2023年5月の青森下北半島の旅行記です。
「青森屋」ではおひとりさまでの宿泊プランが用意されていたので利用してみました。
祭りショーやメニュー豊富なビュッフェをはじめ、館内はみどころ盛りだくさん。
ひとりでもまったく退屈しないどころか、1泊ではアクティビティを堪能するには時間が足りませんでした。
憧れてはいたけれど、おひとりさまには敷居が高いと思っていた星野リゾート。
霊場 恐山を目的地として三沢空港行きの便を選んだ後に、空港近くに星野リゾートがあることを知りました。
嬉しいことにおひとりさま向けのプランも用意されていて、渡りに船すぎる~
観光シーズンとしては閑散期にあたる5月末だったのでお値段もお手頃。
青森屋は星野リゾートの中でも比較的リーズナブルに利用できるようです。
ご紹介したい内容が盛りだくさんなので、前編ではホテルの施設を中心に、後半ではお食事や公園散策のようすをお伝えします。
青森屋 by 星野リゾートについて
20万坪という広大な敷地に、3つの宿泊棟や庭園、温泉施設、全236室の旅館。
歴史ある古牧温泉の温泉旅館を星野リゾートが引継いで運営されています。
ホテルの場所
青い森鉄道 三沢駅からも徒歩圏内。
三沢駅や三沢空港からホテルの無料送迎バスも運行されています。(予約制)
敷地入口の看板からホテルの駐車場までは5分以上走ります。
広いっっ
おみやげ屋さんの紙袋がこのデザインでインパクトあります。
駐車場
公式では200台と表記。無料です。
EV電源も装備されています。
私が行った時期は繁忙期ではないので、建物のすぐ近くに駐車できました。
ホテル館内のようす
エントランス(本館 2F)
送迎バスやお客さんが出発する時には、大きな旗を振ってお見送りしてくれます。
フロント(本館 2F)
17:00頃チェックインしたのですいていました。
チェックイン開始時刻にあわせて入るのが良いのはわかっていますが・・・無茶ぶり観光(ドライブ)もやめられません(;'∀')
対応は若いスタッフさんが中心ですが、接客レベルが高いな~と感心しました。
丁寧に館内の説明などをしていただきました。
囲炉裏ラウンジ(本館 2F)
本館フロント横にあるラウンジで、宿泊者は無料で利用できます。
ウォーターサーバーやコーヒーサーバーも用意されています。


敷地内には、事前予約で有料の「八幡馬ラウンジ」もあります。
無料ラウンジすら使いこす時間がない私にはアレですけど・・・
ということでまずはお部屋へ。
おひとりさまなので「えんつこ」という一番小さなお部屋での1泊2食プランです。
客室「えんつこ」(本館5F)
青森の方言で『ゆりかご』を意味し、ゆりかごのように安心感のあるお部屋です
古い客室をリノベーションした感じがありますが、昭和生まれにとってはそれも良き。
布団ベッドの奥には掘りごたつ風のテーブル。
広くはありませんが、ほぼ寝るだけの空間となったので十分です。
マットレスもほどよいふかふか感でよく眠れました(^^)v
部屋の設備はこんな感じ
冷蔵庫には、ピッチャーに入った水が用意されていましたので、ポットで沸かしてお茶をいただきました。
セーフティボックスもあります。
写真中央(棚の上の)円筒はティッシュケース。
ライトはホタテの貝殻っぽくてかわいいです♡
館内着とアメニティ
肌ざわりのよい館内宜は、上下セパレートで着心地もGOOD
5月でも靴下(足袋)があると助かります。
お風呂用のカゴ
歯ブラシやカミソリなどのアメニティは部屋には準備されていません。
この後ご紹介する「じゃわめぐ広場」でチョイスすることができます。
洗面所とトイレはそれぞれ独立しています。


しっかり改修されているためまったく古さを感じません。
大きな温泉大浴場があるので、部屋にはシャワーのみです。
部屋でまったりするのがもったいないくらいみどころ豊富。
ということで、さっそくホテル探検へGO
温泉旅館のテーマパーク「じゃわめぐ広場」
本館1階のフロア。3つの建物がここでつながっています。
温泉大浴場をはじめ、祭りショーが開催される会場、おみやげ屋、居酒屋などがこのフロアにまとまっています。
青森を凝縮したテーマパークです。
りんごと桜の花回廊(春限定)
四季ごとに装飾が変わる映えスポット。
青森を知ることのできる展示


りんごジュースが出る蛇口
これ絶対飲みたかったやつ!嬉しいことに無料です!
出る時間には限りがあり(15:00-20:00)時間外は「枯れ」てます(笑)
冷たくて、特にお風呂上りには最高!!
アメニティもこちらで必要なものだけチョイス
じゃわめぐ売店
ホテル内のおみやげ屋さんとしてはかなり充実しています。
写真のタムラシードル、以前ふるさと納税でいただきましたが美味しいですヨ。
お菓子はバラで買えるものも多く、ちょこちょこ買いしたい人はぜひ。
ヨッテマレ酒場
ビュッフェや祭りショーの終わった後はにぎわっていました。
地酒も豊富で呑兵衛さんにはたまらないと思います。
アクティビティ
とにかく飽きさせないという星野リゾートの勢いが感じられる空間。
まるで昭和の縁日のような感じで、無料で楽しめるものから有料・予約制のものまでさまざまなメニューがあります。
季節によってメニューも変わるので、公式サイトで下調べは必須です。
朝風呂に行く途中に見かけた「津軽弁ラジオ体操」
すっごい楽しそうでした。参加すればよかった~
「青森屋」の温泉施設
青森屋では利用できる温泉が3つあります。
メインはこのじゃわめぐ広場にあるこちら
温泉「浮湯」
内湯は超広々。写真でお見せできないのが残念です。
落ち着いて浸かるなら木のぬくもりのある内湯ですが、開放的な露天風呂が最高!
季節ごとの装飾やライトアップが楽しめ、私の行ったシーズンは桜(花見)の最終日でした。
温泉「元湯」
ホテルの建物群から少し離れた場所にある温泉。
かなり泉質が良いとの評判なのですが、今回は時間不足で入れませんでした(T_T)
ホテルフロントからは送迎バスが利用できます。(徒歩は約10分)
足湯
公園(庭園)内にあります。
こちらも時間が足りずに入ることは叶いませんでした。
もっと余裕をもって旅ができるのはいつのことやら・・・
みちのく祭りやでショーを楽しむ
青森屋に宿泊したらマストなのが「りんごジュースの出る蛇口」とコレ!
じゃわめぐ広場内の会場で21:00から開催されます。(所要約1時間)
会場へ続くこの装飾にワクワク。
定員制となっています。
前半はプロ奏者による津軽三味線の生演奏と青森の四季や文化を伝えるショー。
ショーでは演じるのはホテルのスタッフたち。手作り感もありつつ内容はかなり本格的です(撮影は禁止となっています)
後半は観客もステージに繰り出し、一緒に盛り上がります。
ステージ終了後はねぶたの山車をバックに大撮影会。
かつての紅白での小林幸子v.s.美川憲一みたいなのもありました~(爆)
実際に祭りのシーズンに行こうとすると、いろいろとハードルが高いけれど(私の場合は人混みが特にダメ)、青森の複数のお祭りをコンパクトに臨場感あふれるライブで体験できるというショーは斬新。
青森屋に宿泊するなら見ない理由はありません、というくらいオススメ。
人気のショーなので事前予約をおすすめします。
ここまで青森屋宿泊記のホテル(施設&アクティビティ)のご紹介でした。
本当に盛りだくさんすぎて・・・
別記事で名物てんこ盛りのお食事(ビュッフェ)と庭園散策をお伝えします。