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【2024台湾旅行記】プロローグ~片道ビジネスクラスで古き良き日本を感じる台南レトロ旅~

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すっかりさぼり気味のブログですが、ご覧いただきありがとうございます。

旅行に行く元気だけはあります(^^)v

ダイジェストばかりになっていますが、2024年11月の台湾の旅のようすをざっくりとお伝えしたいと思います。

今回の旅は、コロナ禍の間にせっせとためていたANAマイルで特典航空券をゲット。

しかしANA便はまったく利用しないちょっとマニアックな!?ルートにて。

(2018年の台湾も二度と出ない香港経由というマニアックルートでした)

www.momoyorozu.net

 

 

【1日目】桃園空港から新幹線で台南へ

今回の旅は名古屋(中部)発福岡経由台北行き。

マイル特典航空券だから贅沢は言えません。

名古屋からスターフライヤーで福岡。

ブラックでスタイリッシュな機体では、もちろんブラックコーヒー。

(チョコレート付きなのがうれしい)

福岡空港の国際線利用はもちろん初。

国内線からのターミナル間移動のシャトルバス(連結)がすご~い

国際線ターミナル内は、まるで韓国か!というくらいの様相で大混雑でした。

 

福岡-台北間は台湾の航空会社エバー航空(エコノミー)です。

台湾フレーバーあふれる機内食で、到着前からテンション上がりました。

 

桃園国際空港からはMRTを乗り継いで台湾新幹線(台湾高鐵)で台南へ。

日本の車両や技術を使っている唯一の国 台湾。キングオブ親日国家です。

車内は日本の新幹線そのまんま。(ちょっぴり旧型ですが・・・)

到着した台南駅前広場には、懐かしの0系が鎮座していました(涙)

0系へのリスペクト精神がこんな形になっていて嬉しいですね~

 

台南は初めてです。

台北の中心部はすっかり日本化していますが、古都・台南はレトロな雰囲気であふれています。

台南の映えスポット&おしゃれ雑貨が揃う 林百貨店

統治時代に日本人が造った百貨店をリノベーションしています。

ホテルはその目の前の富華大飯店

台南の町では日本語はあまり通じず、MRTもなく、段差だらけで不便なこともありますがそれも良き。

言葉は通じなくてもみなさんホント親切。

ローカルな食堂で、おばちゃんと身振り手振りでコミュニケーションをとって晩御飯。

長かった初日が終了です。

 

【2日目】現地ツアーで台南市内観光と烏山頭ダムへ

台南市内と近郊のダムを巡る現地ツアーに参加しました。

軍事要塞やガジュマルに包囲された建物などを見学。

お昼ご飯は台南発祥の担仔麺(タンツーメン)を人気店「度小月」にて

タクシーに3名の日本人客というスタイルでの観光。

日本語の話せる運転手さんがガイドを兼ね、お店の予約などもしてくれました。

そして烏山頭(うさんとう)ダムへ

日本人技術者 八田與一氏が指揮をとって昭和初期に完成したダムです。

台湾南部はこのダムのおかげで台湾の穀倉地帯となっています。

ダム周辺は広大な公園として整備され、観光客も多く訪れていました。

かつての住居などが再現され、八田氏の銅像などもあります。

40分ほどダム湖の遊覧クルーズを楽しんできました。ダム好きは行くべし!

 

ツアー解散後は再び台南中心部でレトロ建物巡り。

台南駅は外まわりは工事中でしたが、内部はリニューアルされていました。

ホテル周辺には今も現役の日本統治時代のレトロ建築が多かったです。

ライトアップも美しく、町歩きも楽しめます。

町歩きにはベストな11月ですが、マンゴーの季節でないことが唯一の残念ポイント。

 

【3日目】台南から台北へ

レトロ建築ばかり見てきましたが、台南最終日はちょっとディープなスポットへ。

人気スポット「神農街」は雨の午前はひっそりしていて楽しくないので・・・

隣の水仙宮市場に行ってみたらザ・アジアン市場でめっちゃ楽しい!

17世紀の史跡 孔子廟

台南最後の締めは林百貨店のカフェで豆花をいただきました~

豆花はざっくりいえばほぼ「豆腐」。

冷ややっこに甘い黒蜜やタピオカがのっているスイーツですが美味しい~

 

再び新幹線に乗って台北へ移動。3日間の外国人用パスでちょっとお得に。

日本では廃れてしまった新幹線の車内販売も絶好調。

きっぷの窓口も親切だし、古きよき時代の新幹線が詰まっています。

日本はJRになってから劣化するばかり。

この日は台北駅のすぐ近くに宿泊しました。

 

【4日目】台北レトロ建築巡り&ビジネスクラスで帰国

朝から小雨の中、台北駅周辺のレトロ建築巡りです。

台北駅隣にある国立台湾博物館(鉄道部園区)

日本統治時代の施設を保存・再現した展示施設。多くの日本人に知っていただきたい!

今回の旅は、思いがけず「鉄子」になってしまいました。

 

帰りは台北松山空港から羽田行きエバー航空。

なんと!ビジネスクラスです。


機内食は(和洋中からの選択)日本でも大人気の鼎泰豊(ディンタイフォン)監修の中華メニュー

この後に、もちろん人気の小籠包もいただきました(^^)v

 

最新機材(B787-10)のフルフラットシートなのですが、何せ搭乗は3時間弱(>_<)

これぞ、ビジネスクラスの無駄遣い(爆)

とはいえ、消費マイルは30000マイルなので、必要マイルが高騰している中で、国内線よりコスパは良いのではないかと思います。

ビジネスクラスの心地よさを実感したのでいつか欧米線で実現したいと思うのでした。

 

ということで、いつものように駆け足の4日間。ついでに足はマメだらけ(泣)

年のせいで帰国後数日間疲れがとれず、しんどい日々を過ごしておりましたが・・・

 

まとめ

とにかく今回も台湾の人々のあたたかい対応に感動した4日間でした。

過去の台北旅では(お店の人たちも観光客慣れしているせいか)日本人と認識されることが多かったのですが、台南ではほぼ現地人として見られてしまった様子。

言葉は通じなくても、日本人とわかると英語やジェスチャーで一生懸命対応してくれました。

「ニーハオ(你好)」と「シェイシェイ(謝謝)」しか口から出てこない私。あまりにも失礼過ぎると反省・・・ 

次はもう少し会話力を磨いていくゾ。(帰国直後はいつも思う)

 

2018年の旅に続き、日本統治時代の建物から新幹線にいたるまで、台湾が日本との歴史を大切にしながら共に発展している(一部ではすでに抜かれている)を実感しました。

 

思い返すと、最初に台湾に行った2000年初頭は、日本語教育を受けたというご老人たちが流ちょうな日本語で気さくに話しかけてくれましたが、20年という年月が経過。

そのような方々が減ってしまったのは残念ですが、どこぞの国にようなあからさまな反日野郎に遭遇することはありません。

また、緊迫する中国との関係など現地の方から率直なお話を聞くこともできました。

 

余談ですが・・・

私が帰国した日、空港すぐ近くの台北101展望フロアで、大谷翔平選手の50-50記念ボールの展示がはじまったそうです。

そういう情報にはまったく疎くて帰国してから知りましたが、購入してくれたのが台湾の企業で良かったです。

 

ぼちぼち記事をリンクさせていく予定です。