おでかけ ももよろず

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【どうする家康】松潤も参拝した岡崎の菅生神社と乙川沿いの桜

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大河ドラマ「どうする家康」。いよいよ舞台は浜松にうつってまいりました!

が、今年は地元浜松ではなく、岡崎城に桜を見に行ってきました!

東海屈指といわれる岡崎公園周辺の桜をはじめて見に行きましたが、それはそれは見事!さすが、家康さまの故郷だけのことはあります。

 

浜松も岡崎も車がないと不便な地方都市なので、ほぼ車でしか行き来しないという方が多いと思います。

そんな私も今回はじめて電車(名鉄)で行きましたが、このシーズンは電車で正解!

 

東岡崎駅から乙川へ

豊橋から東岡崎へは名鉄の特急で約20分。指定席♡の私も今回は普通車です。

駅構内の「どうする家康」の装飾もJRとは違った雰囲気。

※Google Pixelで消しゴムマジックを使って編集したのでビミョーな箇所あり(笑)

 

駅舎の一部は昭和な香りが漂うのですが、東口からは新設されたペストリアンデッキが乙川(おとがわ)沿いの歩道につながっています。

白いビルはオトリバーサイドテラス。

飲食店やホテル、カルチャースペースが集まる空間になっていて、リバーサイドをオシャレに再開発しようという意気込みが感じられます。

そして、この広場では家康騎馬像が人々を見守っています。

 

www.momoyorozu.net

 

乙川沿いの桜を見ながら岡崎公園まで歩きました。

乙川(おとがわ)沿いの桜

岡崎城のある岡崎公園までは15分くらいの距離なのですが、満開の桜を眺めながら歩くので全然楽勝です。

 

岡崎最古の神社「菅生神社」

対岸に渡って堤防沿いを歩いていくと神社があります。

菅生神社。名前は知っていましたが、実は今回行き当たりばったりで到着。

参拝してみて松本潤さんも参拝した神社だということを知りました。どおりでにぎわっているわけだ・・・

大河ドラマ館のミニ写真コーナーには、岡崎市内を歩く”殿”の写真が展示されていますが、こちらで参拝している写真がとてもいい画になっています。

 

菅生神社

神社 概略

【名 称】菅生神社(すごおじんじゃ)

【主祭神】天照皇大神、豊受姫命、須佐之男命

【配祀神】菅原道真公、徳川家康公

【創建年】西暦110年

【創建者】日本武尊(やまとたけるのみこと)

【所在地】愛知県岡崎市

 

岡崎最古と伝わる神社。

東国平定のためにこの地を通過した日本武尊が、この付近に伊勢大神を勧請し「吹矢大明神」として祀ったことがはじまりとされます。

13世紀頃には菅原道真、17世紀頃には徳川家康も祀られるようになりました。

 

境内のようす

マンションに囲まれた境内に、さらに作業車が入っていたのでなかなか窮屈な感じではありますが・・・

 

 

手水舎や拝殿のまわりは花々で彩られていました。

拝殿と本殿

ずいぶん年季の入った建物に見えたのですが、戦後に再建されたものだそうです。

徳川家康はいちばん右に祀られています。

拝殿の中には、家康の象徴でもある「金陀美具足」のレプリカも展示されていました。

最近この甲冑を各地で見ています。全国にどれくらいあるんだろう・・・

ちなみにホンモノは静岡市の久能山東照宮の宝物殿にあります。

 

開運稲荷大明神

家康の祖父である松平清康が城内に伏見稲荷を勧請。後に城の拡張によってこちらに遷移されたものだそうです。

 

慰霊社(旧本殿)

拝殿向かって右にある建物で、境内北側の石鳥居と同時期(17世紀中頃)に造られたもの。

 

パワーの木(クスノキ)

境内一の人気スポットがこちら。

授与所の横にある大きな楠ですが、「大きな力をもらえる」「願いが叶う」といわれ、多くの方がここに来て手をかざしていました。

ちょうど浜松八幡宮の大楠(家康が三方原の戦いでの敗走中に逃げ隠れたと伝わる)と通じるような力強さを感じました。

www.momoyorozu.net

 

なお、菅生神社を対岸から撮影したらこんな感じ。

歴史は古いものの、大楠パワーにあやかって今や岡崎市内の一等地といったところでしょうか。

 

菅生神社の御朱印

普通の御朱印をいただくつもりだったのですが、こちらの御朱印に一目ぼれ♡

家康公繁栄祭限定御朱印

黒地に金の型押しで彩られた文字に三つ葉葵の御紋と金陀美具足。ゴージャスです。

菅生神社は、切り絵などの限定御朱印が毎月頒布されることでも人気のようです。

 

御朱印に対する熱意は人それぞれ。

ただ、最近では待ちきれずに暴言を吐いたり、ネットで売買されたり・・・といったニュースもたびたび聞かれます。限定御朱印人気が人を違う方向に向かわせてしまっているのは嘆かわしいことです。

私は参拝したタイミングでいただける御朱印を”ご縁”だと思っていただきます。

地元であれば、たまには御朱印目当てで出向くこともありますが・・・(苦笑)

浜松市内でも「どうする家康」の放映記念の御朱印が頒布されています。

www.momoyorozu.net

 

岡崎市内にはこの菅生神社をはじめ、松平家および徳川家康ゆかりの寺社が数多くあります。

家康を尊敬してやまない 三代将軍 家光によって江戸時代に造営された社殿が数多く現存しているのも生誕地 岡崎ならではだと思います。

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東岡崎駅からほど近い場所にある六所神社にも行きましたが、こちらも修復が完了した美しい社殿なので、電車を利用する場合にはぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

 

岡崎城の桜に続きます。