2018年12月の鹿児島の旅 つづきです。
鹿児島市内は10年ぶり4度目。仙厳園、城山展望台、維新ふるさと館は前回行っているので、今回は未踏の観光スポット、そしてこの日最終回を迎える大河ドラマ館を巡りました。
鹿児島市内周遊に便利なカゴシマシティービュー
鹿児島は地方都市といえども県都。歴史スポットはその市街地に集中しています。駐車場などは少なく、有料も多いため効率的にめぐるには路面電車の他、観光スポットを巡回しているバスが便利です。
10年前にも利用したカゴシマシティービューを利用しました。
路線図
ただ、一方向にしか走っていないのが地味に不便ですが・・・
料金と1日乗車券
1乗車190円。乗り放題の1日券は600円。4回以上乗り降りすれば元がとれます。
運行間隔
日中は30分に1本の間隔で運行されています。
競合の「まち巡りバス」が登場していた!
10年前に鹿児島を訪れた時にはなかった まち巡りバス は、2011年の九州新幹線の開通を機に運行されているようです。
カゴシマシティービューが鹿児島市営であるのに対して、こちらは地元の民間バス会社が運営。
ルートはほぼ同じで、20分に1本という運行スケジュール。さらに1乗車あたりの料金は、シティービューが190円に対し、まち巡りバスは170円でした。1日券もこちらは500円です。民営ならではの努力が見られますね。
便数が増えたと思えば便利なのですが、致命的な欠点がありました。
カゴシマシティービューとまち巡りバスの1日乗車券は共通利用できません
これって運営会社が違うから当然かもしれませんが、日常利用するわけではない観光客にとっては超不便。このような案内表示がしつこいくらいに掲示されていましたが、それよりうまく協力していけないのかしら?
私は都度払いの利用なので、来たバスにすぐに乗りました。おかげで双方の乗車を体験することができましたが、さほど違いはありません。
カゴシマシティービューの車内
カゴシマシティービューに乗って下車したのはこちら
西郷隆盛銅像前で記念撮影
鹿児島といえば、まずはここでしょ!
車窓からは見たことはありますが、今回は大河ドラマ「西郷どん」記念ということもあって、下車観光です。
交通量の多い道路に面していますが、道路の向かい側にある写真撮影用スポットからなら人物と一緒の撮影も可。
こうやって見ると大きく見えませんが、なんと身長は5.2メートルもあります
上野公園の西郷さん(3.7メートル)より大きいですが、歴史的には鹿児島が”後輩”。上野の着物姿で犬を連れたのどかなイメージとは対称的で、こちらは軍装でキリリとした印象です。
その迫力は、やはり真下に行くのが一番! 顔が怖いです!!
続いては、薩摩のもうひとりの英雄といわれるあのお方を祀る神社と、かつての城跡へ向かいます。