新年あけましておめでとうございます。
今年も気まぐれで更新しますのでお付き合いいただければうれしいです。
ご挨拶がてら勢いをつけて2024年末の旅ダイジェストをお届けします。
昨年末、年末年始休暇前の穴場シーズンを狙ってJALの「どこかにマイル」で旅をしてきました。
どこかにマイルは通常の半分以下のマイルで旅ができる「JALガチャ」ともいわれる人気マイル特典で、ランダムに提示される4つの候補の組み合わせから行先が決まります。
6月の北九州に続いてのどこかにマイル
(過去2回が福岡県)さすがに福岡はもういいや、というわけでメインは北海道狙いです。
12月中旬の日程(羽田発 出発便5:00~8:59 到着便16:00~18:59の条件)で出てきた候補群から選んだのは・・・
「帯広」「釧路」「宮崎」「高知」の4つの組み合わせ。
九州、四国も未踏の地があるのですべて行ってみたいところ。
そして、申し込み翌日に届いた結果は「帯広」でした。
実は、これが第一希望だったので万々歳なのです。
【1日目】
インバウンドのせいで安定価格の東横インに空室がなく、それ以外となると15000円超。さすがに前泊でこれは出せない・・・というわけで夜行バスで羽田入り。
バスや飛行機では眠れないタイプ&体ガチガチのオバサンには正直つらいっ。
マイルやステータス達成のために「修業」する話はよく聞きますが、マイルを使うことが「修業」な私。
午前6時の第1ターミナル。行くたびに省人化されています。
この10日後くらいにJALへのサイバー攻撃により運航が混乱したニュースを見てびっくりでしたが・・・
羽田発7:45 JAL573便
沖止め&国際線機材という飛行機好きにはちょっとうれしい組み合わせ。
冬晴れの中の離陸。この景色で寝ているヒマはありません。
実は私、昨年1月の冬の札幌で、雪国冬旅の楽しさにはまってしまいました。
雪が降ったら”大ニュース”な静岡県民なので、雪があることが非日常なのです。
(過去には”スキー馬鹿”といわれるくらいはまっていた経歴あり(;'∀'))
この時に用意した雪靴も準備していたのですが・・・
十勝平野の大半はまさかの”積雪ゼロ”
ニュースでは北海道は大雪と報道されていましたが、あれは”左半分”のお話。
太平洋に面する十勝地方は積雪が少なく、晴天率も高いらしいのです。
写真奥に見える日高山脈を境に北海道の積雪事情は大きく異なることを知りました。
まずは名物 豚丼で早めの昼食
今回はレンタカーなしの滞在のため、徒歩圏内をブラブラ。
ホテルからほど近い市民憩いの公園をお散歩しました。
写真ではそこらの町の冬景色と変わりませんが気温は0℃前後。
しかし、これが肌がピリっとして気持ちいいんです。スキー場のような気持ちよさ(笑)
人間がいてもマイペースなエゾリス。旅の間に何度か遭遇しました。
公園内にある帯広百年記念館へ
自然や開拓の歴史を紹介する総合博物館です。
この地域の開拓には静岡県出身者が大きく関わっているんです。
宿泊は前回に続きすっかりお気に入りの「森のスパリゾート 北海道ホテル」
旅の目的のひとつが「暖炉付きのお部屋でぬくぬくダラダラする」でした(爆)
希望のお部屋を予約できて、ぬくぬくできました。
※暖炉は実際にはガスストーブです
帯広といえばの「ばんえい競馬」も開催中でしたが、私はお馬さんやギャンブルには疎いので行きませんでした。
冷えた体はモール温泉で回復!
お食事はホテルでフレンチのコース&朝食は和食膳
せっかく冬に来たのに雪は見られないのかとあきらめていたところ、ディナーの時に外を眺めていたら雪が降り始めました。
これがいい感じの降り方で最高!
食後にマイナス5℃くらいの庭をうろうろしているアホは私くらいでしたが・・・
【2日目】
ホテルでぬくぬくしてゆっくりチェックアウト。
せっかく来たので、ここからちょっぴり観光です。
帯広神社へ
そしてこちらの銅像たち
左は開拓の第一人者 依田勉三氏(静岡県松崎町出身) 右は帯広神社 神馬の像
これらの像は、いずれも中島みゆきさんの祖父である 中島武市氏の寄贈によるもの。
神社の横の公園は「中島公園」と命名されています。
そして、神社の隣にある中島みゆきさんの母校。
十勝地方の名門校です。ご厚意によりちょっぴり立ち寄らせていただきました。
最後のミッションは帯広神社から近い六花亭西三条店
この時期はほぼ地元の方御用達ですね。
2階の喫茶室で店舗限定スイーツをいただきました。
本州ではなかなかお目にかかれないポテチなどもお買い上げ~
今回は「ロイズ」「カルビー」などの人気北海道みやげではなく、「柳月」さんなど帯広発祥のおみやげにこだわりましたよ。
帯広発15:35 JAL574便
前日よりはちょっとだけ雪がありましたが、それでも北海道とは思えない風景です。
どこかにマイルは空席の多い便が”当選”するのでご覧のとおりゆったりです。
ちょっと早めの帰りにしたおかげで、サンセットと共に富士山のシルエットも
以上、弾丸北海道帯広1泊2日の旅でした。
寒いことは覚悟していましたが、まさかここまで雪がないとは正直驚きました。
地元の方の話では(積雪15センチほどで)除雪車が出動するのはシーズンで3~4回くらいなのだとか。
新千歳は空港アクセスが大雪で混乱することもけっこうあるようです。
冬の北海道は、ホテル滞在や温泉、グルメを楽しむのであれば、帯広や釧路は積雪トラブルが少ない穴場かも!?
北海道に1泊2日なんてもったいないと言われそうです。
まさに「北海道の無駄遣い」ですが、これも「どこかにマイル」だから惜しみなくできること。
コロナ禍から回復して、特典航空券もとりづらくなっているようです。
そんな隙間を狙って「どこかにマイル」を活用する予定です。