2023年8月のシドニー旅行記です。
滞在3日目は現地オプショナルツアーに参加。
世界遺産ブルーマウンテンをはじめ、郊外の自然スポットを巡りました。
最初の立ち寄りスポットは動物園。
他の国ならともかく、地域固有の動物が多いオーストラリアの動物園は必見。
私は前回西オーストラリアを巡った時も動物園(自然公園)がコースに組み込まれた現地ツアーに参加しています。
日本で前回動物園に行ったのがいつかも忘れたくらい久しぶりの動物園でしたが、オーストラリアの動物園はテンション上がりました~
シドニー動物園(Sydney Zoo)について
シドニー動物園(Sydney Zoo)はシドニー郊外にあり、2020年オープンという新しい動物園です。
世界遺産ブルーマウンテンに行くツアーのちょうど真ん中くらいにあるため、近年ではここに立ち寄る現地ツアーも増えているようです。
5つのエリアに分かれていますが、園内は比較的コンパクト。
立ち寄り時間は1時間ほどでしたが、サクッと動物たちを見て回ることができます。
ゲート付近は遠足の地元の園児たちでいっぱいです。
顔を拝見するとそれはそれは多国籍。移民の国オーストラリアならでは。
そしてリュックサックがかわいい♡ ピカチュウリュックも発見。
入場料など
団体入場なので(ツアー料金に込み)気にしなくてもいいのですが、たまたま目に飛び込んできた数字にビックリしました。
なんと!おとな約5200円、こども(3歳以上)約2700円。(当時レート 1AUD=95円)
ネット割や団体、シニアなどの割引はあるようです。
しかしこれを見ると日本の動物園って安すぎませんか? 自治体が負担しているからだと思いますが、健全な運営のためにもっと料金を上げるべきだと思います。市民や子どもたちの割引は充実させるという前提で。
そして、貧乏国ニッポンは外国人料金との二重価格もやるべきかと。
シドニー動物園 園内のようす
Australia area
入ってすぐ、私たちがいちばん楽しみにしているエリアです。
最初に出迎えてくれたのは見た目地味ですが・・・
Dingo(ディンゴ)
ワイルドドッグと呼ばれ、素人的には犬にしか見えませんが、古来からの動物で、オオカミの一種なのだそうです。
オーストラリアを代表する動物 カンガルー
カンガルーってこんなに種類があるの?と驚きました。
柵が低いので写真も撮りやすく、柵にカンガルーが近づいてくると至近距離でツーショットも撮れちゃいます。
こんなにかわいくて人懐っこいカンガルーに癒されました~
が、奥では乱闘中の狂暴なカンガルーを発見!(爆)
※ズームで撮影していますので画像が粗くなっています
オーストラリアには人口の2倍にあたる5000万頭のカンガルーが生息しているのだとか・・・
かわいいカンガルーたちもオーストラリア国内では繁殖しすぎたり、交通障害になることもあるそうで、日本でいう鹿やイノシシみたいな感じなんでしょうね。
入園してしばらくガイドさんの案内に沿って進みますが、この先自由行動に。
1時間弱で集合時間まで、自分たちのペースで園内を巡ります。
コアラ発見!
コアラは基本的に夜行性なのでこの時間は眠っていることが多いのです。
まあ、これはこれで”らしい”写真は撮れました。
ちなみにコアラの前でテンション上がってるのは日本人くらいかも~(苦笑)
さらに進んで行くと、コアラ専用の建物があります。
あまり期待せずに入ってみると、午前中からテンション高めのコアラがいまして・・・
歩くコアラ初めて見ました~
コアラは警戒心が強いと聞いたことがありますが、檻の中にも関わらず周囲を警戒しながら動く挙動がいちいち面白い!
わずか1~2分でしたが、コアラの生態を見られて大収穫でした(^^)v
ガイドさんも「こんなに動物たちが朝から動き回る日は珍しいですよ」とおっしゃってました。
ここの小屋では別料金でコアラとの記念撮影ができます。
ただし、シドニー(ニューサウスウェールズ州)やメルボルン(ビクトリア州)などでは州の条例で触れることは(抱っこも)できません。
コアラ抱っこをしたい場合は、クイーンズランド(ゴールドコーストやケアンズ)、西オーストラリア(パース近郊)などの地域限定になりますのでご注意ください。
Aquarium
シドニー動物園には小さいながら水族館もあります。
日本企業もスポンサーに参画しているようです。
お魚たちよりこっちが楽しかった~
コアラ付近で時間をとりすぎたので後半は急がねばっっ
時折、遠足の集団に遭遇して抜きつ抜かれつつ・・・
動物が不足しているところ?はフェイクです。
Primate Boulevard
訳すと霊長類エリアだそうです。
チンパンジーがいたような気もするけど、珍しくないし時間がなくてスルーです。
Africa area
一見フェイクにも見えますが、ホンモノでした。
渋すぎるこの表情、人生で見た中でここのライオンは今まで見た中でいちばん貫禄ありました。
同居するキリンとシマウマ
小さいけどミーアキャット
Asia area
私は動物園といえば、やっぱりこれだな~と思います。
小さいころから象さんは見ていて飽きません。
余談ですが、タイで象に乗りましたが超臭かったな・・・(苦笑)
ということでタイムアップ
最後はギフトショップを通って出口になりますが、見ている暇はまったくありません。
エントランスにある撮影スポット
「コアラを抱っこ」じゃなくて、「コアラに抱っこ」された写真が撮れますよ~(爆)
まとめ
ツアーの立ち寄り地としては、コンパクトでオーストラリア固有の動物の楽しめる良いスポットでした。
ブルーマウンテンに行くツアーなら動物園の含まれたツアーオススメです。
また、シドニー市内には町の中心からアクセスのよい動物園もいくつかあります。
規模もそれぞれのようですので街の中心だけの滞在という方は、そちらの動物園もスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。
重ねますが、シドニー周辺の動物園ではコアラの抱っこはできませんのでご注意ください。
シドニー動物園の後は、天気が怪しくなる中で、ブルーマウンテンへ向かいます。