2018年11月 ANAの特典航空券を利用した台湾ひとり旅の旅行記です。
台湾最終日の3日目午前中は、ホテルに荷物を預けて近くの問屋街を探索しました。
私はお茶処 静岡県の住人なのでちょっぴり日本茶にはうるさい(つもり)です。
地元のお茶もですが、台湾の烏龍茶も大好き。
かつてサン〇リーのウーロン茶が「烏龍茶」だと思っていたところ、台湾の凍頂烏龍茶にはじめてであった時の衝撃といったら・・・ 日本茶に近い上品な香りと甘さの虜になってしまいました。
前回の旅でも問屋さんのようなところへ出向いて購入しましたが、今回はホテルからほど近いところに日本語対応してくれるという茶問屋があるというので行ってみました。
ホテルから徒歩5分の散歩
宿泊したホテル(シティスイーツ台北南西)からびっくりするほど近くでした。
朝の路地を歩いていると地元の方々が寺院にお詣りしている風景が見られました。
日本の神社の感覚でしょうね。
お店は公園の傍にありました。(その名も「朝陽茶葉公園」)
公園では太極拳をする人々がいて、台湾ののどかな日常を垣間見ることができます。
公園の名からも周辺には茶問屋が数件あるようです。
小規模ながら良心的な「徳興茶行」
お世辞にもきれいとはいえない感じではありますが・・・通好みの雰囲気ですね。
店内のようす
こじんまりした店内には、大きな缶と壺が並んでいます。
9時開店と同時に入りましたが誰もいません(>_<)
声をかけると奥から40~50代くらいの男性が出てきました。
クチコミでは店主は年配のおじさんがいるらしいのですが、不在だったようです。
「試飲できますか?」お伺いしたところ準備してくださいました。日本語が通じます。
茶葉の試飲もできます
壁の般若心経がなんとも渋いインテリアです。
まずは高山(凍頂)烏龍茶
高山烏龍茶は標高の高いところで収穫されるお茶の総称。
凍頂の他にも阿里山や梨山など上のブランドもありましたが、とりあえず飲み慣れている凍頂で2~3種類を飲み比べてみました。
私の舌はぜいたくにできていないので、最上級でなくても十分においしく感じられました。
1日目の九份の茶房でも体験しましたが、台湾烏龍は1回の茶葉で10回くらい出すことができ、コスパ良すぎです。
台湾のお茶は年に4回収穫するそうで、その中でも日本と同じ春、そして秋のお茶が量、質ともにいいとのことでした。
ちょうど私が行ったときは秋茶の収穫後の「新茶」シーズンでしたよ。
次はジャスミンティー(香片)
茶葉の購入方法
伝票を出してくれるので、試飲や購入を希望する銘柄を指示すればオッケー。
600g単位での価格表になっていましたが150g単位での販売、袋詰めをしてくれます。
無理に高いものをすすめてくるということもないので安心して購入できました。
20分近く試飲させてもらい凍頂烏龍茶とジャスミンティーを購入しました。
写真右のジャスミンティーはおまけです。(購入したものよりは安いものだそうですがこれも十分においしかったです)
お値段は決して安くはありませんが、おみやげ屋さんで買うより上質なものをお手頃価格で購入できます。
オシャレなパッケージを求めるならばデパートや空港などで購入もありですが、本気でおいしい台湾茶を飲みたい方、まとめ買いをしたい方にはおすすめしたいお店です。
私は仕事中の水分補給にこの凍頂烏龍茶を愛飲しています。
とにかくしっかり何度も出ます。
そして、朝の1杯、一番出しの香りがメチャクチャ良いです。
良い買い物ができて満足。この後は、迪化街へ向かいます。
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