おでかけ ももよろず

日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【スマホ最強説!?】財布(クレカも)を忘れて2日間東京に行ってきた話。

スポンサーリンク

先週東京に行ってきました。

飛行機搭乗以外で東京に行って、町歩きは1年以上ぶり。

そんな中、タイトルのとおり財布を忘れて新幹線に乗ってしまいました。

結論としては、スマホ決済だけでなんとか事なきを得たのですが、ドキドキしながら綱渡り状態。

貴重な経験!?になったので、日本のキャッシュレス事情を振り返ってみました。

きっぷはスマートEXの早割(今年4月にデビューしましたっ)で購入していたので改札ピッ。(Suica連携済)

駅のドトールでコーヒーも買いましたがクレカタッチでピッ。

お財布を出すシーンがなく、新幹線に乗るまで気づかなかったんです。

「そういえばお財布持ってきたっけ?」と不安になったのが磐田から袋井を通過する頃。「ひかり」なので、静岡まで停車しません。

静岡で降りて財布を取りに引き返すか、このままスマホだけで過ごすか悩みました。

しかし時刻指定の予定が入っていましたのでキャンセルするのも・・・

 

私は同世代のオバサンと比較するとけっこうキャッシュレス生活な日々を送っています。

 

もともとクレジットカード使用にも抵抗がないタイプでしたが、コロナ禍明けの2023年、オーストラリア(シドニー)に行ったとき、現金を両替することなくほぼタッチ決済できたことから、世界で通用するクレカタッチ決済に目覚めました。

www.momoyorozu.net

今回は行先が首都 東京だし、この際、日本の実力を確かめてやろうという危ない探求心がわいてきて、このまま突き進むことに。

 

スマホに搭載のキャッシュレスツール

所有しているスマホはGoogle Pixelです。

Googleウォレットにクレカを2枚登録。

旅行はもちろん、日常も下記のタッチ決済&電子マネー使っています。

  • ANA/Visaカード
  • モバイルSuica (←Andorid版が無料になってから導入)
  • 楽天Edy (←ガラケー時代からおサイフケータイご愛用)
  • AEON Pay

 

日本のキャッシュレス事情

日本のキャッシュレス(利用)比率は、先進国の中では意外と低く40%ほど。

あくまでも全国的な利用比率です。

一方、店舗での導入率は東京都に限っていえば9割超という調査結果があります。

www.nikkei.com

 

実際に、立ち寄った場所はすべてクレジットカード決済可でした。

しかしちょっとした落とし穴があります。

一部店舗で 端末がクレジットカードのタッチ決済に対応していない ということ。

現物のクレジットカードを差し込まないと決済できないというものです。

 

タッチ決済できなかった場面と対処

スターバックス

スタバなんて現金派の方が少ないだろうという印象ですが、まさかのタッチ決済不可。

まだオープンして間もない店舗(新駅の構内)なのに・・・です。

まあ、そこはスタバなので他にも決済方法が豊富にありSuicaで突破。ホッ。

しかし、スタバの新店舗でクレカタッチ決済不可なんてことあるの?

気になり調べてみたところ、Yahoo!知恵袋に同じ疑問を感じた人の投稿がありました。

要約すると駅構内や商業施設などの一部では「大人の事情」でタッチ決済不可の端末があるみたいです。

 

江戸たいとう大河ドラマ館

1年間の期間限定施設の入館料はタッチ決済可能。(電子マネーなどにも幅広く対応)

しかしおみやげショップでの決済がクレカタッチ非対応でした。

ここもSuicaならOK。東京でタッチ決済ならSuica最強かも!?

期間限定にもかかわらず、立派なセットが並ぶおみやげショップ。

毎年大河ドラマ館を訪ねている身として「東京は資金が潤沢」と感じました。

 

アパホテル

宿泊したのは大手チェーンホテルのアパ。

チェックイン専用端末はカード現物が必要といわれ・・・ピンチ!

結局、宿泊名簿(紙)に個人情報をすべて記入し、フロントにある一般の決済端末でタッチ決済できました。

全然「1秒チェックイン」じゃありませんが(苦笑)、専用アプリを入れるか、予約サイトで事前決済していけばよかったという話です。

 

この前日は隅田川の花火大会。

私は大昔に一度行って、帰りの電車で押しつぶされそうになって以来ムリです。

ホテルはすいていたし、部屋からスカイツリーのライトアップ(花火特別バージョン)もゆっくり見られて満足~ 11階からの景色です。

 

この他に巡ったのは主にミュージアム。

この暑さの中、涼しい環境で楽しめる場所へ行くしかありません!

すみだ北斎美術館

 

岡本太郎記念館

事前にキャッシュレスに対応しているか電話で確認しました(;'∀')

また地下鉄駅からはアクセスが不便な場所は、タクシーやバスも利用しました。

駅構内ではSuicaがあればコインロッカーも利用できます。

 

しかし、現金があればもっと楽しめたのに・・・ということもありました。

現金がないと困る(できなかった)こと

寺社の参拝

まだまだ日本の寺社は現金が主流。御朱印も現金が必要ですし。

(個人的には寺社がキャッシュレスを導入していることに抵抗すら感じます)

ということで浅草周辺の寺社巡りはあきらめました。

浅草寺周辺のインバウンドが多すぎというのが最大の理由ですけど。

例の”大地震の噂”で7月はインバウンドが減ったと聞いていたのに全然減ってないし!

 

ガチャができない

駅や大河ドラマ館でガチャやりたいな~という場面がいくつかありましたが、現金がないのであきらめました。

シドニーでは日本のガチャが”改造”されていて、クレジットカードで専用コインを買って、それで回すという方法でした。あれ採用してくれないかな?

 

飲食店は無難なお店で

個人経営の小さな飲食店やカフェはキャッシュレス非対応というところもあります。

ご飯やカフェは、有名チェーンや駅構内にあり「絶対キャッシュレス導入している」と確信できるお店しか利用しませんでした。選択肢は狭くなりますね。

 

まとめ

結論としては、お財布を忘れてもスマホがあれば決済できます

ただし、最強と思えるクレジットカードは現物カードがないと決済できないことがあります。

今回の2日間の感覚では1割くらいタッチ決済不可に遭遇しました。

決済方法が1種類だと詰みますので、以下を併用するのが安全策となります。

  • クレジットカードの現物を持つ
  • モバイル対応している交通系電子マネー(suicaまたはPASMO)
  • 電子マネー(楽天Edyやnanacoなど)
  • QRコード決済(PayPayや楽天Payなど)

 

なお、すべて装備していてもスマホの充電が切れたらアウトです。

また、通信回線トラブルが発生したらアウトなので、そこは自己責任でお願いします。

 

日本でも一部の鉄道でのクレカタッチが進んできました。

この勢いがいろいろな場面で加速してくれたら便利になるのにと思う反面、「覇権争い」が大好きな日本なのでひとつにまとまるということはないのでしょう。

そもそも海外のクレジットカード会社に主導権握られているのも痛いですよね。

 

今の時代、財布を忘れてもスマホがあればなんとかなりましたが、その逆はダメです。

実はそれも経験済み。

オーストラリアに出かけた日、スマホを玄関に置き忘れて出発(身内の送迎)。

車中で気付き、新幹線に乗る前だったので取りに戻りました。

単なるおっちょこちょいなのか、すでに〇呆がはじまっている!?

 

みなさまも持ち物チェックはしっかりして、夏の旅を楽しんでくださいませ。