先日、訪ねた岐阜県八百津町にある丸山ダムです。
木曽川に建設され、高さは約98メートル。洪水調節や発電などを行う多目的ダムで、国土交通省と関西電力が管理しています。
丸山ダムでもらえるダムカード
なんとこちらでは、「丸山ダム」に加え、現在工事中の「新丸山ダム」のダムカードまでいただけます。
さらに今なら（2019年5月31日まで）天皇御在位三十年のダムカードももらえるので、なんと4枚もいただきました～
ダムカードはどこでもらえる？
丸山ダム管理所または、新丸山ダム工事事務所でもらえます。土日祝日も対応していただけるそうです。
このダム、放流口の真下に管理所があるという珍しいダムです。ここで放流が見られたら超ラッキーですね。
なお、この管理所は間もなく新管理所へ引っ越しの伴い閉鎖されてしまいますのでご注意ください。
建設から60年以上経過の歴史あるダム
丸山ダムは、日本のダム史上重要な足跡を残したダムです。手元に数年前にダム好き垂涎の書籍があるのですが、これによると
・アルプスにかけたアーチ 【黒四ダム】
・土木技術の革新 【佐久間ダム】
・大規模ロックフィル 【御母衣ダム】
・機械化工法の先駆 【丸山ダム】
という4つのダムがテーマになっています。歴史的には昭和28年に完成した丸山ダムが最も古いわけで、丸山ダム建設工事で本格的に機械化が導入され、後の巨大ダム建造ラッシュにつながったということがわかります。
かさ上げの「新丸山ダム」建設が進行中
建設から60年以上経過した丸山ダムは、現在のダムの下流に新ダムを建設中。
現在の丸山ダムの47.5m下流側に約20mかさ上げしてつくられます。
現在のダムは、上部は一部取り壊され水没する運命になります。
現在は、周辺の国道付け替えやトンネルの工事が進んでいます。さらに川の流れをダム工事のために迂回させる「転流工」の工事も始まりました。
新丸山ダムの完成予定は、2029（令和11）年頃だそうです。
さらに今回は、ダムの内部見学もしてきましたので、後日まとめたいと思っています。
