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【佐賀の旅8】玄界灘の絶景夕日がのぞめる「国民宿舎 波戸岬」宿泊記

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2022年10月の佐賀の旅行記です。

旅のメインでもある名護屋城を見学した後は、すぐ近くにお宿をとりました。

今回の旅では国民宿舎を利用しました。

リーズナブルな料金で、ご当地料理と絶景を堪能できるお宿の宿泊記です。

www.momoyorozu.net

 

 

国民宿舎 波戸岬(はどみさき)

国民宿舎について

国民宿舎は、国立公園や国定公園など景勝地の”特等席”に造られたお宿。

かつては全国各地に多数ありましたが、老朽化した施設も多く淘汰されています。

一方で存続している施設は改築やリノベーションが行われ、コスパの良い宿として依然として人気です。

国民宿舎はご無沙汰だな~と思っていたら2021年秋に宿泊した「ホテル高千穂」も国民宿舎でした。

www.momoyorozu.net

 

宿泊を決めた理由

  • 名護屋城のアクセスに便利
  • ご当地名物 呼子のイカや佐賀牛など選べる夕食
  • 大浴場あり
  • お手頃な宿泊料金(全国旅行割対象)

公式サイトからも予約可能ですが、私は「じゃらん」で予約しました。

場所と駐車場

唐津市の北西部(平成の大合併で唐津市に編入された 旧鎮西町)東松浦半島の北端にあります。唐津市の中心からは20kmほどの距離。

豊臣秀吉が朝鮮出兵する拠点となった名護屋城跡から車で10分ほどです。

無料駐車場もたっぷり余裕があります。

 

国民宿舎 波戸岬の施設

エントランス

フロント

フロントの前にはおみやげコーナーもあります。

 

客室(洋室ツイン)

ちょっとレトロな雰囲気は否めませんが・・・ひとりで宿泊するには十分な広さ。

客室はこの本館と離れ(コテージ)があり全16室。

洋室ツイン以外にも、和室やバリアフリーのお部屋も完備されていて、お子さま連れのファミリーから高齢の方まで幅広く利用できます。

 

洗面所や浴室といった水回りは窓側にあります。

玄界灘の絶景を眺めながらお風呂が楽しめるのが注目ポイント。

ですが、大浴場があるので使いませんでしたが。

 

オーソドックスな温泉宿の浴衣です。

お茶に関しては和風旅館のひと揃えです。お茶菓子もありました。

自然の中のお宿なので殺虫剤の用意もありました。(10月なので不要でした)

 

大浴場

温泉ではありませんが、広い浴槽です。洗い場も余裕があります。

お部屋のお風呂からも景色は眺められますが、やっぱり足を伸ばして入るお風呂は最高!

ほぼ満室に近いようでしたが、幸いお風呂はすいていました。

絶景を眺めるなら朝風呂がいちばん!(または早めの到着で夕日を眺めながら)

利用していないのですがサウナもあるようです。

 

玄界灘の夕日

日没が迫っていましたので、チェックインしてすぐに庭に出てみました。

お庭から眺める建物です。

海側に目を向けるとこの景色です。

こちらのホテルは波戸岬を見下ろす高台にあります。

この時間には散策をしている宿泊客が何組かいました。

17時頃に日が沈み始めました。ギリギリ間に合いました~

馬渡島、加唐島、松島などが見渡せます。さらにその先、お天気と視力が良ければ壱岐、対馬も見えるそうです。

ただし岬なので風が強い、強い・・・この日は特に。

 

お食事

夕食は「活イカ造り」が人気のお宿ですが・・・

この地は、湾を挟んだ対岸はイカのブランドにもなっている「呼子(よぶこ)」。

ここに来るなら何をおいても「活イカ造り御膳」を予約します。

(写真はイメージです)

が、しかし、ここに来てなんと!!

「今日は強風で海が荒れていて漁に出られなかったので、メインは鯵(アジ)のお刺身に変更となります」

ガーーーン。(めちゃくちゃ昭和ですが、まさにこの言葉しか見つからない)

お皿の奥に、ちょっとだけイカがあります。

いいんです。新鮮なお魚が味わえれば。お刺身も新鮮でボリューミー。

その日に獲れなかったから出せない!というのはある意味、潔くてあっぱれです。

お鍋や、魚の煮つけ、イカしゅうまいなどをいただいた後、食べ終えたお刺身の骨を唐揚げにしてくれます。

このアジの骨フライがパリッパリでおいしい~ 

イカの活づくりは食べられませんでしたが、ゲソの天ぷらも出てきました。

やわらかくて美味しいのですが、ひとり分には多すぎるくらいで残してしまいました。

お部屋にお持ち帰りもできるようですが、お風呂に入るには苦しくなってしまうので遠慮させてもらいましたm(__)m

デザートまでいただいて腹十二分目くらいでした~(笑)

豪華さはありませんが、素材も良く、コスパ最高のお食事でした。

 

朝食

和定食です。シンプルですが白いご飯が進みます。

デザートとセルフサービスのコーヒー。

ほぼ満室だったようで、スタッフさんが手一杯という感じでした。

コロナ禍から少しずつ復活してきているもののどこも人手が十分ではないというのを感じました。

 

まとめ

比較的近場から来られているリピーターの多い人気のお宿。

しかし、私のような遠方からのおひとりさまも宿泊しやすいお宿です。(繁忙期などにはおひとりさま宿泊プランがない場合もあります)

お料理ももちろんですが、名護屋城をじっくり見学したい歴史オタクには超おすすめ!

 

今回は、全国旅行割引を利用して宿泊したので、3000円の旅行クーポンいただきました。

1000円はお宿の宿泊代の足しに、残りは道の駅でおみやげを購入しました。

 

公式サイトはこちら

www.chinzei-hadomisaki.com

 

この他、じゃらんや楽天トラベルなどからも予約可能です。

 

国民宿舎 波戸岬周辺のみどころ

波戸岬

ここ、日本本土最北西端です。

岬に「お約束」の恋人の聖地モニュメントもあります。

 

歴史探訪の道

国民宿舎波戸岬の駐車場からすぐのところにこの案内板(有田焼でできている)があります。
この周辺は豊臣秀吉朝鮮出兵の陣跡が点在していて、案内碑が建っています(特に建物や遺構があるわけではありません)

www.momoyorozu.net

 

陣跡めぐりをした後は、有田町や武雄を経由しながら2日目の宿泊地でもある嬉野へ向かいます。