2024年11月の台湾旅行記です。
(順不同な旅行記ですが)台南から台北へ戻る新幹線の乗車記です。
台南駅での指定席予約や新幹線車内での飲食のようすなどをまとめました。
高鐵台南駅
1F 平日昼の駅構内

日曜日とはまるで様子が違い、とてもすいていました。
自由席でも余裕で座れそうですが、指定席料金はかからないのでとりあえず窓口へ。
チケット窓口

待ち時間なくすぐに対応してもらえました。
外国人用パスとパスポートを提示し、席の希望を伝えます。
日本語は通じませんでしたが、飛行機と同じように「Window Seat」で通じます。
8号車(中央部分の車両)で、2列シートの窓側という好条件の席を確保できました。

予約ごとに外国人用パスにはシールが貼られていきます。(お薬手帳みたいです)
ターミナル内の飲食店や売店

モスバーガー、スタバ、一風堂、ミスタードーナツ、セブンイレブンといった日本企業の店舗が多く出店しています。この他にもレストランやおみやげ店がありました。
台北駅の規模を東京駅と例えるなら、台南駅は浜松、静岡クラスです。
2F 新幹線改札

駅員さんのいる有人改札を外国人パスとパスポートを提示して通過します。
その前に、改札左手に見つけた「日式便當」のPOPがある店に寄り道。
駅弁を購入
日本の影響を大きく受けた台湾には「駅弁文化」があります。
台北駅で元祖・台鉄弁当を見て以来、いつか列車の中で食べてみたいと思っていました。

お店の名前やロゴ、どこかで見たことあるような気がしましたが・・・
ロイヤルホストでした~
奥はレストランスペースです。
3種類ほどケースの中に並んでいて、台湾名物の排骨弁当っぽいのを購入。
改札を通ってホームへ。乗り場は2つしかないので簡単。
1番ホームの北上・南港行きです。(北へ向かうのに南港)

新幹線乗車

さすが日本流。時刻ぴったりの運行です。

往路とは雲泥の差でガラガラでした。
このまま台北まで行けちゃう?と期待しましたが、そこまで甘くなかった(>_<)
日本の新幹線そっくりの内装ですが、漢字の表記がちょっと違います。

ここでちょっと豆知識
台湾新幹線は左側通行
台湾の道路事情は中国と同様右側通行ですが、台湾鉄道(台湾の国鉄)と新幹線は左側通行。
台湾鉄道は日本統治時代に開通していること、新幹線は日本式のものであることが理由だそうです。
余談ですが、香港からマカオに行くバスも(イギリス領だった)香港では左側、途中から右側に車線が変わりました。
駅弁(日式便當)を食べてみた!
新幹線内での飲食は日本同様自由です。
台南駅で購入した駅弁をいただきます。

台鉄名物の排骨弁当だと思って購入した弁当は、なんと!カツカレーでした~(笑)
メニュー写真を拡大してみたら「咖喱猪排丼飯」
カレーの量は少なめですが、トンカツがぶ厚く、これで149元(約700円)はお買い得。
おいしかったのですが、トンカツにソースをかけたかった…
なお、台南駅構内には台湾オリジナルの「台鉄弁当」の店舗もあるようです。
次のお楽しみにします。
ご飯を食べたら次はこれでしょう。
車内販売のコーヒーを買ってみた!

日本では絶滅危惧の列車ワゴンカート。ここでは多種多様な食べ物や飲料があります。
コーヒーはポットから注ぐスタイル。
さらに「ミルクとお砂糖いりますか?」の決め台詞も同じ。(私はブラックですが)
日本語は通じないっぽいので、英語とジェスチャーで(笑)
たっぷり入って300円弱。悠遊カードで支払いました。クレカも使えます。


すっきり飲みやすい私の好きなお味でした。(ドトールやマック系コーヒー)
食べて飲んでの後に台湾オリジナルのうれしいサービスがありました。
ごみ回収のスタッフが巡回
乗車して30分くらいした頃(ちょうど弁当を食べ終わったころ)にゴミ回収スタッフがやってきました。

(写真は2025.6撮影)
大きなキャリーカートを引いて、次々に弁当の容器などを回収していってくれます。
特に声掛けなどはないのですが、周囲の人々の動きに倣って私もゴミを渡しました。
荷物が多い時の降車時に助かりますし、先客のゴミの置きっぱなしもありません。
何度もくるわけではありませんが、日本の新幹線も真似してほしいサービスです。
さらに日本で今問題になっている荷物の置き場問題にも対応した設備があります。
客席内の大型荷物置き場

台湾の新幹線は客席の前後に無料の大型荷物スペースが用意されています。

各客車の前後に(車両により異なる)2~4か所の荷物スペースがあります。
日本では、デッキと客車内に”有料”荷物置き場が設けられていますが、予約していない人が勝手においてしまうこと多発。
足元や通路で邪魔になるからと、巨大なキャリーケースを人の頭越しに荷物棚に乗せようとする外国人も大迷惑。危険すぎます。
16両もあるんだから座席をつぶしてこれくらいのスペース用意しろって思います
実際のところは、台南で乗車してもスペースに空きがなく、私は足元(台中までは隣の席を占領)に置いていましたけどね。
そして降車時に気づいた地味に気が利いている設備
デッキと客車の間の手動ボタン

到着着駅が近くなると通路に人が並んで自動ドアが開きっぱなしになる日本の新幹線。
ドア近くに座っているとけっこう迷惑。
台湾の新幹線では「開」を押さないと開きません。
両手がいっぱいだと不便ですが、乗客トータルで考えたらこちらの方が良心的。
一方、唯一不便に感じたのがこちら
充電設備は車両限定
座席まわりをさがしましたが、私の利用した8号車には充電設備(電源コンセントやUSBポート)らしきは見つかりませんでした。
最長距離を乗車しても2時間弱なので、そこまで重要視されていないのかも。
※2027年に導入される予定の新車両では充電もできるようです
なお、利用していませんが車内でWi-Fiも利用できるそうです。
台中から台北は混雑区間
台南から乗車してしばらくは空いていましたが、台中から一気に人が増えました。
私の隣にも年配女性が座りました。
私の足元のキャリーケースが少しはみ出しているのでなんとか動かそうとすると「大丈夫よ」とジェスチャーで・・・台湾人はみなさん優しい(泣)

台中は台湾第2の人口の都市で、新都心の開発が進み人口増加中。
台北から台中の間は平日でも混雑しますので、この区間に乗車する場合は指定席確保をおすすめします。
高鐵は台北駅の地下ホームに到着します。

高鐵の他、在来線の台鉄、MRTなどが乗り入れ、商業施設が併設され台北駅はまさに東京駅な状態。
地上に出るまでがなかなかの迷宮で疲れ果てました。
まとめ
はじめて利用した台湾新幹線。
開業から15年以上を経て、すっかり台湾人の生活の足になっています。
安定の乗り心地に加え、レトロ懐かしさも感じる部分がありました。
また台湾オリジナルの設備やサービスにも触れることができました。
台湾は鉄道やバスが安いので、それと比べると新幹線は高いと感じてしまいます。
しかし限られた時間で旅人にとっては心強い味方です。
台湾新幹線に新型車が導入されることが発表されました。
日本のN700Sをベースとした車両で、東芝と日立の連合にて製造。
早ければ2027年には運行開始されるとのことです。
そして台南に行ったらこちらもおすすめ。
日本と台湾の新幹線の「絆」を感じる素晴らしいものが高鐵台南駅にあります。