2024年11月の台湾(台北・台南)旅行記です。
福岡からエバー航空の最新機で快適なフライトを楽しんで桃園国際空港に到着しました。
この記事では台湾への入国の流れと注意点をまとめました。
なお、この記事はビザ免除での短期観光(90日以内の滞在)の内容となっています。
台湾入国の流れ
① 入国カードの準備(出発前にオンライン申請または機内で記入)
② 降機
※アフリカ豚熱識別カードを受け取る ←ここ重要
③ 入国審査
④ 手荷物受取
⑤ 検疫
⑥ 税関
①入国カードについて

機内で配布される入国カードに記入し、パスポートとともに提出します。
事前のオンライン申請も可能になっています。
オンラインでの入国カードのみの扱いとなりますのでご注意ください。
電子入国オンライン登録 https://twac.immigration.gov.tw/
(日本語の選択も可能)
アメリカのように乗り継ぎだけなのにお金をとるとか、オーストラリアのようにアプリ必須で代理申請不可という厳しさもなく、台湾はやさしいです。
2018年の訪台ではオンライン申請を行っていきました。
なお、ビザ免除の短期観光の場合は、あわせて下記にも注意しましょう。
・帰りの航空券を所有していること(eチケットなどを手元に用意)
・帰国日まで有効なパスポートを所有
②アフリカ豚熱識別カードについて(重要)

豚やイノシシに感染する伝染病 アフリカ豚熱(ASF)が世界中で発生しています。
現在アジア地域で発生していないのは日本と台湾のみ。
感染地域からの入国では、肉類の持ち込みや手荷物検査が厳格化されています。
違反した場合には罰金も科せられます。
なお、日本から直行便で到着した場合、上記のような識別カードを降機時に受け取り専用の通路を進めば検査の除外対象となります。(肉類を所有している場合は赤レーン)

エバー航空機内ではこれに関する日本語のアナウンスもありました。
③入国審査
いよいよ入国審査です。写真撮影禁止エリアですので写真はありません。
台湾居住者用と外国人用のレーンに分かれています。
台湾居住者は自動ゲートを利用できますが、日本人は基本的に有人の窓口での入国審査となります。
台湾人が多い便なのでスイスイ進むと思っていましたが、開いているゲートが少なくて、20分ほど並びました。
女性の係官でしたがソフトな対応。
特に質問もなく完了。「ニーハオ」「シィエシィエ」だけで終わりました(笑)
台湾は入国・出国ともにパスポートにスタンプが押されます。

2018年と比べるとスタンプのデザインもリニューアルされていました。
近年はスタンプレスの国が多くなっているので地味に嬉しいですね(^O^)
日本では申告しないと押してもらえませんが、今回は往復ともにもらいました。

今回の旅、利用した空港がすべて異なっています。
④手荷物受取
ターンテーブルにてスーツケースを受け取ります。

以下2つについては特に申告するものもないので実質これで晴れて台湾の町へGoです。
⑤検疫
台湾は検疫については厳しいといわれています。
肉類や生の果物や野菜、種子の他、乳製品の一部などが禁止されています。
オーストラリアも厳しいと聞いていて、2023年はお菓子の持ち込みにもドキドキしながら正直に申告しましたがあっけなく通過。
台湾は(実際のところはわかりませんが)”謎肉”の入ったカップ麺、肉エキスの入ったポテトチップスやスープ類もアウトという情報も出回っているので気を付けましょう。
⑥税関
基準を超える現金などの持ち込みの際には申告が必要です。
申告するものがない場合は記入不要です。
なお、台湾では電子タバコの持ち込みが全面禁止されているそうです。
所持しているだけで没収されるので愛煙家の方は注意が必要です。
まとめ
降機から荷物を受け取るまで約30分でした。
繁忙期でもない季節のお昼過ぎ、思ったよりは空いていたといえます。
短期の観光目的の日本人にとっては、やさしい国といえます。
ひとり旅に関わらずおすすめしたいのは以下の2点。
・荷物を受け取る前にトイレは済ませる。
・荷物を受け取る前後のターミナル内でネット接続環境を整える。
※入国審査の列に並んでいる間、空港内の無料Wi-Fiを使いeSIMの設定を行いました。
この後は、台湾新幹線(高鐵)で台南へ向かいます。
今回の旅のダイジェスト ぼちぼち執筆中(-_-;)