2019年2月の冬のイタリア周遊ツアー旅行記です。
今回の旅では、世界でもっともセキュリティが厳しいといわれるロンドン・ヒースロー空港での乗り継ぎがいちばんの”試練”であると、事前に添乗員さんから伝えられていました。
- チャレンジャーな80分乗り継ぎ
- 行列必至の厳しいセキュリティチェックへ
- アライアンス間の乗り継ぎのメリット
- 一息つく間もなく直ちにバス移動~搭乗
- 無事にBA580便に搭乗
- ロンドン ヒースロー空港からミラノへ
- ミラノ・マルペンサ空港到着
新型コロナ感染拡大により航空機のサービスが変更されている場合があります。
チャレンジャーな80分乗り継ぎ
ターミナル3からターミナル5へバス移動
ツアー参加者同士の顔合わせも束の間、ターミナル3に到着した後は、添乗員さんについて足早に乗り継ぎに向かいます。
乗り継ぐのは、JALと同じアライアンスであるブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
ターミナル5に移動しなければなりません。
どこをどう歩いて行ったのか振り返ることはできませんが(立ち止まる余裕もないので、写真もぶれまくりです)地上階に下りたらバスへ。
連絡バスに乗りましたが満員御礼で立ち席。
運転は荒っぽいし、構内カーブも多いので足を踏ん張るのに必死。10分ほどでターミナル5に到着です。
行列必至の厳しいセキュリティチェックへ
乗り継ぎのチェックインはよかったのですが、大変なのがセキュリティチェック(保安検査)でした。
ロンドンはテロの標的になったこともありますし、時は「EU離脱」の行く末が注目されていました(この翌年2020年2月1日に離脱)ので、何かとピリピリした時期でした。
長い行列を見て「本当に間に合うのか?」と不安になりつつ私の番。
金属探知機(ゲート)だけで通過できてしまう人もいるのに、私の番になって「あっちへ行け」と指をさされたのはボディースキャナ。金属探知機にもめったにひっかからないのに、です。
やましいことは何もありませんが、ボディースキャナを出ると、無愛想な女性係員に、踏み台に片足ずつ乗せろと言われ、棒のようなものでふくらはぎや腿まで執拗にチェックされました。めちゃくちゃ感じ悪っっっ。
(帰りに見た光景ですが)若い女の子が手荷物のひとつひとつ開けさせられチェックされていたことを思えば、まだマシだったと思います。
私たちのツアーは、待ち時間も含め30分くらいで全員(20名弱)がセキュリティチェックを通過できたので、ずいぶんと恵まれていたようです。
アライアンス間の乗り継ぎのメリット
このセキュリティチェックを除けば、ペルーに行ったときのアメリカ乗り継ぎに比べたらずいぶんラクでした。
今回利用したのは同じアライアンス(航空会社間の相互提携のようなもの)なので、荷物は到着地(イタリア・ミラノ)まで自動で運んでくれるというのがラクでした。
また、団体チケットにも関わらずJALのWebチェックイン(出発24時間前)の時に、同時にBAの座席指定もできました。
ただし、帰りはBAのシステムが許さないようで、JALも含めまったくWebチェックインができませんでした。
一息つく間もなく直ちにバス移動~搭乗
やっとセキュリティチェックも抜け、自由時間だ~と思ったのですが、最低限のトイレタイムのみ。
この後、搭乗のためバスに乗り換えました。まさかの沖止め。
この空港を拠点にしているBAなのに・・・です。
でもタラップでの搭乗は写真も撮れるし、ワクワクするので嫌いではありませんよ~
無事にBA580便に搭乗
機内は混雑気味にもかかわらず隣は空席でした~
機材はA319 もちろん窓側を確保。
座ったらどっと疲れが出てしまいました。ヒースロー空港では、到着してから1時間ちょっと座ることもなくひたすら歩いたり、行列に並んでいたわけですから。
実は、事後に添乗員さんから、これだけの短時間で乗り継ぎするツアーはこのツアーが初めてだったと聞かされました。
添乗員さんがベテランさんだったということ、またツアー参加人数が少なかったことでトラブルなく乗り継ぎできたようです。
ちなみにJALのサイトでは所要90分と提示されていましたが、個人で行かれる場合などは、不測の事態にも備え2時間以上は確保しておくのが良さそうですね。
ロンドン ヒースロー国際空港/oneworld加盟航空会社への乗り継ぎ(空港情報) - JAL国際線
ロンドン ヒースロー空港からミラノへ
ロンドンは間もなく夕暮れ 16:40ヒースロー発ミラノ行き
当然ですがロンドンの町を見ることもなく飛び立ちます。
夕方のラッシュだったようで、滑走路は渋滞気味でしたがやっと離陸。
離陸して間もなくドーバー海峡(だと思います)を渡りました。
国際線なのに(ヨーロッパ間での)機内サービスは有料です。
イギリスのフラッグキャリアなので期待していたのに残念です。
行きは様子見でおとなしくしていましが、帰りはスナック菓子を買っちゃいました。
ミラノ・マルペンサ空港到着
現地時間19:35頃。外はすっかり真っ暗です。
到着したら入国審査です。
2014年にフィンランド・ヘルシンキ経由でスペインに行った時には、(シェンゲン協定加盟国の)ヘルシンキで入国審査がありましたが、今回はシェンゲン協定に加盟していないイギリス経由なので、イタリアで入国審査となります。
幸い混雑はしていなかったものの、入国審査官の仕事がとにかく遅い!
何かしゃべってるから質問されているのかとドキドキしていたら、隣の係員と雑談しながらパスポートチェックしていただけでした(>_<)
ターンテーブル付近に来ると、イタリアっぽいディスプレイがありました。
やっとイタリアに入国です。長かった~
いよいよ次の記事からイタリア国内の観光編となります。
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