2018年11月 ANAの特典航空券を利用した台湾ひとり旅の旅行記です。
台北市内に宿泊し、2日目は台北発の現地ツアーで台中に向かいます。
その出発からのようすを振り返ります。
ツアー集合場所 台北駅(臺北車站)へ
ホテルから台北駅まで徒歩15分ほどの距離。
到着した日は荷物があったのでタクシーに乗りましたが、身軽な日は徒歩で!
当日は朝から雨。前日は雨の予報が外れて晴れたので、これくらいガマンです。
台北駅地下街
雨除けも兼ねて地下街へ入ります。まったく海外の雰囲気がしない表示(笑)
開店前の地下通路を歩いても、まるで名古屋にでもいるみたい(笑)
台北駅中央フロア
台北駅はシンプルな四角形の駅なので、出入口の東西南北がわかりやすい!
出入口は、東西南北の四方向プラス1~3の番号がついています。
ただし、このシンプルさは「1階限定」です。地下に入るとMRTや高鉄(新幹線のこと)の駅が乗り入れているため迷宮です(苦笑)
この中央フロアは天井も高く開放的ながらも、重厚感もあります。
JR東日本が冬の東北をPRしています。雪の降らない台湾の人にとっては、この雪景色が人気のようです。
正面は、台鉄(台湾の国鉄)の券売所と改札。
前回はここで親切にしてもらったにもかかわらず、乗る列車を間違えてエラい目に遭ったな~などと懐かしむ私。
集合時間まで時間があるので、しばらく台北駅構内(迷うので1階のみ)を探検しました。
kkdayのツアー集合場所 台北駅の東1門
集合時間の8時50分より少し前に、東1門に到着。
大きな建物ですが、東西南北を把握すればとりあえずオッケー(笑)
迷うこともなくたどり着けたのはいいのですが、人がごった返しています。
空港のようにツアーカウンターがあるわけではなく、ゼッケンをつけた係員が参加者のチェックをしています。
が、いくつもツアーがあるようで一体私はどこへいったらいいんでしょう??
ゼッケンをつけたスタッフを見つけよう
周囲を見渡すと、なんとなく日本人の雰囲気(隅っこに固まっていて、比較的静か)を察しました。
その近くにいた係員に声をかけるとドンピシャ!でした~
台北駅から台中へ向けバスで出発
参加者が揃ったら出発。
駅舎を出てすぐのところにバスが待機していて、ほぼ定刻に出発しました。
国籍混載のバスで台中へ
参加者は25名。日本人が半数以上、そして韓国、香港の方がいらっしゃいました。
おひとりさまな私は2席占領できました(^^)v 席もゆったりしています。
これに対して添乗員さんはひとりです。
3か国語を操り(日本語、英語、中国語の順で)説明してくれました。
すごーいと感心しまくる私。(この翌年のマカオも5か国語を操るガイドさんでした)
台中までは2時間ほどの予定ですが、台北市内から渋滞が続き、予定時刻より少し遅れ気味。
高速道路にのってからのサービスエリアでの休憩は、トイレに行く人だけが降り5分ほど。
参加者の方々は時間を守り、車内も静か。
国籍混載ツアーでもマナーが良い方ばかりなのは幸運でした。
車内ではペットボトルのお水も配られました。
渋滞の末、30分遅れで台中市へ
高速道路でも断続して渋滞が発生し、到着の遅れを調整するために見学の順序が変更となりました。
30分遅れくらいの12時近くに台中国家歌劇院に到着しました。
台中市内に入った頃には、すっかり雨もやんでいました。
日本人の設計による台中国家歌劇院
2014年に完成し、2016年9月にオープンしたばかりの国立のコンサートホール(オペラハウス)。日本人の建築家・伊東豊雄氏が手掛けています。
独創的な外観のデザインもさることながら、中に入るともっとビックリ(@_@)
エントランス
平面がなく、ほぼ曲線で構成された摩訶不思議な世界。
まるでスペインのあの巨匠を彷彿とさせる空間です。
2F 大劇場フロア
赤を基調としたフロアです。
壁になっている部分には穴があいていて、そこから光が差し込んできます。
一方、中劇場はブルーを基調としたフロアになっているそうです。
ミュージアムショップなど
こちらは企画展示スペースでしょうか
遊び心のある壁面ではありますが、つくった職人さんは大変だぁ~
建造物大好きな私、まさかこんな斬新でそれも日本人が設計した建物に出会えるとは想定外でした。
できることなら「工事中」が見たかったんですけど~(笑)
屋上
周囲のビルを”借景”にしている感じさえ受けます。
高層マンションが立ち並ぶこの周辺は、台中市内でもセレブなエリアだそうです。
階段を降りながらもキョロキョロしたくなる空間
台中国家歌劇院での自由時間は45分ほど。もう15分ほどあればショップやカフェなどでもゆっくりできそうでした。
館内は個人でも無料で自由に見学ができます。
ただし、曜日やイベント開催により入館できない場合もあります。その場合はツアーでの立ち寄りがないこともありますのでご注意ください。
このあとは自由昼食を兼ねて勤美誠品緑園道へ向かいます。
こちらから旅行記のプロローグとリンク集がご覧いただけます。