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【台湾の旅23】たばこ工場跡をリノベーションしたアートゾーン『松山文創園区』後編

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2018年11月の台湾の旅 つづきです。 


松山文創園区(Songshan Cultural and Creative Park)内には、たばこ工場建屋以外にも歴史的建造物が数多く残されています。さらに新旧融合のコラボレーションも。 

  

たばこ工場跡の歴史的建造物

検査室

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操業時には守衛所の役割を担っていましたが、現在はギャラリーとして貸し出されています。

ボイラー室

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工場内の動力を生み出していた建物。かつては台北のシンボルの煙突もいまでは近くに完成した台北101にその座を奪われました。

園内からは台北101を臨むこともできます。

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機械修理工場

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工場内の機械を修理していた木造の建物には、工房とカフェが入っています。 

託児室

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操業時には工員が2000人ほど働いており、その子供たちの遊ぶ施設でした。現在は書店になっています。

 

台北市の繁華街に近い場所にありながら園内は緑も多く、アウトドアランチする方、子ども連れなど、市民の憩いのスペースになっています。

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せっかくなのでリノベーションされたカフェでランチをいただきます。

 

LIULI CAFEでランチ

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機械修理工場の建物内にあるLIULI CAFEは、ギャラリースペースとカフェスペースがあります。

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カフェバーというオシャレ空間で少々緊張しちゃいますが、なんとおひとり貸切状態!

おすすめランチのマッシュルームピザトーストをいただきました。

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全然台湾料理ではありませんが、具もたっぷり&手作り感のある美味しいトーストでした。
 

食後は、たばこ工場に向かい合うように建つビルへ

台北文創ビル

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ホテルと商業施設が入るこのビルの設計は、日本人建築家の伊東豊雄氏です。前日に訪ねた台中の国家歌劇院の設計者でもあります。日本人の活躍はうれしいですね。

 

 

eslitehotel(エスリテホテル 誠品行旅)

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2019年には日本にも初出店する話題の書店「誠品書店」の経営するホテルです。このアート空間にあるのでデザインにもこだわっているようで、一度泊まってみたいものです。

市街地にあるのにまるでハワイ!?なショットが撮れました(^^)v

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誠品生活松菸店 

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商業施設エリアには、書店や雑貨店、飲食店が入っています。アートゾーンらしいフロア構成は松山文創園区ならではですね。

時間があまりなかったので駆け足になってしまいましたが書店をのぞいてみました。

草間彌生さんの特設コーナーがありました。

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ここのディスプレイも目の保養になります。

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急ぎ足で建物やショップを見学&ランチで2時間半でした。

イベント&ショッピングなどここだけで1日楽しめそうな空間です。自然と歴史的建造物が融合した素晴らしい空間でアートまで楽しめるなんてぜいたくですよね。

 

私が訪れた時は、日本人にはあまり出会いませんでした。金瓜山の黄金博物館とあわせて古き良き日本統治時代の面影を残す場所として、ぜひ訪ねていただきたい施設です。

この後はタクシーで松山空港へ向かい帰国の途へ