2018年11月の台湾の旅 つづきです。
台北発の日帰り台中ツアーは、台中国家歌劇院、自由昼食(勤美誠品緑園道付近)の後、いよいよ人気スポットへと進んでいきます。
午後の部のスタートは宮原眼科。台中でいちばん行きたかったスポットです。多分、台中へのツアーに参加される方の多くがそんな感じかと思います。
宮原眼科とは
日本人医師・宮原武熊氏によって(日本統治時代の)1927年に開業した医院です。当時は台北市内で最大規模の医院でしたが、日本の敗戦後、宮原氏は帰国することになり、この建物は一時は市立の病院としても使われていましたが、その後40年ほど放置されていました。取り壊す寸前で、パイナップルケーキの老舗でもある日の出グループがリノベーションして、当時の名前「宮原眼科」としてスイーツ店をオープンさせました。
宮原眼科 建物外観
宮原眼科のレトロな建物の前でバスを降りますが、ここで私たちが向かうのは別の店舗。
というのも本店?の宮原眼科はここ数年超人気スポットでもあり混雑しているのと、座って食べられるスペースがありません。そこで近年オープンした支店でもある台中市第四合作社へ向かいます。
「宮原眼科」から「台中市第四信用合作社」まで歩く
右手に宮原眼科の建物がありますが、正面の川を渡って5分ほど(写真左手方向に)進みます。
東京・秋葉原と大阪・日本橋をミックスさせたような電気パーツ街を抜けていきます。
直進するだけで200メートル。迷う理由もなく5分ほどで到着です。
台中市第四信用合作社
こちらも日の出グループがかつて銀行だった建物をリノベーションさせてオープンしたスイーツを取り扱う店舗です。
かつての銀行を思わせる金庫の扉のようなものが現存していますが、開きません(笑)
台北市第四信用合作社店内(1階)
正面左手の入口を入ると、足元に・・・巨大な蟻!
銀行らしい窓口やレート表示板を模した価格表があります。アイスは店の奥へ。
店内は11月中旬ということですっかりクリスマス色になっていました。
とはいえ、この日の気温は25度くらいあったのでアイスを食べるには余裕の気候。
いざ、並びます。
この時はほとんど並ばなくても買えるくらいでしたが、ゆっくり写真を撮っていたら同じバスツアー(25名)の集団の最後になってしまいました(-_-;)
あらかじめバス車内でメニューを配ってもらっていたのですが、ショーウインドウを見ると迷ってしまい・・・少し並んで考えるくらいの時間があってよかったです。
そして並んでいる間には試食をすすめられました。私は差し出された2種に加え、迷っていたものをリクエストして1種。すでにここで3種お味見完了~
こちらがメニュー
とにかく種類が多い!「四信スペシャル」というのはこの店舗限定のようです。
アイスの注文の方法
1)シングル・ダブル・トリプルのいずれかを決める
2)決めた数のアイスクリームを選ぶ
大きく分けて、「チョコレート系」「フルーツ系」「ティー・コーヒー系」「ヨーグルト系」があります。
3)ワッフルボールやスペシャルトッピングなどのオプションを選びます。
ここでいったんお会計です。
お会計の後、別のコーナーでトッピングを選びます。
トッピングは、パイナップルケーキや太陽餅、クッキーなどの焼き菓子からドライフルーツ、チョコレート、ナッツ類などがあり、シングルなら1つ、ダブルなら2つ・・・というように選べます。
台北市第四信用合作社店内(2階)
宮原眼科(本店の建物)と違って、こちらは座っていただける飲食スペースがたっぷりあります。特に2階は広々していてどこでも座り放題。
大理石風のカウンターも銀行の名残が感じられますね。
で、私の選んだ席とアイスがこちら
古き良き銀行の商談スペースに陣取りましたが、なんとも写真映えしないアイス(爆)
高山ウーロン茶のアイスにパイナップルケーキトッピング、ワッフル付きです。
センスなさすぎだわ、私。ムダにワッフルに盛っている感もありますが、あのカリカリ感は味わいたかったのです。それに、限られた時間でおひとりさまで食べなきゃいけないのでこんなもんです(T_T)
それに試食でいろいろ食べたのでシングルでも十分満足。
ちなみに、下の写真のトリプル(ワッフル付き)にトッピングしたらかなり豪華になると思います。
Google画像検索で「宮原眼科 アイス」で検索すると、すごいの出てきますしね。
アイスは評判どおり美味しいです。私個人的には牛乳が苦手なのですが、いわゆるミルクっぽさが売りのアイスではなく、素材を生かし、濃厚だけど南国らしいさっぱり感のある印象でした。ティー系(紅茶や台湾茶)は、甘いのが苦手な方にもオススメです。
この後は、おみやげを求めてショップ探検です。