2021年秋の宮崎・大分旅行記です。
宮崎市内を観光して、東九州自動車道を経由し高千穂町に到着したのは夕方。この日のお宿は高千穂周辺の観光に便利とクチコミの評価の高い ホテル高千穂です。
”神話のまち”な雰囲気のある建物
ホテル高千穂について
宮崎県営の国民宿舎。鉄筋3階建ての建物で収容人員は110名。
和室・洋室・和洋室などの部屋に加え、バリアフリールームも完備されています。
大浴場、サウナも備えています(温泉ではありません)。
高千穂神社まで徒歩5分ほど。高千穂峡や雲海で知られる国見ヶ丘にも車で数分という高千穂観光にはアクセス抜群の宿です。
選んだ理由
いちばんは観光スポットへのアクセスの良さです。
比較的ハイクラスのお宿が多い高千穂。その中でもリーズナブルな上に、ひとりでも宿泊しやすい雰囲気(シングルルームもあります)が選択の理由です。
そしてもうひとつの決め手が、旅に欠かせない大浴場。
翌日は”おんせん県”での宿泊ですが、初日から歩き回っているので、毎日でも足を伸ばしてゆっくり浸かれるお風呂はマストアイテムなのです。
ホテル内のようす
入口
石垣風の入口にテンション上がります(高千穂にはお城を見にきたんじゃないんですけどね・・・)
扉の前にある記念撮影用パネルは、高千穂夜神楽にも登場する手力雄神(タヂカラオノカミ)です。
フロント・ロビー
結婚式もできる施設で、1階フロアにはウエディングドレスも飾られていました。
入って左手にフロント。その前には、ソファーなどがおかれた広いスペースがあります。フロント横におみやげ販売コーナーもありました。
フロントスタッフは男性が多い印象でした。
客室フロア
2~3階が客室となっています。
エレベーターを降りたところに浴衣と電子レンジが用意されています。
館内全体がバリアフリー対応になっています。
3階にはキッズスペースと書籍スペースもあります。
客室へ続く廊下にはマンガ本もずらりと並べられていました。
1泊ですし、夜神楽を見たり大浴場に行ったしているうちにあっという間に就寝時間になるので、本を読む時間はないんですけどね。
洋室(シングル)
部屋のつくりはビジネスホテルですが、ちょっとゆったりめ(21平米)のシングルルームです。
おひとりさまでも和室もチョイス可能です。(畳では熟睡できないタイプです、私)
テレビは小さめですが、まあ基本寝るだけなので・・・
バス・トイレ
こちらは、ビジネスホテルとほぼ同じ仕様です。
窓からは山々の景色と高架橋が見えます。
朝、角度をちょっとずらして見えたのがこちら
この風景に「今からでも雲海見えるんじゃね?」と雲海で有名な国見ケ丘に午前9時過ぎにのこのこと行ってみたのですが・・・
雲海どころか、そもそも視界がほぼ壊滅状態でした~(>_<)
雲海が出やすいといわれる時期でしたが、時間や天候条件がいろいろとあるのですよ。当然、こんな時間にはだ~れもいませんでしたけど。
車で15分くらいなので、天候条件がピタリと合致して、早起きできる方は行ってみると良いと思います。もちろん、雲海狙いの方の宿泊にもおすすめです。
大浴場
(浴場内の写真はホテルのホームページよりお借りしました)
温泉ではありませんが、疲労回復などに効果があるという光明石を使用したお湯。浴槽も十分に広く、混雑することもなくゆっくりできました。
そしてちょっと面白いサービスがこちら Shampoo Bar
入口に数種類のシャンプー&リンスが用意されていました。
ホテル用ブランドではなく、”自宅で使う系”が並んでいます。私のご愛用銘柄もこの中にありましたので使用させていただきました。地味にうれしいサービスです。
なお、大浴場は日帰り入浴もできるそうです。
ホテル高千穂のお食事
宿泊する1ヶ月前まで緊急事態宣言が出ていたため、予約時(じゃらん)には朝食付きプランのみしか選択肢がありませんでした。
しかし、利用日直前にお宿から「夕食を用意できるようになりましたがいかがですか」とのご連絡をいただきました。
小さな町ですが観光客も多いので、そこそこに飲食店はあるようですが、このコロナ禍では、外食で食いっぱぐれということも無きにしも非ず。(実際、昨年秋の愛媛の旅で、リサーチ不足により県都である松山市内で食いっぱぐれました)
そんなわけで即決です(苦笑)
夕食(シャクナゲコース)
和洋折衷で、地元名物などもとりいれたメニューです。
本当はビールをいただきたかったのですが、この後、夜神楽を鑑賞するのに酔っ払って行くわけにはいかず、ノンアルでガマンです。
メインはすき焼き(しゃぶしゃぶだったかな?)orビーフシチューの2コースからの選択でした。選んだのはビーフシチューのコース。
よく煮込んだシチューはお肉もトロットロで単品としては文句なしですが、前後のバランスを考えるとすき焼きでもよかったかな・・・と。
締めのデザートは、セルフサービスで作るソフトクリーム。これ意外とうれしいかも。
食べ過ぎて動けない~という量でもなく、食後の運動がてら高千穂神社まで歩いて夜神楽を見に行くにはちょうど良い感じでしたよ。
朝食(ビュッフェ)
写真がこれしかないのですが(その上、選択がかなり地味です)、ビュッフェ形式で楽しめました。
お米やお野菜は地元のものが多く使われ、てづくり豆腐もおいしくてたっぷりいただきました。
本当はお料理(ビュッフェメニュー)のようすを撮影したかったのですが、夕食時に比べると、朝食は人も多かったので。
1泊朝食付きのプランで宿泊されている方が多いように感じました。
その他のうれしいサービス
高千穂に宿泊する観光客の多くは、高千穂神社で毎日行われている高千穂神楽を見に行くかと思います。
ホテルからは送迎バスが出ている情報でしたが、当日聞いてみると出ていないとのことで歩きました。といっても徒歩5分くらい。ゆるやかな坂を上ります。
また、御神楽観賞用に座布団の貸し出しもあります。
なかなか大きな座布団で(袋に入れてくれます)、これがあるとないとでは座り心地も全然違いますので、行く方はぜひ利用してください。
まとめ
一般的な観光ホテルですが、内装もリニューアルしているようで清潔感があり、快適に宿泊できました。
ご予算や好みに合わせて食事をチョイスできるのは、今の時代に合っていると思います。
なお、1泊2食付きでも1万円ちょっと(シーズンにより異なります)なので、お宿でゆっくり夕食もいただくのも良いと思います。
じゃらん、楽天トラベルなどの予約サイトからも予約可能です。
なお、記事内でご紹介した内容やサービスは、新型コロナ感染拡大によって変更される場合がありますので、利用される場合は事前に確認をお願いします。