

f:id:momoyorozu:20181224185813j:plain

f:id:momoyorozu:20181224185903j:plain

ここも展望は良いのですが、くつろげるようなスペースはありません。

撮影定番スポットである豎崎路に行ってみますが、まだ夜景には時間が早いようです。(午後4時20分頃)

f:id:momoyorozu:20181224190222j:plain

この後、しばらく歩いてみましたがとにかく人が多いので疲れ果てました。

ただでさえほとんど徹夜のような感じで台湾に来てしまいましたので・・・

 

この後、茶房で夕暮れまでで1時間ほど休憩して時間をつぶしました。 

 

その後にリベンジ達成!待った甲斐がありました。

九份名物の夜景が撮れた!

f:id:momoyorozu:20181224190900j:plain

f:id:momoyorozu:20181224191545j:plain

これです!これが撮りたかったんです。

しかしここは石段が続く狭い道。そこに人がぎっしりで、なかなか進みません。

みんな写真を撮るのに必死で周囲のことに気を配る余裕がなくなっています。

f:id:momoyorozu:20181224191008j:plain

f:id:momoyorozu:20181224192039j:plain

どこから湧いて来たかと思うほどの観光客は、会話を聞いていると大半が日本人のようでした。

多くは日本からのツアーか、あるいは現地ツアーに参加しての団体のようです。

 

やはりみなさん、この景色撮りたいんですね~ そりゃそうだ。

私もそのうちの一人ですが、正直1回撮れたら満足です。

この人混みがなければ来たいですが、当分はいいかな。

 

九份から台北行きのバスも965番で

余韻に浸る間もなく、午後6時ちょっとすぎに九份を後にバスへ乗ります。

バス停付近は、明るい時間帯よりはるかに人が多くなっていました。

タクシーの客引きもたくさん現れました。

f:id:momoyorozu:20181224192226j:plain

 

台北行きのバスは乗り込むのも「戦い」というウワサもありましたので覚悟していました。

手際よく行列を整理するおじさんに、「北門(ペイメン)」と言ったら並ぶ列を指示してくれました。

高速を走るため着席できる人数以上は絶対に乗せません。乗客をカウントしています。

行きと同じ965番のバスですが、1本見送ったらあっさり乗れました。

バス停に着いて10分くらいでした。

 

北門(台北駅直結)、西門町などを経由して板橋に行くバスです。

f:id:momoyorozu:20181224192555j:plain

若干空席はありましたが、往路よりははるかに人が乗っていました。

途中、少しの渋滞はありましたが1時間20分ほどで北門へ到着。

北門で降りる人は少なく、この先の西門町や板橋まで行くようでした。

f:id:momoyorozu:20181224192817j:plain

ここから台北駅までは地下街を経由して行かれます。

 

まとめ

九份の夜景がリベンジできたことは良かったです。

しかし近年の九份は(というより台湾自体が)とても観光客が多くなっています。

はじめてならば、現地発着ツアーを利用するのがいちばんですが、滞在時間に制約があります。

リピーターであれば、この高速経由の路線バスで行く手段も検討してみてはいかがでしょうか。

くれぐれも階段での撮影にはご注意くださいね。

 

この後は、ホテルへチェックイン後、夜市へ向かいます。(忙しい~)

 

こちらから旅行記のプロローグとリンク集がご覧いただけます。

www.momoyorozu.net