2018年12月の鹿児島の旅 つづきです。
レンタカーごとフェリーに乗って桜島に到着です。フェリーターミナル周辺には観光客の立ち寄りやすい温泉施設や宿泊施設、足湯、道の駅などが集まっています。
温泉にも入りたいけれど、まずは観光・・・ということで拠点となるビジターセンターに立ち寄りました。
ビジターセンターで桜島をお勉強
桜島を観光する前に桜島を知ることからスタートです。しょっちゅう噴火しているというイメージしかありませんが・・・
ビジターセンターは桜島のことを紹介する展示施設。入館無料です。
館内は、自由に撮影してどんどんシェアしてね、というスタンスです。
桜島の成り立ちから歴史、人々の生活などパネルや模型で詳しく紹介されています。
桜島は東西約10キロほどの島でしたが現在は大隅半島と陸続きになっています。人口は6000人ほどで、15年ほど前に鹿児島市に編入されています。
しかしこれだけ噴火を繰り返しながらも多くの人々が生活しているということにも驚きました。
噴火の予兆があるのかないのか・・・わかりませ~ん
しかし、この数字を見ると今年(2018年12月現在)はヤバイらしいことがわかります。
ブラタモリで一躍メジャーになった「赤色立体地図」もありましたよ。
桜島で噴火は「日常」だそうで、子供たちはヘルメットをかぶって通学です。
珍しい姿だからといって子どもたちの顔を映したりしないでね、という警告ですが、私の住むまちも何十年も前から(東海地震が来るといわれて早40年)小学生はヘルメット着用。なので見慣れた姿なのですけど・・・
一方こちらの方が私には珍しくて興味がわいてしまいました。
克灰袋(こくはいぶくろ)と降灰ステーション
火山灰を集めて収集する風景の再現です。桜島内だけでなく鹿児島の市街地でも降灰は日常のことなので、こんな専用袋が用意されているのです。火山灰を克服しようという力強いネーミングですね。
コンクリートの土台に描かれている市章が「島津」なのも鹿児島ですね~
ビジターセンターで買える桜島のおみやげ
ビジターセンターの入口に特産物が並んでいます。
桜島大根のお漬物(千枚漬けみたいな感じ)と火山灰や温泉で染めたハンカチを買ってきました。
こちらはどうでしょう? 私はチャレンジできませんでした~(T_T)
あと、克灰袋をモチーフにしたグッズがあり個人的には気に入ったのですが、他の地域じゃ理解してもらえなそうで断念(T_T)
ビジターセンターへのアクセスと島内の交通事情
ビジターセンターは、桜島のフェリーターミナルから300メートルほどの場所にあります。車なら2~3分、歩いても10分弱の距離です。
桜島島内は周遊バスも走っていますが、本数は少ないので、フェリーターミナル周辺の観光スポットなら徒歩で、それより先に行きたい場合は、バスの時刻をしっかり調べ計画を立てることをおすすめします。
外国人の観光客の方もレンタカーで周遊するくらいなので、普段ペーパードライバーという方もレンタカーを借りるのもありです。島内の道路は広く走りやすいうえにとにかくすいています。そして駐車場も広々。
レンタカーは島内でも借りられるようですが、鹿児島市内で借りて1日乗るほうがコストパフォーマンスはいいです。さらに飛行機を利用するならそのまま鹿児島空港に乗り捨てても(あるいはその逆でも)オッケー。ルート上には温泉や神社など立ち寄りスポットもたくさんあります。(この先、ブログで紹介していきます)
その場合フェリー乗船が気になるところですが、まっすぐ進んで停めるだけ。車庫入れできなくても全然オッケーですから~(笑) 強いていえば鹿児島市内でレンタカーを借りてフェリーターミナルに向かう市街地(私は路面電車が怖いっ)がいちばん難所かも、です。
ここからいよいよ桜島をドライブして対岸の大隅半島へ向かいます。