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【淡路島・鳴門の旅1】レンタカーで神戸市内から明石海峡大橋を渡ってみた

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2022年9月の淡路島・鳴門の旅行記スタートです。

淡路島に行くのは3回目でしたが、今回初めて自分の運転で明石海峡大橋を渡ってみようと決意。レンタカーを借りるのにオススメの場所などもご紹介します。

淡路島への交通アクセス事情

淡路島には鉄道が通っていません。そのかわりに神戸や大阪、京都からは高速バスが出ています。

また島内の移動にも便利な路線バスもあります。

www.awaji-kotsu.co.jp

しかし、島内を数か所観光しようと思うとやはりバスでは時間が制約されます。

で、今回はレンタカーを借りて淡路島を観光しながら鳴門まで行くことにしましたが、

ここで発生するのが、「どこでレンタカーを借りるか問題」です。

 

どこでレンタカーを借りるのがベスト?

神戸市内で借りる

【メリット】

  • 鉄道や空港で到着後、すぐにレンタカーを利用できる
  • 大手のレンタカー会社の営業所が多い(車の選択肢も台数も多い)

【デメリット】

  • 神戸市内の道路事情が複雑
  • 明石海峡大橋を渡る際の高速道路の料金が発生

淡路島内で借りる

【メリット】

  • 都市部の複雑な道を走る不安がない(淡路島の道路はのどかです)

【デメリット】

  • 淡路島へは高速バスなどで移動する必要がある
  • レンタカー会社が少ない(大手系列がほとんどない)
  • レンタカーの営業所によってはバス停から距離がある(一部送迎あり)

 

移動の手間を最小限に抑えたいのと、普段利用している同じメーカーの車に乗りたい派なので(現在はトヨタレンタカー一択)、淡路島で借りるという選択肢が外れます。

そして、車がないと日常生活がままならない地方都市在住の私は、毎日運転をしている中で困ることは少ないのですが、NGなのが都市部の高速とジャンクション。雪道は完全にアウトです。

そこで発生するのが、「どこの営業所で借りれば簡単に淡路島に渡れるか」問題です。

 

淡路島へ渡る高いハードル 「垂水ジャンクション」

淡路島の対岸は神戸市です。人口150万人を超える大都市です。関西の周辺都市と高速でつながっていて道も複雑です。地名もよくわかりません。

その上、調べていくうちにとんでもないことが判明。

淡路島へ渡る時に利用する垂水(たるみ)ジャンクションは、

日本最大規模かつ日本一複雑怪奇なジャンクションと呼び声高きジャンクションでした。

※※「垂水ジャンクション 複雑」で検索してみてください※※

この形から玉ねぎジャンクションとも称されます。(対岸の淡路島は玉ねぎの産地)

(Google Mapより)

最初はみごとな玉ねぎっぷりに笑ってしまいましたが、笑っている場合ではありません。

ちなみに明石海峡大橋を渡るには、橋の麓からは乗ることは不可能で、この垂水ジャンクション(インター)を経由することになります。

 

まあ、同じように考える方が世の中にはそこそこいらっしゃるようで、Yahoo!知恵袋なども参考にさせていただいた結果ベストなルートがわかりました。

地下鉄の名谷(みょうだに)駅まで行って、駅前でレンタカーを借りるのがベスト。

 

名谷駅でレンタカーを借りて垂水インターへ

新大阪駅から三宮へ

なぜ新神戸じゃないかって?

JR東海が静岡県に嫌がらせばかりするので(ダイヤがしょぼい)新大阪以西に行くのに一苦労です。新大阪止まりのこだま号で向かい、そこからはシャクなので在来線で三宮まで行きました。

なお、帰りは新神戸から「ひかり」で帰りました。

 

三宮から地下鉄 西神・山手線

約30分で三宮駅に到着し、地下鉄に乗り換えます。

地下鉄西神・山手線を利用すれば、乗り換えなしで目的地の名谷まで行かれます。

なお、西神・山手線は新神戸にも駅があるので、新幹線を利用した場合も名谷駅へのアクセスは容易です。

三宮駅でのJRからの乗り換えは、およそ10分ほどでした。

 

名谷駅

三宮から約20分で到着です。

地下鉄に乗ったはずなのに地上に出てしまいました。東京でいう銀座線渋谷駅みたいな感じで、地方在住者にとっては摩訶不思議な世界(笑)

名谷駅前広場

ヨーロッパのような赤瓦のオシャレ感、いかにも神戸っぽいですね。

レンタカーの営業所は、駅南口を出てすぐの場所にあります。(この写真を撮影している場所の背後の建物内)

空港やターミナル駅近くの営業所に比べると小規模な営業所です。

 

いちばんリーズナブルなプラン「エコノミー(車種おまかせ)」でアサインされたのは黒のルーミーでした。

周囲(駅前の一般駐車場)の車を見ると高級車率がすごい! こんなところでトラブっても困るので、早々に神戸市内を脱出せねば・・・(苦笑)

 

ここからなら垂水ジャンクションで渦に巻きこまれることなく、「垂水インター」か明石海峡大橋へ最短で向かうことができるのです。

ナビを対岸の「道の駅あわじ」に設定していざ出発です。

途中の案内標識ですが「E28」はいったいどっちよ。標識を横長にしてほしい・・・

 

そしていよいよ今回の「最難関」といえる交差点です。

神戸淡路鳴門道 垂水インターへの入口

こういう立体交差を見るとドキドキしちゃいますが、信号待ちで前に車がいるのが救いでした。

ここでのポイントは鋭角さえクリアすればOK。

ただし、大半の車が国道2号線または山陽道方面に進むので、惑わされてついていかないように・・・

この付近についても「垂水インター 入り方」などでググると解説が多々表示されます。

実際問題、帰路の方が大変でした。「垂水インター出口」を目指していけば良いのですが、往路とは違って交通量が一気に増える方向へ進んでいくので緊張しました。

 

明石海峡大橋の絶景写真

というわけで垂水インターから入って間もなく明石海峡大橋を通過。

お天気も良く爽快なドライブでしたが、ひとり旅なので走行のようすは撮影できませんでした。

しかし、ここで蔵出し!!

明石海峡大橋の上から撮影したレア写真を公開します。(ドローンじゃないです)

神戸側から橋の下を1kmほど歩いて主塔に向かいました。

主塔最上部

淡路島側の景色

↓こちらのツアーに参加した時の様子です(2009.9撮影)

www.jb-honshi.co.jp

2022年12月末現在、ツアーは休止中となっています。

 

この当時より全然交通量が多かったのですが、それでも3車線の隅っこをゆっくり走り景色を堪能できました。

 

走ること数分で淡路島に入りました。

島に入ってすぐのインターで降り、最初の目的地に向かいます。

 

明石海峡大橋の通行料金

「垂水インター」から入り、明石海峡大橋を渡った最初のインターである「淡路インター」で出た場合の料金は、

普通車 平日 ETC使用で 910円でした。

開通当初は(橋を渡るだけで)通行料金が3000円くらいしてガラガラだったという話も聞いたことがありますが、現在は値下げされていて気軽にドライブを楽しめる料金になっていますね。

 

とりあえず最初の難関を突破してホッ。

淡路インターで降り、一般道を5分ほど走って道の駅「あわじ」へ。

タモリさんが立っていたこのスポット。

ということで「ブラタモリ」の足跡の一部をなぞりながら淡路島を観光します。