2019年11月のマカオの旅 つづきです。
世界遺産巡り30か所の制覇をあきらめ、いったんリスボアに戻ってコタイへ向かうことにしました。前日の世界遺産巡りでご一緒したマカオ人のガイドさんから「コタイのホテルも見ごたえがあるから」とオススメをいくつか教えていただいていました。
リスボアに宿泊していた私は、なにごともリスボアからスタート。ギア要塞からバスでいったんホテルに戻り、ここを起点に再スタートです。
マカオ半島からコタイ地区のホテルへ行く方法
ガイドさんのオススメはホテル間を結ぶ無料シャトルバスです。
マカオでは同じ資本下にあるホテルの間には、ほぼ無料バスが運行されているのです。宿泊者やカジノ利用者でなくても利用できるので、これを利用しない手はありません。
さらにコタイ地区のホテルを巡る無料シャトルも組み合わせれば最強!というわけです。
リスボアからはフェリーターミナル経由のみ
リスボアは、マカオ半島では中心的な巨大ホテルですが、2019年末現在コタイ地区には系列ホテルがありません。(建設中のリスボアパレスがオープン延期になっています)
このため、シャトルバスが運行されているフェリーターミナルかマカオ空港に行ってから目的のホテル行きのシャトルバスに乗り換えるということになります。
最初はこれで行くつもりでしたが、ホテルでシャトルバス乗り場がわからず右往左往した結果、下記の手段に切り替えました。最終的にはそれで正解でした(^^)v
系列ホテル間のシャトルバスなら直通
リスボアから近いホテルでコタイ地区に系列ホテルを持つのは、ウィンマカオとスターワールドホテルです。さらにその先、MGMもあります。
私が利用したのは、リスボアから最も近く徒歩5分くらい、地下道をくぐった先のウィンマカオのシャトルバスです。
ウィンマカオでは小規模ですが噴水ショーもあります
エントランスにいたボーイさんに「ウィンパレスに行くシャトルバス乗り場はどこですか?」と聞いたつもりが、なぜかイケメンの若いボーイさんを前に緊張していた私「ギャラクシーマカオ」と言ってしまったようです(>_<)
親切なボーイさんは「この建物の反対側に当ホテルのバス乗り場はあるけど、ここからは直通ではギャラクシーには行かれないから、この先のスターホテルからバスに乗ると良いよ」と私のとんちんかんな質問に親切かつ完璧に答えてくれました。質問を訂正もせずにとりあえずホテルのバス乗り場がわかったのでそちらに行ってみました。
エントランス付近に止まっていたリムジンを撮影してみました。
こちらがバス停。行先別に並ぶ列が異なりますが、赤いジャケットのおばちゃんお姉さんがテキパキと人員整理をしてくれます。
ウィンマカオからはフェリーターミナルの他、中国への陸路入口である関閘(ボーダーゲート)行きなど多くの路線が運行されています。
バス停から通りを望むとホテルリスボアが見えます。正面の黄色い屋根は、前日まで開催されていたマカオGPの観客席。
ウィンパレス行きのシャトルバスに乗ってみた
10分ほど待つとバスがやってきました。乗車すると3分の2ほど埋まっていました。
日中ということもあり、ギャンブルする雰囲気ではない女性が多かったような気がします。
バスはマカオ半島から西湾大橋を渡ってコタイ島へ向かいます。
橋の主塔は”マカオのM”、車道の下の丸い窓がある部分は台風など悪天候時に通行できるようになっているトンネルです。
前日、マカオタワーに登ったのに至近距離でタワーを撮影するのを忘れたため、車窓から・・・
コタイ島に入ると高層マンションや学校などが建ち並んでいます。ベッドタウンといった様相です。
そこを抜けると、斬新な建物がポツポツと見えてきました。
ウィンマカオから20分ほどでウィンパレス到着です。
こちらはホテルの南側
バス停はさらにぐるりとまわってホテルの裏手(東側)にあります。
余談ですが・・・グランドリスボアパレスの現状
帰りもウィンパレスからバスに乗りましたが、その時にたまたま撮影した写真に写っていたこちら
実はこれがコタイ地区に建設されているリスボアと同系列の「グランドリスボアパレス」でした。
当初のオープン予定からかなりずれこんでいる様子です。外観はほぼできているようですが、今後どうなるか楽しみ。
こちらのオープンによりマカオ半島のリスボアからも無料シャトルが運行されるかもしれませんね。
この後、ウィンパレスのゴンドラに乗ったり、ベネチアンのショッピングモールやフードコートで遊んできました。