愛知県蒲郡市にある竹島水族館は、小さくて古い施設ですが地元(愛知県や静岡県の一部)ではちょっと名の知れた人気スポット。人気の理由も行ってみて納得!
隣接する風光明媚な竹島とあわせてお出かけスポットとしておすすめです。
小さいお子様連れでもないので動物園や水族館にはご無沙汰の私。
しかしこちらの水族館は情報をキャッチした時からひとりでも行ってみたい!という衝動に駆られました。
結果、「おとなが行っても楽しい!」「絶対 損はさせません!」と言える水族館でした。
竹島水族館とは
愛知県蒲郡市 竹島のすぐそばにある市営の水族館です。
1962年にオープンした日本で、4番目に小さい水族館。
とはいっても公式サイトによれば、常時500種類、4500匹以上のお魚たちを展示しています。特に深海生物の展示に定評があるそうですよ。
竹島方面から歩いていくと、昭和感たっぷりな建物に若干不安がよぎりますが・・・
いちおう、テイクアウトグルメやおみやげやさんが営業しています。
この建物に連なって水族館入口があります。
平日午後なのですぐに入れましたが、休日ともなれば入場待ちもあるのだとか・・・
水族館といえば維持費も大変なので入場料が2000円近くするのも昨今当たり前ですが、なんとこちらの入場料(おとな)は、なんと500円。破格のワンコインです。
ちなみに年間パスポートがおとな1250円です。普通の水族館1回分より安い!
しかし、500円だからこんなもんか・・・という思いは絶対しません!
人気の理由はスタッフが手作りしているポップや展示方法です。おさかな愛があふれる熱~い展示必見です。
竹島水族館の展示
入ってすぐにムダに歩くことなくすぐに水槽に到達!
平日なのにこのにぎわい(館内の広さからするとかなりの密度でにぎわっています)
営業中でもスタッフさんがディスプレイ作成中というこのゆるさもいい感じ(*^^*)
もちろん写真撮影は自由。(水槽が光るのでフラッシュ”なし”のほうが良いです)
まずは試しに。アリゲーター・ガー。
水槽前が空くのを待ってガラスに密着して撮れば大丈夫!
なんかお魚もよく見るとかわいい~♡
コイツはハリセンボンかな?
と思ったらそういう質問する人が多いんでしょうね。
これは序の口。
ここからが竹島水族館の解説、本領発揮です!
同行者がいたら絶対「きもっっ」と口に出してました、私。
しかし、この自虐的な履歴書と表彰状、思わず読まずにはいられません。
どれだけ気持ち悪いかというと・・・
密集しすぎて気持ち悪~
続いてはカラフルなお部屋が映え映えのカサゴマンションです。
ちゃんと表札付きなのですが・・・
いちばん上にしれ~っ乗っている あなたのおうちはどこですか?
展示にはそれぞれに”愛のある”履歴書がついているんです。
ちなみに別のスペースにはスタッフさんたち自身の”自虐的”履歴書もあるので必見。
三河弁丸出しが、なんか親近感沸くわ~(by.母は三河生まれの遠州人)
こちらは一世を風靡したアレです
昭和生まれではない人はリアルタイムで知らなくても、この方のおかげで有名!?
ちょっとキモいけど、これはかなりレアな姿(変態)なのだとか。
案内のポップを見ていると、訪問者の会話を聞いているんじゃないかというくらいピンポイントで聞きたいことに答えてくれています(笑)
この水槽見ていると、食べられそうな鯛が泳いでいるな~なんて思うのですが。
美味しいヤツには美味印がついています(爆)
ちなみに三河湾や遠州灘近海ではクロダイがよく釣れます。昔は父がよく釣ってきたな、と懐かしくなったり。
で、こんな人生の教訓のようなポップまで(笑)
もう水槽のお魚の写真撮るより、ポップや履歴書撮影して家でじっくり読んでにやにやしようという自分がいます。
いちおう、こんな神秘的な写真も撮ってみた、的な。
いや~宇宙人みたいな画になってしまった・・・(加工していません)
別のお部屋にいたワケあり珍獣たち
密輸で保護された爬虫類なども保護されて、ここで育成されているようです。
ショーは中止でしたが・・・
私が訪ねた時は、まだコロナ禍ということもありショーは中止されていました。
通常なら、カピバラとアシカのショーが開催されるそうです。
ホント、私たちの心をよくわかっていらっしゃるわ~
期待しないでアシカプールを見にいったら、ちょうどおねえさんと練習中でした。
アシカも毎日訓練してないと芸を忘れちゃうんですね~
さわりんぷーる
「さわりん」は三河弁で「さわってみて」という意味。
三大三河弁といわれる「じゃん・だら・りん」のひとつの活用形ですね。方言炸裂のポップにも癒されます。
「りん」は使わない遠州人ですが、「さわれん」(←さわれない)は言います。
さわれんけど、連れて帰りたいや~(爆)
なお、タカアシガニの他にオオグソクムシにも触れます。
1時間もうろうろしていたら、お昼ごろから来ていたと思われるちびっこ連れファミリーは帰ってしまい、比較的年齢高めの静かな館内になっていました。
平日だったこともありお魚の写真もゆっくり撮れ、ポップもゆっくり読むことができたおかげで、1時間以上も滞在してしまいました。
説明も読まず水槽をさらりと眺めるだけなら15分くらいの広さですが、そうはさせないのがこの水族館の魅力なんでしょうね。回転効率悪すぎますけど~
竹島水族館はこんな人におすすめ
・生き物に癒されたいけど動物園は広すぎて疲れる小さい子供さん連れ
・寒いのはイヤ、暑いものイヤ、年中快適に見学したいファミリーや体力ない系の人
・あまり歩けない、疲れたらすぐに座りたい高齢の方
(ベンチも各所に用意されていますし、段差もほとんどありません)
・おひとりさまで水族館に行くのはハードルが高いと思っている方
まあ、500円なのでだまされたと思って行ってみてくださいな。
こんな時代だからこそ、かわいい動物と愛があふれる解説に癒される竹島水族館おすすめです。
竹島水族館お隣「CHARI-CAFE POTTER」でランチ
せっかくここまで来たのでご飯食べたいな~と思っていたところ、このオンボロビル(失礼!)にオシャレな外観のカフェがありました。
入ってすぐにピンときませんでしたが、私が食事している間に次々に自転車を持ち込んだ方が入ってきました。
カフェの名前「CHARI CAFE 」チャリカフェということですね。
この周辺、自転車で走るには最高のロケーションのようです。
ランチメニューから、とり天定食(スープ付き)いただきました。
揚げたてでやわらかくておいしかったですよ~
竹島水族館の場所と駐車場
駐車場は水族館前に20台ほど。
歩いて1~2分の市営駐車場には約200台分あります(平日無料・休日は1回300円)