おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【佐賀の旅4】福岡空港から唐津へ~レトロな建物とご当地バーガー~

スポンサーリンク

2022年10月の佐賀の旅。

富士山静岡空港から福岡空港へフジドリームエアラインズの便で到着した後、佐賀県へは電車で向かいます。

www.momoyorozu.net

 

唐津まで鉄道旅

空港直通列車で筑前前原へ

福岡空港からは地下鉄と直結するJR九州の列車で筑前前原(ちくぜんまえばる)へ

福岡空港から博多駅を過ぎるころまでは都市交通という感じで混雑していましたが、ちょっと郊外へ出たら車内もゆったり。

筑肥線で唐津へ

海岸線の絶景を車窓から眺めながらのんびり電車旅を楽しみたいところなのですが・・・

個人的にはこのシートが、う~ん残念。

どこに座っても写真撮りにくいんです。空いていたので立ったり座ったりはできましたが、ボックス席がないとね。

JR九州というと豪華リゾート列車が走るイメージですが、通勤路線的なところはコストカットといったところでしょうか?

 

そんな車内で見つけたちょっと珍しいもの。

JR九州の珍ステッカー

普通は「扉に指をはさまないように」的な注意書きですが、これはちょっと笑える。

九州の若者は”ジベタリアン”が多いのかな?

 

唐津駅到着

トータル1時間半。佐賀県北西部の町 唐津に到着です。

佐賀県といえば、普通は鹿児島本線経由で鳥栖市などを経由して県庁所在地の佐賀市を目指すのだと思いますが、私の旅はマニアックに唐津からです(^^)v

ちょっと時間かかりましたが、レンタカーで福岡の市街地や都市高速を走るのは避けたかったので・・・こんな旅もたまにはいいものです。

唐津らしいペイント列車が停車していました。

北口を出ると、こちらもまた「唐津くんち」の曳山(やま)の像です。

駅前からまっすぐに続く通りを突き当りの市役所まで歩いて、最初の目的地はレンタカーの営業所。手続きだけして、駐車したまま徒歩で観光です。

 

旧唐津銀行本店 辰野金吾記念館

辰野金吾と聞いてピン!と来る方は、建築マニアですね~(笑)

東京駅舎や日本銀行の設計者として知られる辰野金吾氏は唐津市のご出身です。

この建物は辰野金吾氏の設計監修。

実際に設計したのはお弟子さんの田中 実 氏ですが、「金吾イズム」を踏襲した品のある建物です。

建物内は無料で見学可能ですので入ってみました。(有料でも入館します!)

旧唐津銀行本店 1階

かつて使われていたままのフロアが保存されています。

 

窓口の内側から

このフロアは、市民ギャラリーやイベントスペースとしても活用されているそうです。

 

辰野金吾氏の設計した建物は今も国内各地に現存しています。

(2015.4撮影)旧日本銀行 小樽支店 唐津銀行と同じ1912年に造られたものです。

階段を上って2階へ 

吹き抜けの廻廊

旧唐津銀行本店 2階(辰野金吾記念館)

フロア内は辰野金吾記念館となっています。

日本の近代化を支えた佐賀県の偉人ですね。

 

辰野金吾氏の作品についてはこの後にもお楽しみがあるので、このへんで。

館内見学の所要は20分ほどでした。

青い空に映えるので最後に1枚。

 

ご当地バーガー「からつバーガー」買ってみた!

レンタカーの営業所から旧唐津銀行の建物へ歩く途中、ちょっとした行列ができているお店がありました。

気になってのぞいてみたところ、唐津のご当地バーガーでした。

これ、「虹の松原」という観光名所に行かないと買えないと思っていたのでラッキー!

見学後に立ち寄った時には行列も解消されていて、待ち時間5分くらいでできたてをゲット。

※2023年3月現在、こちらの店舗(中町店)は臨時休業しているので、ご利用の際は情報をご確認ください。

 

からつバーガー

昭和のおみやげ袋みたいなレトロ感がたまりません。

購入したのはエッグバーガー。中身がよく見えていませんが・・・

バンズは注文をしてから焼いてくれるのでサクッとしています。

中身はエッグといってもマク●ナルドのようなゆでたまごではなく、卵焼きタイプ。さらにちょっぴりスパイシーなパティに甘辛いソースが絡んで、絶妙なコンビネーション。

どこか懐かしいような、それでいて新しいような、味わったことのないおいしさでした~

 

ところでこのハンバーガー、飲食スペースがなかったのでとりあえず車に乗せてレンタカーで出発。

唐津神社の鳥居の前でお食事タイムとなりました。

神社の駐車場ならゆっくり食べられると思ってきたのですが、駐車スペースがほとんどなくてなんだか騒々しい・・・(鳥居の左の白い車がレンタカーです) 

いったい何が始まる!?

小腹を満たしたところで、いざ唐津神社へ。