2021年12月の山梨の旅行記です。
甲府市内観光の後に立ち寄った桔梗屋の甲府本店にて、隣接するギャラリーカフェでランチをいただきました。
武田信玄ゆかりの寺社をたっぷり巡った後は、動き回って腹ペコです。
”腹が減っては戦はできぬ”といいますが、武田信玄は遠江国にとっては”敵”ですが、リスペクトに値するすごい人だとわかったので、もう戦はいいです(笑)
おみやげのショッピングも兼ねて立ち寄ったのは山梨の誇る銘菓「信玄餅」のお店。
桔梗屋 甲府本館です。
最近は信玄餅”詰め放題”が人気のようですが、そちらではありません。
ギャラリーを併設した静かな環境のカフェがあり、ゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
桔梗屋甲府本館
甲府駅から2kmほどのところにあります。
私は甲斐善光寺の参拝後に立ち寄りました。革製品の「印傳屋」からも至近距離です。
お店の前に5~6台分の駐車スペースがあります。
最初に向かったのはカフェ。竹藪!?の奥に建物があります。
ギャラリーカフェ
昼食時間帯をはずして伺ったところ、カフェは貸し切り状態。
店舗のスタッフさんがこちらに来てくれて対応してくださいました。
メニューを見るとお腹を満たしてくれそうな栗おこわがありました。ランチタイム限定というわけでもないようで、中途半端な時間でもオーダー可能でした。
待っている間はギャラリーを見学。
甲府市出身の芸術家 佐藤正明氏の作品が無料で鑑賞できます。
この「ビッグアップル」は巨大なものが山梨県立美術館にあるようです。
オーダーしたおこわ定食です。
お味噌汁に茶碗蒸し、そして甘味がついて1000円以下という良心的価格。
栗がたっぷりのおこわに、熱々の茶碗蒸し。おいしくいただきました~
甘味は信玄餅入りあんみつ
別メニューで信玄餅ソフトなどもありましたが、もうお腹一杯です(^^)v
満腹になったところで店舗へ移動します。
店舗2階 歴史紹介とお菓子ギャラリー
創業当時の信玄餅の製法を再現した模型や昔の写真などで歴史を紹介。
お餅なので、赤福のように江戸時代から続くような歴史の古いお菓子なんだろうなと思っていたのですが、意外にも歴史は半世紀くらいなのだそうです。
信玄餅の袋も限定品を含めたくさんのデザインがあります。
さらにその奥には、お菓子の材料で造られた見事なアートが見られます。
1階にある木型の展示の傍にある階段から2階へ上がります。
見学無料ですが、店舗のスタッフさんに一声かけていくことをおすすめします。
余談ですが、企業の歴史や製品などに興味のある方にはこちらもおすすめ。
印傳博物館
こちらは入場料200円ですが、戦国時代に創業という企業の歴史や技術が展示された貴重なミュージアムです。
私は偶然にも感謝デーというイベント期間中だったので無料で見学できました。
店舗1階 ショッピングコーナー
最近は、静岡県内のサービスエリアでも桔梗屋さんのお菓子を良く見かけます。
基本「黒蜜」が好きなので買ってしまうのですが、ここの店舗にはいろいろなお菓子が勢ぞろい、さらに店舗限定品もあってワクワクします。
気になるものがいっぱいですが、うれしいことにほとんどが小分け販売されています。
というわけで気になるものを少しずつお買い上げ。
「吟づくり」というちょっと高級な信玄餅も購入してノーマル信玄餅と食べ比べ
アカシアはちみつの入った琥珀色の蜜が特徴です。
お餅はもっちり(ノーマルは”ぶるん”)、黒蜜の甘さも上品な印象でした。
実は、この2週間後に「カップまで食べられる信玄餅」が発売がされたこと。
店舗限定(山梨県内の数店舗のみ)なので山梨まで出向かないと買えません。
あ~、甲斐善光寺とともに思いっきり”フライングの甲府旅”なのでした~(泣)
今回訪れた甲府本店は静かにお買い物とカフェを楽しむにはよかったです。伝統を感じられるスペースもおすすめです。
ただし観光客向けというよりは、地元の方の御用達という雰囲気でした。
信玄餅スイーツをもっと楽しみたいという方には下記の2つがおすすめです。
◆詰め放題をやっているのがこちら
詰め放題は午前中の早いうちにいかないと終了してしまうという情報あり。
工場見学もでき、アウトレット、カフェも併設されています。
◆甲府駅を利用した電車旅ならこちら
甲府駅北口にある城下町を再現した観光スポット内にある「黒蜜庵きなこ亭」では、黒蜜を使ったさまざまなスイーツが楽しめます。