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【麒麟紀行8】(岐阜県恵那市)ぎふ恵那大河ドラマ館に行ってきました

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岐阜大河ドラマ館に続いて、7月中旬にぎふ恵那大河ドラマ館に行ってきました。 

 

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これで、岐阜県内の3館コンプリートです(^^)v 次は京都を目指したいっ

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2020年8月5日現在、岐阜県では「第2波非常事態宣言」が発出されています。

また岐阜は名古屋と同様、夏の暑さがきついことでも有名です。

岐阜県を訪れる際には、事前に最新情報などをご確認の上、熱中症対策をしてお出かけくださいますようお願いいたします。

 

恵那市明智町の概略

岐阜県の南東、愛知県に接する町。かつては明智町という単独の自治体でしたが、現在は隣接する岩村町(「半分、青い」の舞台となった町)などとともに合併し、恵那市のひとつの町になりました。

明智光秀の出生の井戸や土岐明智城といった光秀ゆかりの地があり、ここも出生の地を名乗る町のひとつです。

ただ、明智町の時代から数回訪れたことがありますが、明智光秀ではなく、”大正村”としてレトロな街並みを観光の目玉にしている町なのです。

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ぎふ恵那大河ドラマ館のようす

場所と駐車場

大河ドラマ館は”大正村”の中核的な施設でもある大正ロマン館 の1階に開設されています。

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レトロな洋館に馬防柵というカオスな風景は、今年ならではの特別仕様かしら!?

冠木門の手前には、できたばかりの明智光秀の石像。もう”なんでもあり”な状態(笑)

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駐車場は無料。国道沿いにメインの駐車場があり誘導のスタッフも常駐しています。

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すぐ近くには観光案内所やレストランなども揃っているので、大河ドラマ館をはじめとした街歩きに大変便利です。

また、大河ドラマ館から徒歩3分くらいの場所(幼稚園跡)にも駐車場がありました。

明智光秀の供養塔があるお寺 龍護寺に近いので、ピンポイントで巡るのに便利です。

 

中央道は恵那インターまたは瑞浪(みずなみ)インターを下車。

東名高速方面からの場合は、東海環状道の豊田藤岡インターからのアクセスが便利でした。 

 

入館料(おとな)

・大河ドラマ館のみ  400円

・大河ドラマ館と大正ロマン館(2階)570円

・大河ドラマ館(大正ロマン館2階含む)と大正村有料施設2館 720円

 

大正村の雰囲気を感じられる施設への入場もおすすめします。

私は大正ロマン館2階までの見学を含む入場券を購入しました。

チケットは、大正ロマン館の中で購入できます。なお、コロナ感染対策のため、チケット購入時に入館者カードの記入を求められます。

 

 

 

大河ドラマ館のようす

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岐阜県内の大河ドラマ館の中で、ここが一番規模が小さいです。

本気で大河ドラマ館巡りをしている方にはちょっと物足りませんが、大河ドラマ館がはじめてという方には程よい規模だと思います。

 

入ってすぐに明智荘の方々がお出迎え。一緒に写真も撮れます。

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3つの構成になっていて、15分もあればさらりと見学できてしまいます。

8月に展示替えが行われているそうです。

 

大河ドラマ紹介映像は、各館、また期間によって内容が変わります。

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こちらの部屋は甲冑のみ撮影可でした。

 

特別展示 山城を巡る攻防

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大河ドラマ館のチケットでこちらも見学できます。

東美濃は山城が多い場所。武田、織田、徳川などが激しく領地争いを行い、それらの要衝として50以上の城や砦が築かれました。

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パネルやジオラマなどで解説されています。

 

ギフトショップ

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大河ドラマ館のあるフロアにはギフトショップがあります。

 

イチオシのおみやげ

個人的にオススメなのは地域特産の寒天を使ったフード。隣町の山岡町は細寒天(糸寒天)の産地として有名です。

明智町と恵那を結ぶローカル列車 明知鉄道では、寒天の懐石料理が食べられる”寒天列車”も走っているんですよ~

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他のドラマ館同様の光秀グッズも揃っています。

 

 

続いて2階へ

大正ロマン館の展示

この建物は本来、大正時代の道具や文化などを紹介する展示資料館。朝の連続テレビ小説の小道具として使われた楽器なども見られます。

現在は企画展として、1963年の東京オリンピックに関するポスターや数々の資料が展示されています。

また、初代”村長”の高峰三枝子さんの衣装や著名人からの手紙などが展示されています。

展示品は撮影禁止でしたので、こちらの写真にて。 

 

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ステンドグラス風の窓とお洒落な螺旋階段に明智の桔梗紋・・・

2階からは山々に囲まれたのどかな町の風景が見渡せます。

 

大河ドラマ館の周辺

この建物がある場所は、かつて明知陣屋跡のあった場所付近。

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その奥には、かつてこの地を治めていた明知遠山氏の居城でもある明知城があります。

ここは明智光秀とは関係がありませんが史跡として整備されています。

 

また、大正ロマン館すぐ横にある蓮園がちょうど見ごろでした。(8月中旬頃まで)

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池や水田ではなく、大きな鉢に入っている多種の蓮。

これらは、浜松市の蓮栽培の名人の方から譲り受けたという貴重な品種とのこと。浜松周辺の地名などが付けられていて、地元民の私としては偶然ながら楽しい出会いでした。

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奥に映る洋館は、近日、2代目”村長”の司葉子さんの記念館としてオープンするそうです。 

さらにこの蓮園の隣はバラ園になっていて、春と秋に見ごろを迎えるそうです。

 

まとめ

大河ドラマ館は小さいので、本気でドラマの世界に浸りたい方という方は岐阜市の大河ドラマ館をお勧めします。

一方で、この恵那大河ドラマ館のある明智町は、もともと”大正村”として観光スポットとして整備された町なので、戦国時代の史跡に限定せず街歩きが楽しめます。

今年はその両方が楽しめるので二度おいしい・・・といったところでしょうか。

街歩きや史跡めぐり、レトロなカフェでティータイムなど1日かけて楽しめます。

 

この他にも、まだまだ明智光秀ゆかりの地、そして大正レトロを感じる街並みなど、みどころが多いので、明智町続きます。 

 

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