2022年9月の淡路島・鳴門の旅行記です。
最終章は会員制リゾートホテル グランドエクシブ鳴門の宿泊記です。
エクシブは、リゾートトラストが運営する会員制リゾートホテル。
近年はひとり旅が多いのと、ビジネスホテルのコスパが非常によろしいので、リゾートホテル系から遠ざかっていました。
今回の旅では目的地である鳴門にエクシブがあり、さらに「ソロ旅プラン」なるおひとりさま歓迎プランが用意されていたので利用してみました。
※ソロ旅プランについては、混雑状況や施設により設定状況が変動します。
国道沿いのゲートからホテルまで2km!?
幹線道路沿いのゲートを入って多少走るのは他のエクシブでもあることなのですが・・・
こんなにゲートから長い距離を走ったエクシブははじめて。途中、分岐を間違えたんじゃないかと不安になるほどでした。
グランドエクシブ鳴門は、複数のホテルとゴルフ場を有する広大な敷地となっています。
古城風のいちばん奥にあるホテルの入口までの距離は2kmほどあります。車で5分ほど走ったと思います。
グランドエクシブ鳴門 本館
今回利用したのは、メインホテルでもあるエクシプ鳴門 本館。
ヨーロッパの丘の上に建つ古城を思わせるような外観です。
敷地内に建つ「ザ・ロッジ」の建物から見た本館です。
今いちパッとしない写真なので・・・公式サイトからお借りした画像で。
「平会員」は、車寄せに到着すると荷物だけ先に預かってもらい、遠くの駐車場に車を置きに行く(もちろん自分で)というのが常ですが、コロナ禍の平日で利用者が少ないこともあって、オーナー専用駐車場を案内されました。
オーナー専用駐車場
高級車が並ぶ中、何か粗相があってはまずいのでずいぶん奥に停めました(苦笑)
エントランス
館内はラグジュアリーな雰囲気に包まれるエクシブ。ご無沙汰でした~(^O^)
平会員用のフロントでチェックインして、お部屋へ。
施設によっては外廊下で離れの建物へ行くところもあるのですが、ここは宿泊棟はまとまっているのでラクでした。(大浴場が離れているのがちょっと・・・)
客室内のようす
ツインのベッドとソファーなどがあるリビングフロアと和室スペースが一体化したスタンダードグレードのお部屋です。
なお、会員権のグレードにより利用できるお部屋の広さもアップします。
定員は5名。おひとりで利用するのはもちろんはじめてです。
定員以下で利用する場合、通常は室料差額を支払うのですが、今回はそれも込みでの1泊2食付きのプランでした。
客室からの風景
4階からの眺めです。
ゴルフ場と山々の風景、そして写真右にはザ・ロッジの建物が見えます。(朝食はこちらの建物にあるレストランでいただきました)
こちらは瀬戸内海の風景です。お天気が今いちでしたけど・・・
客室内の設備
テレビは小さめ(ここに来てまで必需品ではありませんから)、冷蔵庫には有料のドリンクやお酒が入っています。
案外ケチだなと思うのはミネラルウォーターが有料なこと。
バスルームとアメニティ
トイレと一体化しています。
4~5人で宿泊すると朝は大渋滞(笑)。さすがにトイレは別にしてほしいなと思うこともありましたけど、今回は余裕です。
施設内にはスパ(大浴場)があるので、こちらの浴槽は利用しませんでした。
シャンプー・コンディショナーはお持ち帰りできるパッケージです。
久々に利用したらパッケージがガラリと変わっていました。
この他に、歯ブラシ、カミソリ、ブラシなどが用意されています。
ルームウェアはロング丈のタイプ。


ワッフル生地で着心地は良いのですが、セパレート(ズボンが別)なら寝相の悪い私も安心なんですけどね~(苦笑)
なお、スリッパや部屋着で共用フロアへは行かれません。
午後5時過ぎくらいにチェックインして夕ご飯まであたふたと動き回るスケジュール。
いつものことですが、リゾートホテルで優雅に過ごすというのができない私は”回遊魚トラベラー”といったところですね。
ということで、シャトルバスに乗ってスパへ向かいます。
写真は朝食に向かう時に利用したもの。
アロマハウス(スパ&エステ)
宿泊者が利用できる大浴場と予約制のエステが入った建物です。
階段を上がって脱衣場に向かいます。
浴室内の写真は撮れなかったので公式サイトより。
温泉ではありませんが、開放的な空間に大きな浴槽。
露天風呂や水風呂、サウナもあるのですが、利用者が少ない日だったので、この浴槽だけでも大満足。ゆったりお風呂タイムが楽しめました。
宿泊棟内にあれば、さらに最高ですが・・・
なお、同時期に造られたグランドエクシブ浜名湖もこんな感じで、お風呂最高!
日本料理「初海」の夕食
「和食」「中華」「イタリアン」のチョイスから選んだのは和食。
いちばんカジュアルなメニュー「汐風」のコースです。
膳菜(前菜)
旬のカボチャのすり流しに近海で獲れる鯛などのお造り with 生ビール
御凌ぎ(おしのぎ)
こちらも徳島の名産すだちをたっぷり使った鰤の押し寿司。
奥にあるのは山椒の茶碗蒸し。最初のピリピリにちょっと驚きましたが、これがクセになる美味しさ。スタッフさんも「料理長の渾身の策です」とおっしゃってました。
ひとりでコース料理というのもちょっと不安でしたが、スタッフさんがメニューを紹介しながら声をかけてくださったり、私もおしゃべりなので、いろいろとお聞きしたり・・・ ひとりでも間が持つような環境をつくってくださいました。
真鯛の柚子味噌焼き、白い胡麻豆腐の薄衣揚げ、丸十檸檬煮
「丸十」ってさつまいものことなんですね。薩摩藩の家紋から・・・粋な呼び方です。
お鍋(牛肉ときのこのすき煮)の後にこちらも季節の素材がたっぷりのご飯もの。
デザートの「きな粉のムース」も美味でした~
全体に量は少なめですが、旬の食材ときれいな食器なども楽しみながらいただきました。
以前、奮発してちょっと高価なコース(中華)をいただいたのですが、ムリして食べ過ぎてけっこう苦しかったこともあり・・・
「”意外と”少食だね」と言われる私、これで満腹でございました~
広いお部屋で多少落ち着かなかったものの熟睡して迎えた翌朝。
イタリアンレストラン「ルッチコーレ」で朝食
和食ならば同じ建物内(昨晩と同じお食事処)でしたが、あえて施設を”制覇”するべく、イタリアンレストランをチョイス。
本館の向かいに見えるザ・ロッジの建物へ。
お天気がよければ朝の散歩がてら歩けそうな気もしましたが・・・バスで行きました。
開放的な吹き抜けのあるラウンジから2階へ。
ザ・ロッジの宿泊については、一般旅行サイトから宿泊予約が可能となっています。
ルッチコーレのフロア(公式サイトより)
ゴルフ場利用者が昼食でも利用できる施設内ではいちばんカジュアルなレストラン。
こちらの朝食は、和洋のビュッフェ。
朝からそこそこ混雑していたので、あまり写真が撮れませんでした。
お野菜多め、そして徳島らしく「お芋多め」のヘルシーなチョイスで。
最近、旅先ではパンからご飯派に変わりました。
この後の、大塚国際美術館での運動量(歩行だけですが・・・)を考えると、もっと食べておいてもよかったかも!?
こちらのレストラン、ちょっとバブルの残り香がするイケイケのゴルフ客がいたりして、おひとりさまはちょっと肩身が狭かったです。
次は、座っているだけでお膳が出てくる和食でいいなと思いました。
以上、グランドエクシブ鳴門の宿泊記でした。
ソロ旅プラン、案外いいじゃん。これなら(朝食を除き)全然余裕で行けるわ~
ただ、行きたいスポットありきで旅をする私にとっては、なかなかその目的地周辺にエクシブがないのが難点。
さらに、スケジュール詰め込みすぎてくつろげないのが最大の問題なのですけど(爆)
でも、大塚国際美術館リベンジの際には、またこちらに伺いたいと思います。
なお、大塚国際美術館へは約20km。車で30分ほどかかりました。
淡路島・鳴門の旅はこれにて完結です。
次は、2022年10月の佐賀の旅をご紹介予定です。