2025年6月の台湾旅行記です。
2024年に続いてANAの国際線特典航空券を利用し、エバー航空のビジネスクラスを体験することができました。
前回の旅では台北から羽田でしたが、今回は羽田から台北の利用です。
この記事では羽田でのチェックインと初のANA国際線ラウンジ体験レポです。
2024年の台北-羽田 ビジネスクラス搭乗記はこちら
ANA特典航空券でエバー航空のビジネスクラスへ
ANAのマイルをためている方は、ANA便で台湾に行きたいと考えるのが一般的です。
しかし、コロナ収束後マイルでの特典航空券取得が年々厳しくなっています。
特に羽田便はエコノミークラスですら良い時間帯の空席がなく、いつも回り道ルート。
コロナ禍前ですが、2018年はANAの深夜便で香港を経由し、早朝エバーで台北入り。
2024年は名古屋からスターフライヤーで福岡、福岡からエバーで台北
帰りもエバー(ビジネス)なのでANA便に一度も乗らないフライトという・・・(苦笑)
今回の旅も、往路は羽田-台北(松山)、復路は台北(桃園)-関空というルート。
もちろんすべてエバーで(^^)v
空港アクセス難民(静岡県)なので、最近は多彩なルートをあえて楽しんでいます。
エコノミーよりハードルの高いはずのビジネスクラスですが、エバー航空の空席がひょこっと現れます。それも羽田線で。(おひとりさまだから?)
予約したのは前回の旅(2024年11月)から帰ってきてからのことなので、約半年前。
片道エコノミー&片道ビジネスなら必要マイルは30000マイルです。
(別途燃油サーチャージ・空港使用料等で計20000円ほどかかりました)
LCCなら全部込みでも20000円くらいかもしれませんが、ビジネスクラス付きなら上等です。
ANA便で空席がなかなか見つからないという時、ちょっと視野を広げてスターアライアンスの提携航空券という選択は十分ありです。
エバー航空は台湾のFSC(フルサービスキャリア)航空会社。
機内食はもちろん機材もANAより新しいものを使用しているというのもおすすめポイントです。
羽田空港 第3ターミナル(T3)から出発
今回の出発は羽田空港から
静岡県からなら始発の新幹線でも間に合うのですが、ビジネスクラス特典のラウンジも楽しみたいという貧乏根性で、夜行バス経由で羽田入り。
横浜のYCATに朝5時ころ到着し、羽田行きのバスに乗り換え。

10~15分間隔くらいで運行されていて、所要は30分弱。
早朝便はT3には停車しないため、T1で降りて空港内のシャトルを利用。

※写真はT3で降車後に撮影
初めて乗りましたが、早朝は空港スタッフさんの利用が多いようです。
早朝からご苦労さまでございますm(__)m
T3への到着は朝6時頃。

チェックインカウンターのオープンは?
利用するBR189便は10時50分羽田発。
海外ツアー参加の場合、空港には3時間前に到着というのが推奨ですし、2023年のオーストラリア行き(深夜便)では定刻の5時間前にはカウンターが開いたので、今回も午前7時過ぎるころには手続きできるものだと勝手に思っていました。
しかし!インフォメーションで確認するとオープンは8時10分とのこと。
疑り深い私は、予定されているカウンターまで確認に行きましたが、航空会社の表示がありません。
これは大誤算。
夜行バス利用して早朝に到着した意味がまったくないじゃん(泣)
朝ごはんもラウンジでいただく気満々、さらにはシャワー室で身支度するつもりだったのに…
チェックインカウンターオープンまで約2時間
ということで自腹のタリーズ


朝からお疲れモードの方々。早起きしたのかそれともオールナイト組?
身支度は5階のトイレにて(この時間帯ならトイレ空いてました~)

ラウンジへのテンションもちょっと下がり始めた頃…やっとはじまりました。
エバー航空 チェックイン


エバー航空のカウンターは端っこのA。
朝6時台にはシンガポール航空の表示だけでしたが、やっと表示が出ました。
オープン10分前にプライオリティレーン(ビジネスクラス利用者とスターアライアンスゴールド会員専用)に行くと、前に1名。
しかし列が動きだす頃、その方がキャリーケースを置いたまま離席していたので、スタッフさんに誘導されるままに押し出しの一番に。

待ちくたびれましたが、オープン時にスタッフさんがカウンター前に整列して挨拶してくださるようすにちょっと感動。
やっとここで”ラウンジへの切符”をもらうことができました。
保安検査はまあ通常運転という感じの混雑具合。
出国については、顔認証ゲートになってずいぶんスピードアップしていますね。
ANAラウンジ
8時30分。4階にあるANAラウンジへ。

JALはプレエコでロンドン便に搭乗した時に利用しましたが、ANA国際線のラウンジは初めてです。
エバー航空のビジネスクラス利用者は、日本国内では専用ラウンジがないため、(スターアライアンスの)ANAラウンジを利用します。
逆に、台湾発のANA便利用の場合、エバー航空のラウンジということになります。
メインフロア(ダイニング)に続く長い廊下。
遠いっっと思いつつ、その先に何が広がるかちょっとワクワクする空間。

定員はどれくらいなのでしょう? けっこう広いです。

シャワールーム(予約なし)
SFCなど航空会社のステータス持ちの方がブログで紹介する記事には、必ずといっていいほどシャワーを利用しているので、いったいどれほどすごいのか機会があったら使ってみたいと思っていました。
最近では、予約なしでは利用できないという情報も見かけましたが、受付で聞いてみると「10分以内にご案内できますよ」の案内でした。
QRコードの手続きもなく、アナログで利用権を勝ち取りました(大袈裟な・・・)
7室ありました。


しかし、制限時間(20分くらい)を告げられた瞬間、洗髪までは無理っぽい。
こんなにいい化粧品もあったのね~(もう化粧も終わっちゃってるし…)
存分にこのシャワールームの恩恵を受けられず・・・残念。
ラウンジの食事
タリーズでモーニング食べちゃったし、機内食もあるし・・・

というわりにはビールまで飲んでますけど~(笑)
朝食メニューということもあり用意された料理は全体に軽めなラインナップ。
オーダーで作ってもらう麺は行列だし、料理周辺は人が多すぎて慣れていない庶民は撃沈。
銘酒も選び放題ですが、さすがに朝から酔っぱらうわけにいきません(T_T)

時間的な制約や混雑具合もあり、期待するほどくつろげる感じではなかったけれど、カードラウンジとは違った楽しみはありますね。
航空会社ラウンジを利用するなら、夜便や深夜便に限る!ということも心得ました。
搭乗時間が近くなりゲートへ。
搭乗機材は B787-10

ラウンジにいた時はザーザー降りだった雨も少し落ち着いてきた様子。
ゲートはちょっと端っこ気味の106B

定刻30分ほど前に案内がありました。
ビジネスクラス(ロイヤルローレルクラス)の漢字表記がなんとも高級っぽいです。
ワクワクだわ~。