2019年6月の福岡旅 つづきです。
1日目は宗像大社、宮地嶽神社、大宰府政庁跡、太宰府天満宮などをレンタカーで移動しながらもかなりの距離歩き回り、なんと20000歩以上の歩行でしたが、翌日も懲りずに神社とお城めぐり(苦笑)。歩き倒した2日間の記録です。
アクセスも考えてホテルを決めたので、2日目の移動手段は地下鉄で事足りました。
”お櫛田さん”の愛称で地元民に親しまれる櫛田神社
中洲に宿泊したので櫛田神社までは徒歩圏内。川端商店街のアーケードを抜けたらそこが神社でした。
神社正面ではありませんが、住民の生活の中に溶け込む雰囲気が感じられます。
南神門
櫛田神社について
8世紀半ばの創建で、松坂(三重県)の櫛田神社を勧請したものと伝えられています。博多の総鎮守として地元民からは「お櫛田さん」の愛称で親しまれています。
ご祭神は、大幡大神(櫛田宮)、天照皇大神、素盞嗚尊(祇園宮)。
7月の博多祇園山笠奉納は、ユネスコ無形文化遺産にも登録される伝統的なお祭りで、博多どんたくと並んで博多を代表するお祭りです。
境内案内図
ここで改めて、正面から境内へまわってみます。
楼門と鳥居
干支恵方板(楼門の天井)
毎年大晦日に回転させ、新しい年の恵方(縁起の良い方向)を指し示します。
手水舎
社殿
豊臣秀吉の時代(16世紀末)、博多復興の際に造営された社殿です。
外国人が多い境内。おみくじも5か国語に対応しています。
社殿の奥には末社が並び、北西側には赤い鳥居が並んだ先にお稲荷さんが祀られています。
博多べい
豊臣秀吉が荒廃した博多を再興する際、焼けた瓦や石を使って作られた土塀。
博多祇園山笠直前の境内
櫛田神社を語るうえで忘れてはいけいないのが博多祇園山笠。ですが、事前リサーチ不足でここを訪れるまで博多祇園山笠のことは知りませんでした。
訪れた時は7月1日の祭典まであと半月ということで境内でも準備が進んでいました。
飾り山笠
(左)境内には常時 飾り山笠が展示してあるそうですがお祭り直前で空っぽ(>_<)
(右)川端商店街のぜんざい広場に展示してあるものを撮影できました。
社殿前の桟敷席設置中
博多祇園山笠の様子はこちらでご覧になれます。
櫛田神社の御朱印
社殿向かって右側の社務所でいただけます。飾り山が刺繍されたオリジナル御朱印帳もあります。
民芸的なおみやげが揃う「はかた伝統工芸館」
櫛田神社のすぐ隣にあります。
博多の職人さんが工芸品の他、博多祇園山笠や博多の名所をモチーフにした作品が揃っています。伝統的なお祭りの記念にこんなグッズもいいですね。
お店のスタッフも感じが良く、博多祇園山笠について親切に説明していただきました。