2019年11月 ANAの特典航空券を利用したマカオひとり旅の旅行記です。
マカオといえば・・・エッグタルトですね。
日本にも出店している有名店と、マカオ半島の住宅地にあるパン屋さんのエッグタルトを食べてみた感想です。
これを言っては元も子もないのですが・・・
正直、並んでまでは食べたくないけど、一応名物のなので食べてみようかな、くらいのスタンスでした。
そんな私ですが、エッグタルトは予想以上においしくて、もっとリサーチして行けばよかったと思うくらいでした。
マカオ名物エッグタルトとは
マカオはポルトガル領だったことからポルトガルの文化を色濃く残しています。
マカオのエッグタルトのルーツは、ポルトガルで「パステル・デ・ナタ」という名で売られていたものだそうです。
1980年代に「パステル・デ・ナタ」のレシピを覚えたイギリス人のアンドリュー・W・ストウ氏が英国風タルトの要素を加えて改良したものをマカオで売り出したのがルーツです。
近年は「アンドリューのエッグタルト」として日本にも出店しています。
その本店は、マカオの南部 コロアン島にあります。
ベネチアンマカオ Load Stow's Bakely
よほど滞在期間が長いか、エッグタルトに熱い思いがない限りはコロアン島まで行くのはちょっと面倒です。
そんな観光客に便利なのがベネチアンマカオにある店舗です。
Load Stow's Bakely(ロード・ストーズ・ベーカリー)の店舗
場所の説明はできません(泣)
特に意識して探すわけでもなくぶらぶら歩いていたら行列を見つけました(;'∀')
このショッピングモールで行列になっているのはここくらいなので目立つはず。
この時は購入まで約10分でしたので、私が並んでも耐えられるレベルでした。
カフェも併設されていて、店内を見渡すと意外にも空席がありました。
焼き色のついたサクサクパイ生地のエッグタルト
エッグタルトは1個12MOP。
見た目が美しい! こんがり焼き色とサクッとしたパイのポルトガル風エッグタルトです。
しかし有名店だけあって強気な価格です。
パイ生地の中に、甘さ控えめでほんのり歯ごたえのある卵生地。
焼き立ては香ばしく大変美味でございました。
ここではエッグタルト以外にも、焼き菓子、調理パン、ドリンクなどのメニューも豊富でした。
エッグタルトは、6個の箱入りを購入している人も見かけましたが、個人的には焼き立てをこの場所で食べるのがオススメです。
町のベーカリーショップの香港式エッグタルト
焼き色が美しいエッグタルトに対して、焼き色のない香港式(広東風)のエッグタルトというものがあります。
こちらはマカオ半島での世界遺産巡りの途中に、たまたま通りかかったパン屋さんで購入しました。
麥當娜麵包西餅店
お店の看板には「Madonna」と表記してありました。
世界遺産巡りで道に迷い、日曜日でことごとく飲食店も休業。
疲れ果ててホテルに戻ろうと、やっとのことでたどりついたバス停前にあったのがこのパン屋さんでした。
ショーケースの対面販売という小さいお店にもかかわらずひっきりなしに地元の人が訪れていたので衝動的にエッグタルトを買ってしまいました。
焼き色のない香港式(広東風)のエッグタルト
1個7MOP。こちらは庶民価格です。
ホテルに持ち帰ったのでちょっと萎びた見た目になっていますが、生地はスポンジケーキ風で、中身はこちらも甘さ控えめのカスタードで美味でした。
Load Stow's Bakelyと比べるとカスタードのボリュームが倍くらいありました。
おやつにもう1個パンを購入したのですが、タルトだけで満腹~(笑)
まだまだ続くエッグタルト探し
有名店の行列に並んで食べるのもいいのですが、地元の人が立ち寄るお店でエッグタルトを見つけるというのも旅の醍醐味です。
マカオはポルトガル文化のおかげでパン屋さんが本当に多いです。
なお、マカオでは「餅店」「餅家」の表記がパン屋(洋菓子屋)さんです。
エッグタルトと一緒に買ったパンの中には甘い餡がたっぷり入っていて、洋菓子というよりは完全に”饅頭”なんていうのもありました~(笑)
すっかりエッグタルトの虜になり、観光後にホテルでちょっと休憩してから近くのタルト専門店に行ってみました。
Margaret's cafe e Nata(マーガレット・カフェ・イ・ナタ)
しかし、到着時は店じまい中で、数分後にシャッター下りてました~(泣)
こちらは、マカオではLoad Stow's Bakelyと人気を二分する有名店らしいです。
初日に行っていればまだしも、2日目だったので翌日開店にも間に合わず残念でした。
Google MapのMy Mapにも登録していったのに全然活用できていませんでした。
つくづくグルメ偏差値が低い女です。
まあタイプの違う2種類を食べ比べできたので良しとします。