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【冬のイタリア周遊ツアー2】ツアーで行く場合の羽田空港での手続きなど

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2019年2月の冬のイタリア周遊ツアー旅行記です。

この記事では、ツアーで行く場合の羽田空港での手続きや注意点などをまとめました。 

新型コロナ感染拡大により海外ツアーについては以前のような流れに戻るのにはもうしばらく時間がかかると思われます。
この記事は、それらを踏まえたうえで「いつかまたこんな日が来ますように」という気持ちでお読みいただければ幸いです。

 

ツアー出発は羽田空港発JAL便で

静岡県民の私ですが、ここ最近欧米に行くのは羽田からと決めています。

ツアーの選択肢が多いのはもちろんですが、飛行機のスケジュール、機材(名古屋とは比べものになりません)の大きさや新しさといった条件も大きいです。

以前なら成田発の外資系エアラインも試してみる楽しさはありましたが、アメリカ系のエアラインでイヤな目に遭って以来、アジア系を除いて基本外資系エアラインは避けています。

また、ここ数年で圧倒的に羽田発着の国際線が増加しているので、コストも時間もかかる成田発はよほどのことがなければ選択肢になりません。

海外での乗り継ぎはあるものの添乗員付きのツアーならば安心ということで、今回は羽田からJAL確約のツアーを選択しました。

 

通常2時間前といわれる集合時間より少し早めにターミナル到着です。

特に地方からですと新幹線や都内の鉄道状況に万一があっても困りますので。

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とりあえずターミナルの様子を眺めるために4階へ

昨年、一昨年と深夜便利用が続いていましたが、久々の昼発です。

ターミナル内のイルミネーションは深夜便利用の方が楽しめますね。

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団体ツアーの手続きについて

出発空港での手続きについては、主に下記のような流れになります。

  1. 団体ツアーカウンターにて受付
  2. 航空会社カウンターでチェックイン
  3. 保安検査場(セキュリティチェック)
  4. 出国審査
  5. 両替、免税品ショッピングなど
  6. 搭乗ゲートにて

 

1.旅行会社(ツアーごと)のカウンターにて受付

羽田空港第3ターミナル 3階が出発フロアになります。

航空会社のカウンターのあるフロアに面して団体ツアー用のカウンター(羽田空港ではZとYカウンター)があります。

カウンターには旅行会社とツアー名が記載されています。参加するツアーのカウンターへ並びます。

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旅行直前に郵送物が届きますが、スケジュール表や荷物のタグ、おみやげカタログが入っているだけ。ここで航空券(eチケット)やオーディオガイドなど、ツアーの必需品(紛失したら大ごと)を受け取ることになります。

受付するのは、旅行会社のスタッフだったりそのツアーの添乗員さんが直接受付することもあります。

なお、「添乗員付き団体ツアー」といっても、参加者全員が集合して説明を受け、ぞろぞろと添乗員さんにくっついて移動するわけではありません。(地方空港発ならそういうツアーもありますが)

大所帯のツアーですと受付開始時刻にツアー参加者がドッと押し寄せますので、時間に余裕を持って向かうようにしましょう。

 

このツアーの場合は、受付してくれたのが添乗員さん。顔合わせを兼ね、チケットなどを受け取り、到着地の空港での集合など流れについて説明を受けました。

乗り継ぎのロンドン・ヒースローまでは各自で搭乗(セキュリティチェック及び出国審査も個別に行う)、降機した先の集合場所のみの指示という形でした。

ここで渡航中の機内でのトラブルに備えしておきたいのが以下のこと。

  • 添乗員さんの座席を聞いておく
  • おひとり参加の場合は、前後に手続きしている人たちの顔を覚えておく。あるいは軽くあいさつをしておく

 

2-1.航空会社カウンターでチェックイン

ここから先は、いったん個人旅行のような流れになります。

搭乗する航空会社のチェックインカウンターに並びます。航空会社や行き先によっては自動チェックイン機が用意されている場合もありますが、国際線はカウンターに並ぶことが多いです。

エコノミー行列覚悟で。

今回はプレミアムエコノミー利用でしたので、専用カウンターでチェックインとなりましたが・・・

カウンターは1つしかなく、全然優先じゃない!!

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ビジネスクラスでさえ行列だったので、JALはなかなか人気ということで。

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2-2.ツアーの場合のチェックインと座席指定

長時間の搭乗では希望の座席確保が最大の課題。

しかし団体ツアーの航空券の扱いは「最下位」ということを覚悟しておきましょう。

JTBでも「LOOK JTB」のような高級ツアーならば「並び席確保」などの扱いもあるので新婚旅行などで一時も離れたくない!という方はそれなりのお値段のツアーに申し込みましょう。

「オトクなツアー」に参加して「並び席が取れないのは困る」「なんとかしてほしい」としつこく添乗員さんに詰め寄る人を時々見ますがそれは違います。

ただし絶対不可能なわけではありません。

Webチェックインを利用して”自力”で希望の席を確保するのもひとつの手です。

 

WEBチェックインで事前に座席を確認&指定

JALやANAなどは搭乗24時間前のWEBチェックインで座席の確認、変更できます。

海外エアラインでは不可なこともあります。これが理由で日系航空会社確定のツアーを選ぶこともあります。

なお、WEBチェックインしたい場合は、あらかじめツアー会社から認証番号またはeチケット番号を聞いておく必要があります 

Webチェックイン操作説明(パッケージツアーでご利用の場合) - JAL国際線

 

このツアーでは上記リンクにて24時間前に確認したところ、なんと!中央4列の内側(F列)という悲惨な席しか残っていません。ツアーでかたまっているわけでもなく、余った席に適当に放り込まれている感たっぷりでした。

そのうえプレエコ(40席)はほぼ満席。このまま確定されていたら悲惨な旅のスタートになるところでした。

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最近の長距離国際線は、こんな感じで半分がビジネスクラスというのも多いです。

わずかな空席の中から通路側を確保はしてみたものの、本当は窓側に座りたい私・・・

後は当日の直談判!

出発当日にチェックインカウンターで空席をもう一度リクエスト

当日、スーツケースを預けながら、ほぼ満席なのはわかっていながらカウンターで最後の直談判です。

ここは日本。言葉に困ることなく希望をはっきりいえばちゃんと伝わりますから。

ここからは当日のやりとりです。

 私「窓側に空席があれば変更をお願いしたいのですが」

 GS(グランドスタッフさん)「あいにく本日は満席でございまして・・・」

 私「ですよね~」

 GS(モニターを見つめつつ・・・)「あっ!窓側に空席が出ております!」

 私「そ、それ、お願いします!!」

 GS「最前列のお席で、モニターなどが小さく、緊急時にはお手伝いしていただくことになりますがよろしいですか?」

 私「全然いいです! でも英語ダメですけど」

 ※非常口席は英語がわかる人という条件を昔どこかで聞いた記憶があるので・・・

 GS「言葉は大丈夫ですよ(笑)」

 

こんなやりとりで無事チェンジ決定。

なんでこのタイミングで空席? まあ何でもいいですけどラッキーでした。

その際にこんな紙をいただきました(英語力が必要とは書いてありませんね)

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3.セキュリティチェック

チェックインカウンターの混雑に比べたら案外スムーズに進んでいました。

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※写真は2017年に深夜便でロサンゼルスに行った時のもの。これより少し混雑気味でした

めったに金属探知機にひっかかることはない私なので今回もすんなり通過です。

余談ですが、一昨年のロス行き(ペルーへの乗り継ぎ)の時は、360度のボディスキャナーに入れられました。

全員というわけでなく、抜き打ちなんですがどうやって選ばれるんだろう。犯罪者扱いされているみたいでイヤ~な気分でした。それに映ってるんだろ・・・キャー(>_<)

なお、この後のロンドンヒースロー空港では、ボディスキャナーに入れられた挙句、さらに手動の探知機で足などを執拗にチェックされました(何も出なかったけど・・・)

 

4.出国審査

このあたりは撮影禁止なので写真がありません。

2018年から日本人は顔認証のゲートで出入国審査ができるようになりました。

スキャナにパスポートの写真のページを読み取らせ、顔認証が済めばゲートが開きます。

(ICチップ内蔵のパスポートを所持した日本人ならば事前登録の必要はありません)

法務省:顔認証ゲートの本格導入について(お知らせ)

無人でチェックは完了しますが、そのままではスタンプの押印はありません

私のように、たまに海外旅行に行くだけなので、パスポートには記念の出入国スタンプがないと寂しい人は欲しい!という人はその先の案内にそって有人カウンターに行きましょう。

 

5.両替など

ここから先は自由の身。搭乗時刻まで自由に過ごせます。

といっても出発時刻が搭乗時刻ではありません。10:00出発という便なら15分前までには搭乗ゲート前でスタンバイしておきましょう。

両替はどこで行ったら有利か悩みますが、近年は空港内で行っています。

両替所は、ターミナル内に保安検査前、出国後などいくつかありますので、混雑具合を見ながら適当なところで手を打ちましょう。

私のように数万円しか両替しなければ、細かく比較してもそんなに変わりません。

今回は出国後エリアの窓口で両替しました。

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ペルーの時と同様約3万円を両替しました。レートは1ユーロ約129円でした。

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ツアーはほとんど食事付き。カードも持っています。

なので現金は、現地での食事の際の飲み物代やチップ、ちょっとしたおみやげ代としてひとりあたりこれくらいあれば十分です。

アメリカなどと同様、あまり大きい額のお札は受け取り拒否されることがあるそうなので、せいぜい大きくても50ユーロ札。10~20ユーロをメインに両替してもらいましょう。ちなみにこの窓口ではおまかせで写真のような組み合わせに。(当然硬貨はありません)

 

空港にはどれくらい前に到着すればよい?

海外ツアーに参加する場合の空港到着時間の目安は、余裕をもって3時間くらいがベストです。

ツアーの説明などには2時間前という表記もあるかもしれませんが、手続きのみを考慮した場合のギリギリの時間となります。

両替したい、免税店で買い物したい、ラウンジを利用したい・・・とたまに利用する国際線ターミナルであれば、いろいろと楽しみたいですよね。

また私のように地方から出向くのであれば、鉄道などの不測の事態も少し考慮しておきましょう。最近は異常気象も多く、新幹線が止まることもケースも増えています。

午前中の出発であれば、空港近くに前泊することをおすすめします。

 

旅の準備は整いました。(モバイル環境については別記事にて)

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続いて、JALプレエコ特典の最大のお楽しみともいうべきJALのラウンジへ向かいます。

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こちらからツアーのダイジェスト・リンク集がご覧いただけます。

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