2024年9月に福井県越前市にある「光る君へ」の大河ドラマ館へ行ってきました。
ドラマ内で越前が登場する期間はわずかでしたが、ドラマ後半ではこの地で作られる伝統工芸でもある越前和紙が注目されています。
ドラマ館の展示内容やアクセスについてまとめました。
2024年の大河ドラマ館について
「光る君へ」の大河ドラマ館は滋賀県、京都府、福井県にあわせて3か所開設されています。
- びわ湖大津大河ドラマ館 滋賀県大津市(石山寺境内)
- 越前大河ドラマ館 福井県越前市
- 宇治大河ドラマ館 京都府宇治市
大津は、紫式部が参詣し、源氏物語の着想を得たといわれるお寺。
越前は、紫式部が唯一京都以外に住んだ地として。
宇治は、藤原道長が築いた町。源氏物語最後の十帖の舞台として。
7月に訪ねたびわ湖大津大河ドラマ館の記事はこちら
越前大河ドラマ館について
越前市はかつて越前国の国府がおかれていた地。
父・藤原為時が任官された際に、紫式部も同行して1年近くこの地に住んだと伝わっています。
また、源氏物語を執筆する上で大切な役割を担っているのが和紙。
越前和紙は1000年以上も前から現在まで紙漉きの技術が引き継がれています。
そのような縁で越前市内に大河ドラマ館が開設されています。
文化施設やスポーツ施設などが集約された武生(たけふ)中央公園の一角「しきぶきぶんミュージアム」内にあります。
大河ドラマ館へのアクセス
新幹線 越前たけふ駅から
3月に延伸開通した北陸新幹線の(現時点)西の終点である敦賀(つるが)から1駅。

大河ドラマ館までは約6kmほど。
2024年は大河ドラマ館行きのシャトルバスが運行されています。
日中1時間に1本ほどの運行で、運賃はおとな500円。

ハピライン(旧JR)武生駅から


約2kmなのでかろうじて徒歩圏内(20分ほど)。気候が良ければ歩きましょう。
シャトルバスが武生駅も経由します。
越前市内観光におすすめ「500円定額タクシー」
2025年3月31日までの期間限定(予算に達し次第終了)ですが、市内の乗降可能場所間を1乗車500円でタクシーが利用できます。
おおよそ観光スポットとなっている場所は網羅されていると思われます。
大河ドラマ館や観光案内所などであらかじめチケットを購入しておき、あとは訪ねたスポットでタクシーを呼べば迎えに来てくれます。
失礼ながらバス路線も乏しいので、レンタカーや自家用車以外の方ならこのタクシーを利用しない手はありません。
なお、私は2区間乗車し、メーター値では6000円ほどの利用でしたがチケット2枚1000円のお支払いでした。
大河ドラマ館の駐車場
武生中央公園内の駐車場が利用できます(Webで調べた情報では無料)
ただし市民公園との共用になりますので、週末などイベントが開催されている場合は混雑するかもしれません。
私は新幹線体験(敦賀-越前たけふ間)を兼ねて公共交通機関を利用しましたが、率直にいえば他のスポットも周遊する予定があれば自家用車かレンタカーがおすすめです。
越前大河ドラマ館へ入場

シャトルバスの乗り場から徒歩2分ほど。
館内に入場券の券売機があり、ボランティアスタッフさんがサポートしてくれます。
入場券売場とチケット情報
【住所】福井県越前高瀬2-27-7-1(武生中央公園内「しきぶきぶんミュージアム)
【営業時間】9:00〜17:00(入場は16:30まで)
【定休日】2024年12月30日まで無休
大河ドラマ館の入館券はおとな600円です。
相互割引きがあり、びわ湖大津大河ドラマ館のリーフレットを持参して100円割引が受けられました。

ドラマ紹介の冊子と来館記念証をいただきました。
なお、毎日先着50名に越前和紙の来館証がいただけるそうです。


そちらはもらえませんでしたが、和紙の里の「卯立の工芸館」に立ち寄った際、大河ドラマ館との共同企画!?記念品の和紙セットをいただきました。
大河ドラマ館の展示
紫式部(まひろ)パネル

吉高由里子さんの大型パネルです。
こちらの大河ドラマ館も他と同様に基本的に撮影禁止の展示物と動画撮影を除いて撮影は可能となっています。
登場人物相関図

越前バージョンなのでシンプル。藤原一族複雑すぎて消化できていません(-_-;)
等身大記念撮影パネル
滋賀では(7月は)女性陣のみでしたが、ここには男性陣も。

オバサンはこっちのほうが嬉しい(*^▽^*)
スタッフが「撮影しますよ~」と声をかけてくださったのでお言葉に甘えました。
全体と道長とのツーショットだけでいいかな・・・と思っていたら「ぜひ、為時(まひろパパ)とも」と強力に勧められました(笑)
越前市にとっては藤原為時は重要人物であり、岸谷五朗さん愛されすぎ♡

衣装展示

私が行ったときはまひろの旅装束と、松下洸平さん演じる宋の医師 周明の衣装展示でした。
衣装や小道具については数か月ごとに入れ替えがあるので、最新情報をご確認ください。
登場人物紹介パネル


小道具展示

和紙の町だけに小道具も和紙中心です。
この他にも館内のディスプレイには和紙や書へのこだわりが感じられます。


展示バネル
私が個人的に興味深かったパネルがこちら

平安時代の衣装。今年は戦シーンがない分、衣装にお金かかってますよね~

越前との関りが説明されています。
4Kシアター
9月当時は下記の2本立てで上映されていました。
「まひろの越前記~紫式部が出会い、育んだもの~」
「紫式部が過ごした日々に思いをはせて~越前 歴史散歩~」
ご当地ごとに語られる出演者や作者のコメントが楽しみです。
こちらも毎度のことながら人気のコーナーで大盛況でした。
最後は出演者のサインコーナーとなっています。
見学所要時間の目安
大河ドラマ館だけなら30分ほどです。
館内にはおみやげ店もありますので、こちらとあわせて1時間弱といったところです。
大河ドラマ館のおみやげ
同じ建物内、大河ドラマ館からつながっています。
(無料エリアとしておみやげショップだけ入場も可能)

福井のおみやげといえば、蕎麦(そば)や羽二重餅(はぶたえもち)

紫式部パッケージもあります。
羽二重餅はシンプルなお餅ですが、最近は餡の入ったバリエーションもあります。(写真左は敦賀駅で購入)
この他に福井県挙げての「恐竜推し」はもちろん、隣の鯖江市の名産・メガネをモチーフにしたお菓子など地域おこしに一役買っている品ぞろえです。

ちょっとずついろいろ食べたい人向けのパッケージがありがたいです。


「ほたるかきもち」は個人的にオススメ。
季節ごとにフレーバーが変わるそうで、口当たりもほどよく、もっといろいろなフレーバーを買って来ればよかったと後悔しています。
大河ドラマ館周辺の観光スポット
大河ドラマ館から1kmほどのところに紫式部公園があります。
こちらには紫式部の銅像の他、紫式部と国府資料館といった紫式部関連の施設があります。紫式部推しにはおすすめです。
また、武生駅前はタクシーやバスで通過しただけでしたが、古い街並みや人気の蕎麦店、国府跡と推定される寺などがあり、散策が楽しめそうです。
越前の旅ダイジェストはこちら
まとめ
滋賀県大津市の大河ドラマ館に続いていってきましたが、予想以上に越前の方が盛り上がっていると感じました。
大河ドラマの舞台となることが多い滋賀県に対して、なかなか「順番」が回ってこない地方にとっては、観光キャンペーンのチャンスですからね。
町のみなさんが全国からの来場者を歓迎してくれる”熱さ”が伝わってきました。
和紙づくりの町としてのみどころも多いので、紙すき体験などとあわせて訪ねることをおすすめします。
なお、滋賀がダメということではなく、私は大河ドラマ抜きでも滋賀県は大好き♡ 石山寺も素晴らしいのでぜひ。
いよいよドラマも終盤へ。
退場が増えて寂しい部分もありますが、帝周辺と紫式部の晩年がどのようになるのか楽しみに視聴していきたいと思います。