2022年10月の佐賀旅行記です。
唐津神社にやってきましたが、静寂な神社のはずの神社周辺がガチャガチャとしています。といっても人が大勢いるわけでもなく・・・
ということで唐津神社を参拝します。
唐津神社について
【名 称】唐津神社
【主祭神】(一ノ宮)住吉三神 底筒男命・中筒男命・表筒男命
【配祀神】(二ノ宮)神田宗次
【創建年】755年
【創建者】神田宗次
【所在地】佐賀県唐津市
社伝には、神功皇后が三韓への渡海に際し、道中の安全を祈願し、帰朝後に海浜に宝鏡を懸けて住吉三神を祀ったことが起源とされています。
755年(奈良時代)に領主であった神田宗次が夢のお告げにより海浜に出向くと流れ着いた宝鏡を発見。これらを祀ったのが神社の創建といわれています。
唐津神社の大祭は、全国的にも知られる「唐津くんち」で11月2日から11月4日かけて行われます。
大鳥居
塗り替えられたばかりの真っ白な鳥居と社号標の金文字が印象的です。
しかし、この鳥居の横には大きなトラックが止まっていて大がかりな作業中。
この時点で、状況をまったく把握できていないアホな私(>_<)
社務所で聞いて知ることになるのですが、11月2日から唐津神社の大祭である 唐津くんち がはじまるとのこと。
混雑する「祭り系」が苦手な私は、コロナ禍の前から地元はもちろんのこと、わざわざ祭りを見るために出かけることはありません。
そんなワケで、名前は知っていても、開催時期にはけっこう疎いのです。
境内のようす
境内の準備も着々とすすんでいる一方で、訪れる人は少なくはひっそりしています。
手水舎
こんなにきれいな花手水があるのですが・・・
”シャカシャカポテト”で台無しだよ~(泣)
社殿
境内にはたくさんの境内社もあるようでしたが、ちょっと省略。
実は、唐津くんちで使われる曳山(やま)が見られることを教えていただいたのでそちらに行ってみることにしました。
唐津神社の御朱印
拝殿の左側にある社務所でいただきました。この時は、書置きとなっていました。
曳山展示場は本来この神社のすぐそばにあるのですが、現在建て替え工事中のため、唐津駅近くの「ふるさと会館アルピノホール」に仮設移転中とのことでした。
(仮設)曳山展示場
カーナビに惑わされて大回りをしてしまいましたが、すんなり行けば車で5分もかからない場所にありました。
入場料は310円。駐車場が有料(1時間100円)です。
1階および2階の通路からガラス越しに曳山(やま)と呼ばれる14台並んでいます。
鬼や兜など町ごとにデザインが異なる曳山は、江戸時代後期から明治時代初期にかけて造られ、現存しているものです。
祭りに詳しくなくても、赤い鯛の曳山はテレビなどで見たことがあります。
印象的だったのは、武田信玄と上杉謙信の兜の曳山。
九州なのに!? ならば徳川家康の兜も作ってくれよ~と思う家康ファンでした(苦笑)
館内には大祭のようすを紹介するVTRや曳山を詳しく紹介するパネルなども展示されていました。
この数日後には、これらの曳山はここから出陣!というわけで良いタイミングでした。
ユネスコの無形文化遺産にも指定されている歴史あるお祭りですが、混雑嫌いな私はこの曳山勢ぞろいですっかり満足です。
スケジュールが押していて、本当は立ち寄りたかったのですが断念。
続100名城の唐津城を遠景から
車で入れる範囲で近くまで寄ってみましたが・・・
このあたりは二の丸、それとも三の丸?石垣も現存しています。
この路地を走っていたら目に入った「早稲田」の文字。
ここは駐車場のようでしたが、佐賀に早稲田ってどういうこと?
そこで大河ドラマ「青天を衝け」を思い出しました。早稲田大学の創始者である大隈重信は佐賀藩の人でしたね。そういうことか、納得!
一昨年は大分の中津に行きましたが、福沢諭吉の記念館がありました。九州すごいな。
このあとは、唐津城をスルーしても行く、あの城跡へGO