都道府県を超えての移動自粛が解除された途端、一気に人が動き始めましたね。
「これでいいのか?」と戸惑っている管理人 ももよろずです。
当分、海外には行けるとは思っていませんし、まだ国内の公共交通機関にも不安を感じていますので、そんな中でどんな旅をしようが思案していました。
大河ドラマ「麒麟がくる」にはまっています
今年の大河ドラマ「麒麟が来る」にどっぷりはまっています。外出自粛に加え、脚本の良さ、キャストの良さも相まって高視聴率キープだそうです。
主役の長谷川博己さん演じる明智光秀は今はまだ(謎につつまれた前半生のため)控えめな出演ではありますが、脇を固めるキャストがすごすぎます。もう誰が主役なのかわからないくらいの豪華さ。
織田信長役の染谷将太さんは若手にかかわらず新たな信長像を作り上げています。そして斎藤道三役の本木雅弘さん、今川義元役の片岡愛之助さん、ピンチヒッターとはいえ存在感しっかりの川口春奈さん(帰蝶役)など・・・
ストーリーの中では、従来「負け組」として評価も低く、ドラマで描かれることも少なかった斎藤道三や今川義元があまりにも格好よく散りました。
静岡県では徳川家康の功績に比べ存在感のなさすぎた義元でしたが、今年は(静岡駅に)銅像までできました。
昨年の大河は2話で脱落した反動も大きいのですが、今年は撮りだめすることもなく毎週が楽しみなのです。
ところがこの盛り上がりの最中、桶狭間が終わったところでなんと放送中断。俳優さんやスタッフの方々の安全を考えたら仕方のないことですが、やっぱり寂しいし、再開が待ち遠しいです。
「大河ドラマ紀行」で旅をする!
私はここ20年来の大河ドラマファン。
毎年とはいかないまでも、歴史の舞台となる地域には足を運ぶようにしています。一昨年「西郷どん」の年には鹿児島に行きました!「篤姫」の時にも行きました~
「八重の桜」の福島県、京都府、「花燃ゆ」の山口県も、「平清盛」の兵庫県もです。
遠方については、大河ドラマ館プラス周辺の史跡を1~2泊で巡る程度ですが、地元に近ければ近いほど、けっこう歩き回っています。
地元開催!?の「おんな城主 直虎」にいたっては、毎週出歩いていたような時期もありましたけど。
今年は大河ドラマ館が6つもある
大河ドラマ誘致の経済効果は大きく、どこの自治体も誘致に必死です。
2017年の「おんな城主 直虎」の時に、私の地元にも多くの観光客が来ました。普段地元の人しかいないようなのどかな場所に、他県ナンバーの車や観光バスが押し寄せる様子を目にして、”大河ドラマ効果”恐るべし!と感じたものです。
今年の「麒麟がくる」の舞台ですが、明智光秀の前半生が謎に包まれていることから出生の地すら名乗りをあげるところが数か所あり、後生、明智光秀が城下町づくりに関わった地も含め大河ドラマ館が6つも開設されています。これ、私の記憶では最多だと思います。
地域は、岐阜県(3か所)、滋賀県、京都府(2か所)というラインナップ。
今まで謀反者、敗者として扱われてきたこともあり、ゆかりのある地域では「今こそ!」という勢いなのでしょう。
さらに、登場人物や合戦の関係も含めると(愛知県、福井県)などさらに対象地域は広がっていきます。
そんなわけで、今年はこれだけでも1年間旅が楽しめるぞ、と確信してしまいました。
実はこの記事をまとめている段階で、少しフライングして大河ドラマ館に行ってきました。
もちろんこんな環境なので、自分なりにルールづくりや工夫をして、コロナから身を守るべく安全に旅をしているつもりです。
ウィズコロナ下での旅のルール
自家用車で運転していける範囲に行く
県境を越える移動も緩和されましたが、まだ首都圏で感染者が日々確認されている今は公共交通機関が不安です。地方在住者の生活必需品である”自家用車”はこういう時に力を発揮しますね。
今年は地の利が味方してくれて、自分の運転でも十分に行ける範囲に行き先がまとまっています。高速道路を使ったアクセスも年々良くなっています。ただ、ジャンクションが複雑になりつつあるのが悩みのタネです(^^;)
いちばん遠い京都の福知山まで体力が持つか不安ですが・・・年後半に少し安心できるようになれば新幹線利用&レンタカーも考えたいです。
少人数(ほぼひとり?)で行く
ウィズコロナ下では、家族など少人数での旅行が推奨されています。
そうでなくても史跡めぐりなどは、好き嫌いがはっきりしています。さらに困ったことに年々マイペースで旅をしたいという欲望が強くなってしまって・・・
多分ひとりで行くことが多くなると思いますが、周囲を気にしないKYな人にならないように気を付けながらマイペースで楽しみたいと思います。
※動物は連れて行きません(笑)
余裕をもったスケジュールで行く
岐阜県あたりなら日帰り可能圏内ですが、滞在時間と往復の時間を考えると朝早くに出て夜遅くに帰宅することになります。
若ければまだしも、運転もなかなか体力勝負。特に目の疲労が・・・
ということであえて1泊するようなスケジュールで行くことにしました。今はビジネスホテルがとても安く、さらに空いています。
駐車場付きかつ大浴場もあるビジネスホテルを選んでゆったり宿泊を考えています。
これからGO TOキャンペーンでしたっけ?はじまるようですが、それはそれで密になりそう。割引のメリットより、大勢の人が本格的に動く前の安全をとります。
混雑しそうなところは平日に行って密を避ける
団体ツアーが少ないとはいえ、大河ドラマ館は土日に来場が集中すると思われます。なので日・月と連休のとりやすい私は、基本月曜日に行こうと思っています。
この状況でも休みが分散できない日本ってどうなんでしょう? 県境越えの規制が緩和された直後の土日、各地ですごい人混みでしたよね。あのような時は動きません。
人が少ない場所やタイミングを見計らう能力だけは発達しているかも、私(笑)
感染対策グッズの準備は万全に
マスク、消毒液、ウェットティッシュなど、さらには夏の熱中症対策もしっかり考えています。
自家用車で行けば、荷物を気にしなくてもすむというのもメリットです。体調が悪くなれば、すぐに車に戻り休憩もできますしね。
先日、観光先で来訪者カードの記入や非接触での検温も実際に体験しました。訪問者も受け入れ側もお互いに感染対策に積極的に協力する余裕を持っていたいですね。
こんなスタンスで「麒麟紀行」をやっていきたいと思っています。
更新ペースは相変わらずですので、興味があればたまにお立ち寄り頂ければうれしいです。