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【2024台湾旅行記】富華大飯店(Fuward Hotel Tainan)アクセスと宿泊記

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2024年11月の台湾旅行記です。

初めての訪問となる台南でのお宿は、観光に好立地なホテルをクチコミで探しました。

鉄道駅から離れているものの、交通アクセスも良く観光スポットへのアクセスが良い富華大飯店の宿泊記です。

富華大飯店(Fuward Hotel Tainan)について

富華大飯店は、全96室の中規模なシティホテル。

台北などにある富信大飯店の姉妹ホテルです。

周辺の景観にもなじんだちょっぴりレトロな外観

古さは否めませんが、老舗っぽい風格があり手ごろな価格で利用できます。

ホテルの正面には人気スポット「林百貨店」があります。

台鉄台南駅からは1kmほど(徒歩約15分)ですが、ホテルから各方面へのバスアクセスは良く、台南周辺の観光を中心に考える場合はおすすめできるホテルです。

 

ホテルの立地

 
台南は近代的な都市交通網が発達していないのが欠点。
台北や高雄のようなMRT(地下鉄やライトレール)がなく、観光の足は徒歩かバス、タクシーになります。
そのような中で、人気の観光スポット林百貨店や孔子廟、水仙宮市場、神農街が徒歩圏内というのがこのホテルを選んだ理由です。
周辺には美術館や文学館などの文化施設、人気飲食店も多いので、台南に滞在中は公共交通機関を利用することなく街歩きを楽しむことができました。

 

高鐵台南駅からは無料シャトル(H31系統)でアクセス

ツアーを除く観光客の多くは新幹線(高鐵)を利用して台南入りすると思います。

新幹線利用者は市内への(台鉄台南駅は軽油しません)無料シャトルバスが利用できます。

富華大飯店はこのバスでのアクセスが良好。

日曜日の夕方ということで満席。最後から2人目、定員ギリギリで乗車しました。

バスは20~30分おきに出ていますので、乗れない場合は次のバスへ。

2384.tainan.gov.tw

 

乗車する時に新幹線のきっぷまたは外国人用パスを運転手さんに提示します。

キャリーケースはトランクルームにセルフで入れます。

車内はいたって静か。台湾人はお行儀が良く親切。

高鐵台南駅から(高速道路を経由)約45分の「建興國中(府前路)」で下車。

バス停は車内のディスプレイに漢字で表示されます。

ホテルへはバス停から徒歩で5分ほど。

バス停写真を撮り忘れましたが、台南孔廟や台南市美術館が目印です。

周辺には88、99系統といった観光アクセスに便利なバスも停車します。

 

富華大飯店の施設とサービス

エントランスとロビー

日本語の話せるスタッフについて

クチコミでは日本語が話せるスタッフがいるとのことでしたが、私がチェックインした時のスタッフは話せず・・・

私でもなんとか理解できる英語にて館内の説明などをしてくれました。

滞在中も聞きたいことは翻訳アプリを使用。

チェックアウトの時に日本語で対応してくれるスタッフがいましたが・・・遅いよ~(苦笑)

すべてのスタッフが日本語ができるわけではないということを覚悟しておきましょう。

 

なお、台南ではすべてにおいて台北に比べて日本語が通じないことが多いです。

 

エレベーター

アサインされたのは9階のお部屋でした。

 

客室(デラックスツイン バスタブ付き)

広さは33平米ほど。

ツインなのかダブルなのかよくわかりませんが十分すぎる広さです。

ひとりなら「スタンダードダブル 窓なし」の選択もありましたが、窓なしは辛い・・・(飛行機と同じ原理です)

早割・連泊という条件ならこの部屋でも2泊(朝食付き)で23000円ほどでした。

最近の日本国内のホテル料金高騰を考えたらすごく高い印象でもありません。

 

高層階でしたが大通りと反対側。ローカル感あふれる風景でした。

 

水回り

広いスペースの中に、洗面台、トイレ、独立したシャワールーム、そしてバスタブがあります。

バスタブとシャワールームが分離しているのは便利なようでちょっと寒い・・・(11月)

しかし水回りは特に問題もなく、使い方がわからないような設備もありませんでした。

 

前回の台北のホテルではシャワー周りの設備の難易度が高すぎました(苦笑)

www.momoyorozu.net

 

プラ削減の流れで、歯ブラシやカミソリ、ヘアブラシなどの消耗系アメニティはありません。

またバスローブやパジャマ類も用意されていません。

タオルはフェイス、ハンド、バスタオル。

ハンドソープ、ボディソープ、シャンプーはディスペンサータイプとなっており、リンス(コンディショナー)がありませんでした。

トイレはTOTOのウォシュレットが導入されていました。

海外ではじめて日本製のウォシュレットを導入しているホテルに宿泊。

しかし台湾のホテルの多くでは、トイレットペーパーが流せませんので注意です。

 

アメニティやサービス

高級ホテル並み!?にフルーツサービスがありました(初日のみ)

 

お茶類は台湾茶のティーバッグやコーヒーが用意されていました。

水は共用スペースからポットに入れるタイプです。

生水は怖いので飲みませんでしたが、沸騰させてお茶を飲むなら十分でした。

この他に空の冷蔵庫、セーフティボックスがあります。

 

コンセントや無料Wi-Fi

台湾のコンセントは、日本と同じA形という形式ですが電圧が110Vとなります。

スマホやパソコン、デシタルカメラなど電子機器の充電は100-240V対応の充電器になっているものがほとんどなので大丈夫。

しかしドライヤー系は国内のものは100V専用なので注意が必要です。

私はドライヤーは現地のものを使いますが、くるくるドライヤーだけは海外/国内対応を持参していきます。

 

Wi-Fiは可もなく不可もなく。あれば使わせていただきます(^^)v

 

困ったのがテレビ。

デフォルトがネットテレビみたいな状態なので、普通の地上波っていうのをどうやって切り替えて良いかわからず・・・(リモコン押しても反応しない)

台北のホテルでも同じ状況。

台湾のテレビ放送のしくみがわかってないだけかもしれませんが、普通のニュースとか現地ローカル放送っていうのはどうやって見るの?

フロントに日本語わかる人がいないから聞くもの面倒であきらめました(T_T)

 

朝食ビュッフェ

富華大飯店の朝食ビュッフェはおすすめできます!

台湾のご当地料理がひととおり楽しめます。

特に炒め物やスープ、お粥など温かい料理が多いのがうれしいですね。

デザートもフルーツや点心などが用意されています。

連泊しても、料理の内容が替わるので飽きません。

 

唯一欠点をあげると、メニュー表記は日本語対応もしていますが、翻訳(直訳)してるっぽく謎多し(笑)

スタッフさんもフレンドリーですが、日本語を話す方はいません。

台湾の旅では朝食も外で食べるのが楽しみという方もいらっしゃると思いますが、私は早朝から外に出て並ぶなんてムリなので、これで満足です。

 

予約と支払いについて

楽天トラベルで3か月ほど前に予約しました。

最近は外資系の予約サイトが人気のようですが、某大手でもトラブル(詐欺)がありましたよね。

何かトラブルがあったとき相談できる窓口が国内企業の方が安心できるので。

キャンセル料金も直前までは無料というプランを利用し、お支払いは現地でクレジットカード払いです。

 

まとめ

はじめての台南ということで、観光アクセスを中心に考えました。

私の好きなレトロ建築に囲まれたエリアなので、ホテル周辺の散歩だけでも十分に楽しめます。

林百貨店は滞在中毎日通っていました(笑)

大型ホテルではないのでロビーなど混雑することもなく、朝食ビュッフェも平和。

料金もお手頃で、すべてに程よいホテルでした。

おすすめポイント

  • 徒歩圏内に観光スポットが多い
  • 周辺はレトロ建築が建ち並ぶ文化地区で静か
  • 高鐵台南駅から無料シャトルバスでアクセス可能
  • 朝食ビュッフェが品数豊富で美味しい

注意すべき点

  • 在来線の台南駅からはそこそこ距離がある
  • 日本語のできるスタッフがいないこともある

 

このホテルに限ったことではありませんが、ホテルの1階にはこんな表示がありました。

台湾有事が現実味を帯びてきていることを感じます。

中国がおかしな行動を起こさないことを祈るのみ。