佐久間ダムとセットで訪れたいダムです。(ダムカードも一緒にもらえますので)
秋葉ダムの概要
「あきはダム」と読みます。浜松市天竜区にあります。
上流の佐久間ダムが発電のために放流する水を調整する”逆調整池”の役割を持つダム。その水を利用して発電を行い、さらには下流の浜松市の生活用水としても重要な役割を担っています。佐久間ダムと同年に完成していて、すでに”還暦超え”のダムです。
【所在地】静岡県浜松市
【河川】天竜川水系天竜川
【形式】重力式コンクリートダム
【堤高/堤頂長】155.5m/293.5m
【総貯水量】32685万㎥
【着工/完成年】1953/1956年
(出典:ダムカードより)
ダムと周辺の風景
全景(国道152号右岸から)
堤高が89メートルあるのですが、今いち迫力に欠けてしまうのはその半分が深く掘り下げられて岩盤に埋まっているから。
しかし周辺に道路が多いので、多方面から撮影できるのはうれしいところ。
赤い橋も渡れるそうですが・・・私は遠慮します(苦笑)
【2021.8.23追記】
放流を見に行ってきました。赤い橋の上から撮影しました。
渡ってみたらしっかりした橋で、眺めも最高!最近はすっかりお気に入り♡
全ゲート放流
(2006.7.23撮影)
ゲートは8つありますが、左右のゲートは小さいため、この6つでほぼ全開のようす。
【2021.8.23追記】
スマホを機種変したので、ど迫力のズーム撮影ができるようなりました(^o^)
放流ゲート真上から
天端(左岸から右岸方面)
国道152号からのアクセスは良いのですが、トンネル内にダムへの分岐があるので注意です。
天端(右岸から左岸方面)
管理所
※ここではダムカードの配布はありません。
工事銘板
秋葉第二発電所
ダム湖(秋葉湖)
写真左端の建物は秋葉第一発電所
秋葉ダムにおすすめの季節
このダムはなんといっても桜。
秋葉ダム千本桜 が、川沿いに満開になる様子は見事です。
これに放流が加われば、さらにステキ♡
多くのお花見客が訪れますが、市街地の公園に比べたら場所取りとか混雑という悩みは皆無。ただし車でないとアクセスが難しい場所なので、お酒を飲みたい方は運転手付きで。
私は、お酒もごちそうもいりません。ダム&桜のコラボがごちそうです(笑)
秋葉ダムの名の由来は秋葉神社から
このすぐ近く(といっても山道を走らなければいけませんが)に、火防の神様を祀る神社である 秋葉神社の総本宮があることがダムの名前の由来です。
余談ですが、東京の秋葉原という地名も、この神様を勧請して造られた神社と火除け地があった「秋葉大権現のある原っぱ」が由来になっているそうです。
秋葉山本宮秋葉神社 上社社殿
上社 大鳥居
ムダに光り輝いていますが・・・(爆)
ジュビロ磐田の選手たちが必勝祈願に訪れる神社です。
下社社殿
ダムカード
近くの温泉施設 やすらぎの湯 でもらえます。(月曜・火曜休み)
佐久間電力館の受付でも(佐久間ダムのカードと一緒に)もらえます。
【2020年2月追記】
2020年1月20日より下流の船明ダムもダムカード配布がはじまりました。ダムカード配布場所の道の駅「花桃の里」についてはこちらにまとめています。
秋葉ダムへのアクセス
国道152号線沿いにあるダムなので車でのアクセスは良く、佐久間ダムへ行く場合の通過点にもなります(三遠南信道経由では通過しないのでご注意ください)
浜松市の中心部からは1時間ほどかかりますが、新東名の浜松浜北インターを利用すれば30分ほど(約20km)。道幅も広く走りやすい国道です。
ただし、佐久間ダム同様に公共交通機関で行くというのはかなり無理がある立地です。
ダム周辺は桜の季節がオススメですが、温暖な静岡県のダムですので(稀に雪が降ったりしますが)1年を通してアクセスすることができます。