2024年11月の台湾(台北・台南)旅行記です。
ANAの提携会社特典航空券を利用して名古屋(中部)からスターフライヤーで福岡を経由し、いよいよ出国。
6年ぶりの台湾へは台湾の航空会社 EVA(エバー)航空。
最新機材B787-10での快適なフライトでした。
リニューアル工事完成間近の福岡国際線ターミナルからの出発。
福岡空港国際線搭乗ゲート
ラウンジでまったりと時間を過ごした後、早めに搭乗ゲートに向かったものの…
人多すぎなのか、ターミナル狭すぎなのか…
さらに、国際線ターミナルに入ってからというものの外国人比率が高すぎることにびっくり。
週末を利用して国内旅行感覚で来日する韓国や台湾の方が多いのかな。
出発定刻時刻頃にやっと搭乗開始となりました。
後方窓側席なので搭乗順は早めのグループ2でした。
BR105便は新型機 B787-10
エバー航空の利用は2度目。
2018年もANAの提携航空会社特典航空券でしたが、羽田からANA深夜便で香港に飛び、そこから早朝便で台湾へ行くという「レアルート」でした。
B787-10はビジネスとエコノミーの2クラスで342席。
日本ではANAが2024年から国内線に導入がはじまったばかりと聞いています。
エバー航空は羽田線はもちろん、関空や福岡にも惜しみなく最新機材を導入しています。台湾財閥企業おそるべし。
エコノミーシートのようす
3×3×3列の配置です。
予約時に窓側を確保済です。
シートはパッと見た感じは地味ですが、近くで見ると幾何学模様のような和柄のような品の良さを感じます。
ヘッドレストは可動式。
シートは足元も広く余裕があります。シートが新しいので座り心地も快適です。
シェードはB787シリーズお約束のボタン式です。
満席に近いけれど日本人は3割弱といったところでしょうか。
隣には台湾人の中年ご夫婦。静かで礼儀正しい方でよかった~
約30分遅れで台北桃園空港に向けて離陸です。
機内エンターテイメント
安全ビデオの映像がIT先進国台湾っぽい映像です。
エンタメも日本語を含めてそこそこにあるようです。
しかし福岡からの搭乗時間は2時間半。
案内放送などで途切れたりするため、映画はラストまで見られるかビミョーなところ。
というわけで、ルートマップを見ながら過ごしました。
ルートマップといっても多彩なメニューがあって、これだけで遊べます(笑)
沖縄諸島が見えるかと期待していたのですが、雲とたまに海が見える程度でした。


機内のトイレについては未確認。
飛行時間は国内線並みなのと窓側ということで使用しませんでした。
機内食
離陸から1時間ほどで機内食の配布がスタートしました。
機内食は特別食(宗教食やカロリーや糖質制限食など事前予約)の人から配られます。
ところが、これが私史上最多の配布数!?のため通常食のカートがなかなかやってきません。決してCAさんの作業が遅いということではありません。
なお、通常食は1種類のみ。選択肢がないため配り始めると早いです。
メインのプレートには鶏肉飯(割いた鶏肉がのっているご飯)に厚揚げとたまごのおでん。
日本人と台湾人それぞれに配慮した盛り合わせ。どちらもしっかり味が染みていて美味しかったです。
これに温野菜とクランベリーケーキ、パンがついています。
私の好きなものばかりでした(^^)v
ドリンクについてはパック飲料(微糖の麦茶)がついています。
飛行時間の関係なのか、配膳の際にアルコールなどの飲み物のリクエストは聞かれませんでした。
モニターでドリンクメニューを確認し、CAさんにリクエストすると個別に届けてもらえるスタイルでした。
隣の席の台湾人夫婦がクランベリージュースをもらっていました。
私も気になっていたのですが、タイミングよく声をかけられず…
CAさんは2人ほど日本人が搭乗していたようですが、私の列は台湾の方でした。
食事が落ち着いた頃にコーヒーやお茶のポットを持ったCAさんがやってきました。
ウーロン茶をいただきましたが、これが本格的(凍頂ウーロン的)なお茶。
カップのせいで色やおいしさを伝えられないのが残念ですが、帰りの便ではビジネスクラスに搭乗し、お茶も白い陶磁器で出されたので格別でした。
機内で出されるお茶が絶品だと思ったのは、地元静岡の航空会社 FDA(フジドリームエアライン)の緑茶に次いで、このウーロン茶でした。
14時ちょっとすぎに台北(桃園)空港に着陸。
時差が-1時間あります。
出発は約30分遅れましたが、その遅れもかなりとりもどしての到着です。
まとめ
最新機材B787-10での台北へのフライトはとても快適でした。
往路はANAの特典航空券利用にもかかわらずすべてコードシェアの他社便。
スターフライヤーもエバーも評判の良い航空会社だけに満足度は高かったです。
日本に旅行に来る中華系はひとくくりにうるさい、汚いというイメージがあるかもしれませんが、中華系といっても台湾と大陸は全然違います。
みなさん静かでマナーも良く、到着した後の機内もきれいでした。
台湾を代表するフルサービスキャリアですので、サービスもしっかりしています。
日本語については(日本人CA以外には)簡単なことなら通じるかもしれませんが、基本は中国語か英語になると思います。
最近では、ANAの特典航空券がとりにくくなっているという話も聞きますが、ANA便や羽田発着にこだわらず、スターアライアンス便や国内乗り継ぎルートを探してみると一味違った旅が楽しめると思います。