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日本全国北から南、たまには海外へ・・・”よろず”な旅をご紹介

【ラスト万博】歩いた歩いた30000歩を振り返ってみた

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大阪関西万博も残り数日というタイミングでの記事です。

今さら誰かのお役に立てる内容ではありませんが、自分自身の備忘録として楽しかったラスト万博のようすを記録しておきたいと思います。

 

ざっくり概略はこちら

www.momoyorozu.net

 

夢洲駅から東ゲート10時入場

夢洲駅に着いたのが10時少し前。ほとんどノンストップでゲートへ進みました。

真ん中あたりの「顔認証ゲート」に並んでしまいましたが、これ正解?

スタッフの段取りも良く、来場者も手荷物検査で注意される人もなく、30分弱で通過できました。

1か月前の西ゲートは、警備スタッフが「ペットボトルは出してくださ~い。缶や瓶は…」から「チケットはスクショか紙でご用意くださ~い」と叫び続けていたのとは対照的に静かな列でした。

 

フィナーレスタンプをゲット

東ゲート入ってすぐ、スタンプポイントへ。

フィナーレスタンプの初日。10人くらい並んでいましたが無事ゲット。

期限切れパスポートをスタンプ帳として持参しました。

 

ラスト万博用に周到に計画した動線で無理・無駄なく巡る予定が、スタートから頓挫。

マレーシアパビリオンに余裕で入れると思ったら10時半過ぎの時点ですでに入場規制がかかっていました。近くのフィリピンも同様。

 

作戦変更で少し小さめの海外パビリオンへ

モザンビーク&ペルーパビリオン

モザンビークでは珍しい楽器を叩いてきました。

ペルーは2017年に実際に行きましたが、神秘的なマチュピチュやナスカの地上絵の映像で感動がよみがえりました。

ここでうれしいサプライズ。

10月1日がコーヒーの日にちなんでコーヒー豆のプレゼント。

インスタグラムに友達登録することが条件。インスタやっていない私、なんとその場でアプリインストールから友達登録まで速攻でやり遂げGET!

※人形はペルーで購入したエケコ人形

まだ飲んでいませんが、万博の余韻に浸りながらじっくりいただきます。

 

キッチンカーでペルーフード

ランチには早いので、ミートパイとインカコーラを買って、小腹を満たしました。

インカコーラは全然コーラの味じゃなくて、限りなく”オロナミンC”みたいな味。

なお、ペルーは美食の国。日系も多いこともあり料理は日本人の口に合いますよ。

www.momoyorozu.net

 

続いては予定していたコモンズへ。入場規制がかかるもとビビりながら向かったところすんなり。

コモンズC(11か国)

モンテネグロでは寝そべって映像を見たり、ガボンでは謎のかぶりものをしたスタッフさんに声をかけたら、一緒に記念撮影に応じてくださったり・・・

クロアチアは大量のチューブ展示(地域ごとの気温を体感というコンセプト)

前回のコモンズAとBより遊べる要素が多かったです。

紛争のニュースが毎日のように聞かれる国の展示もありました。

ウクライナはブース内に入るのに30分以上の待ち時間だったのであきらめました。

コモンズD(25か国)

ブータンの民族衣装や能面のような面があったり

 

ブルキナファソのバランフォンという楽器の生演奏

海外から来たスタッフさんも終盤にかけてテンション上がってます!?

バーゲン会場と化しているブースもありました。

 

岩塩のオブジェが人気のパキスタンは並んでも見る価値ありました~

 

ノリノリの演奏や映えスポットも楽しかったのですが、

ずっしり記憶に残ったのがパレスチナ

ここでは日本人女性スタッフが3分間ほど、展示品の丁寧な解説をしていました。

パレスチナの伝統や文化が好きでこのパビリオンにかかわっているという女性は、無知な私に個別に日本との関係など質問に対しても現状を丁寧に解説してくれました。

ニュースでは惨状ばかりが報道されますが、1日も早い終結を願わずにいられません。

 

外に出たらすでにコモンズDも入場規制がかかっていました。

ここからは穴場探しにGO!

激込みの海外パビリオンエリアのようすを眺めつつ

大屋根リング南側(海側)はバスの通路になっているので人が少なく、建造物マニアにとってはおいしい撮影スポット

 

ひたすら歩いて・・・

西ゲートエリアの寝そべりミャクミャク

ミャクけつ

たまたま人が少なかったから撮りましたが・・・今となればレアでした~(^^)v

 

フューチャービレッジ

西の果てにあり、周辺のトイレなどもこの時期でも余裕でした

石造りの小さな建物が連なる中で、ワークショップなどが開催されていました。

環境に配慮した面白いオブジェや椅子などをさがすのも面白いです。

大屋根リングにも携わった清水建設の廃棄ホタテの殻を活用したベンチ 

 

タイミングよくJAXAのブースに入ることができました。

乗り物や装備などけっこう具体的で、面白い映像でした~

アメリカ館は行ってませんが、ここでもミニ宇宙旅行が楽しめました。

実は、隕石に実際触れられるという情報を得て行ってみたのですが、とっくに展示期間終わっていました(>_<)

 

隣の建物ではベンチャー企業や大学などが研究している技術が見られるというので・・・

廃コンクリートを再生した環境にやさしい(CO2を吸収する)コンクリート

ダムや橋など巨大建造物好きな私。コンクリートが嫌いなわけがありません(笑)

対応してくれた女性スタッフさんは「土木女子」なのかな、お話が盛り上がり待機もあまり苦にならず、ミニコンクリート造りを体験してきました(^^)v

地味だけど、こういう企業の見本市のような展示けっこう好き♡

今回はおみやげを買う時間がなかったけれど、万博記念品が手元に残りましたよ。

 

グランドフードコートでランチ

午後3時過ぎると空席も出たのでどっぷり休憩。

バングラディシュ料理(というか隣のインドと同じメニュー)のカレーとナン。

これにもちろんビール!

またまたここで1時間近くまったりしてエネルギーチャージです。

 

e-Mover難民になる

西エリアからはe-Moverに乗って大屋根リング下のドライブを楽しむ予定でしたが、この列で50分待ち。

すぐに乗れそうなのに、バスが小さく、バス停ごとに人員を規制しているようです。

ということで・・・再びリングまで歩いて、歩いて、歩きました。

帰ってこの日の歩数を見たら30000歩超えてました。私史上最高歩数かも。

 

スペイン

入場規制が多い中、うろうろしていると17時過ぎにスペインの列に並べました。

わずかな時間でしたがこの万博で唯一大屋根リング下に並び、ロープ内横断も。

階段を上ってステージ横から入る設計や、館内の展示も面白いのですが

そんな中で、私にいちばん刺さった展示

スペイン国王から贈られたという時計のレプリカ。

久能山東照宮の宝物館に実物(重要文化財)があります。

説明書きがないので気づく人もなく、立ち止まっていたのは家康オタクな私くらい!?

 

オーストラリア

唯一の当日予約で入ったパビリオン。

森を歩きながらオーストラリアの生き物たちと遭遇。

迫力の映像も鑑賞しましたが、個人的には海より陸系(エアーズロックやピナクルズなど独特な自然景観)があるとよかったかな~

 

花火

オーストラリアパビリオンの入館時間と重なっていたのですが、退出と同時に見ることができました。

ホントは大屋根リングとのコラボ写真を撮りたかったけど贅沢はいえません。

 

トルクメニスタン

他の大国のパビリオンを圧倒するほどギラギラ輝くパビリオン

ほとんど知られていない国なのに、この存在感は何?この財力はどこから?

独裁国家で渡航困難な国らしいので、これは見ておきたい!と20分ほど並びました。

”中央アジアの北朝鮮”いわれるワケがわかる映像をじっくり見て、2階の展示へ

この国ではアラバイという犬が「国犬」として尊重されているそうで、なんだか江戸時代の徳川綱吉(犬公方)?と思ってしまいました。

また、日本語の教科書が展示してあったのは衝撃的。どこを目指すのでしょう?

 

マレーシア

ラストは、朝いちばんで入れなかったマレーシアへ。

竹で囲まれた独特なこの建物は、隈研吾氏の設計です。

地域ごとの名物料理の展示がなかなか面白かったです。

(午前に入場していたら)この流れでレストランに行きたかったのですが・・・

前回(インドネシア)に続いて、アジアで若く勢いのある国で万博の締めとなりました。

 

大屋根リングから水上ショー

バスを予約してある西ゲートへ向かって、万博の余韻に浸りながら大屋根リングを歩きました。

泣いても笑っても二度とこの景色は見られないと思うと、寂しくもなりましたが、ギネスものの大屋根リングを間近で見て歩いただけでも、私は十分元をとりました。

日本の技術を結集したこの立派な建造物、できることなら全部残してほしいです。

 

西ゲートを出て、はためく国旗たちを眺めながら、無事に閉幕を迎えてほしいと思うのでした。

 

すべてのみなさまに感謝

パビリオンや店舗、清掃や警備にあたってくださった万博会場スタッフのみなさま

会場アクセスへ定時安全運行してくださった交通機関の方々

You Tubeやブログで有益な情報提供をしてくださった方

使いやすいマップを作ってくださった つじさん

たった3回しか行けませんでしたが、いずれも存分に楽しむことができました。

 

拙いこの記事を読んでいただいている方にも感謝です。

この記事にだらだらと時間をかけているうちにもう残り2日。

テレビで閉幕を見届けた後、しばらくYouTubeなどで万博の余韻に浸りたいと思います。