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【宮崎】御神木だらけ!?パワーあふれる境内「高千穂神社」

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2021年秋の宮崎・大分の旅行記です。

年明け最初の記事は、縁起のいいパワーあふれる神社のご紹介からスタートです。

 

高千穂と日本神話

高千穂は、日本神話で神さまがはじめて地上に降り立った”天孫降臨の地”と伝わる場所です。

天照大御神(アマテラスオオミカミ)は乱れてきた地上を心配し、これを治めるために孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)らに降臨を命じました。

厚い雲を押し分けて降り立ったのがこの高千穂にあるくしふるの峰でした。(諸説あります)

このような歴史から、かつてこの高千穂の郷には500あまりの神社があったという記録もあり、神話にまつわるさまざまな神様が祀られています。

 

高千穂神宮について

神社 概略

【名 称】高千穂神社

【祭神】高千穂皇神(タカチホスメガミ)、十社大明神 他

【創建年】垂仁天皇時代(約1900年前)

【創建者】不明

【文化財】神社本殿、鉄造狛犬、荒立神社神像

【所在地】宮崎県西臼杵郡高千穂町

 

現在高千穂の町にある八十八社の総社となっているのがこの高千穂神社です。

古くから武神、農産業、縁結び、厄除けと地域の人々の拠り所として親しまれている神社です。

また、高千穂町では民族芸能として、毎年11月から2月にかけて各所で開催される「高千穂の夜神楽」が有名です。

この高千穂神社では33の場面からなる夜神楽のうちの4つを1時間ほどで演じる「高千穂夜神楽」を毎晩開催しているので観光客にも大変人気です。(こちらについては後日)

神都・高千穂を訪ねるなら、ここはぜひお詣りしておきたい神社です。

 

高千穂神社の境内のようす

大鳥居

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駐車場からは、こちらの大鳥居をくぐって階段を上り拝殿に向かう、あるいは駐車場脇の坂を登っていくルートがあります。

ここはもちろん、階段から表参道ルートにて。

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実はこの前夜も神楽を見るために登りました。幻想的な雰囲気でした。

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手水舎

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地元の高校生が描いた疫病退散の見事な絵。

最近、多くの神社で撤収している柄杓も置いてあり、ちょっとうれしくなりました。

狛犬

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こちらの狛犬は、現在拝殿の中に安置されている鉄造狛犬が重要文化財に指定された記念に造られたそうです。

拝殿内のものを見ていないのでそっくりなのかよくわかりませんけど・・・

この狛犬、左は鞠(富の象徴)、右は子ども(子孫繁栄)を抱えています。
 

拝殿

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階段を上り切ったところに拝殿があります。

高千穂の注連縄は独特で、左から三・五・七の房がぶら下がっています。「天神7代、地神5代、日向3代」という神様を表しているそうです。

同様に神様との歴史が深い町、伊勢も独特な注連縄で、1年を通して一般家庭の玄関にも飾られていることを思い出しました。

 

参拝をすませ社殿の右側へまわります。

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朝早く(といっても9時半ころですが)に行くと、巫女さんたちが掃き清めている場面に遭遇することも多く、”清々しい気”のおすそ分けがいただけます。

ちょっと左へ視線をずらすと授与所(お札や御守り、御朱印はこちら)があります。

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社殿のまわりには杉の大木が立ち並んでいます。それは後半にて。

上の写真の撮影場所から反対を向くと、神楽殿(高千穂神楽の開催される建物)があります。

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鎮め石

本殿近くに鎮め石があります。

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創建時に用いられた鎮め石と伝わります。

石に向かって祈ると人の悩みや世の乱れが鎮まるともいわれています。

 

重要文化財の本殿を一周ぐるり

本殿右側

1778年に建造された社殿は、五間社流造という様式です。

九州南部を代表する本殿建築で、地方色豊かな意匠が採り入れられています。横から見るとその美しさがよくわかります。

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建物には欅(けやき)材が用いられており、軒下にまで繊細な彫刻が見られます。

本殿の回廊にある彫刻は、十社大明神の一柱である三毛入野命(ミケヌノミコト)が、悪神「鬼八(キハチ)」を退治し、この地を治めたという伝説を表現しています。

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有名どころの神社では、一般の参拝では本殿に近づくことすらできないこともありますが、こちらはこんなに近くで本殿を見ることができます。

さらに本殿の裏手までまわることができました。(可能な限り立ち入る私・・・)

本殿裏手

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反対側に小さな祠(稲荷社)が設えられています。

本殿左側

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とても珍しい社殿のつくり、これは一周まわって見る価値があります。

 

ぐるりと一周してくると社殿の左手にある 指定されたばかりの重要文化財を安置するこちら

荒立神社・四皇子社

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瓊瓊杵尊の天孫降臨の際、道案内をした猿田彦命他が祀られています。

こちらの男神坐像、女神坐像が2020年に重要文化財に指定されました。

 

境内の木々すべてが御神木

建物も素晴らしいのですが、この境内に入って感じるのは木々のパワーです。

特にスピリチュアル系に強いわけではありませんが、木々の良いパワーを感じると積極的にいただくようにしています。

www.momoyorozu.net

 

www.momoyorozu.net

 

高千穂神社を代表する有名な木がこちら

夫婦杉

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根本が1つにつながっている杉の木。

木の周囲を手をつないで3回廻ると夫婦円満、子孫繁栄などの御利益があるとされています。

私はおひとりさまなのでできませんでしたが、周囲もみなさん照れて遠慮していたようですけど・・・

続いてこちらは境内で最もご長寿と思われる杉の木

秩父杉

源頼朝が天下泰平を祈願するために代参として訪れた秩父の豪族 畠山重忠が手植えしたもの。樹齢800年といわれています。

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この時に奉納されたのが、先述の重要文化財の鉄造狛犬です。

神楽殿の前には、皇室の方々がお手植えされた木々も育っています。

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そんな中、私はここの木が一番”良い感じ”がしました。

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荒立神社のお社の前にある大木です。

説明の看板もなく、その他の木々を見ても「御神木」という表記はありません。

なんだか私って他の人と感覚がずれてしまっているんだろうか?と不安になり、どれが御神木なんだろうと御朱印をいただいた巫女さんにお尋ねしたところ返って来た答えは・・・

”特に御神木というものは指定していません。この境内の木々すべてを御神木として大切に管理しています。”

という感動的なお答えをいただきました。

その人が良いと思った木が御神木なのです。あれこれ考えずに直感的に、です!

そもそも自然の中にある神社には、お社が建造されるより前からそこに生き続ける木もあるのですから。

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お祀りされている神様はもちろん、建物ももちろん、さらにこの自然に対してリスペクトする気持ちを持ち続けたいと改めて感じました。

御朱印

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後ろにある冊子は、往路のソラシドエアでいただいた機内誌。

高千穂特集には美しい写真が掲載されていました。

またこちらでは、槵觸(くしふる)神社の御朱印もいただけます。

 

高千穂神社の場所と駐車場

町の中心からもほど近い場所にあり、車で5分ほど行けば高千穂峡という立地。

無料駐車場も完備されています。

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まとめ

境内は広くありませんが(神域は広いと思いますが一般参拝客が歩き回る範囲は限られています)、杉の木々の雰囲気がとてもよく、ずっといたくなる空間です。

さすがは天孫降臨の神都 パワースポット感たっぷりです。

参拝と御朱印をいただくだけなら15分くらいあれば足りますが、私は本殿のまわりを一周したり、気になる木々を行ったり来たりしていたらあっという間に30分も経っていました。

訪れる際には、ぜひお気に入りの”マイ御神木”をさがしていただきたいと思います。