今回は初マカオだったので、ホテル選びには観光地へのアクセス最優先し、マカオ半島にあるリスボアに宿泊しました。
リスボアは老舗ホテルですが、カジノを併設するホテルなので女性ひとりで宿泊するには若干雰囲気が心配ではありましたが、その心配は実際のところまったくありませんでした。
実際は午後9時頃までにはホテルに戻りましたので深夜のことまではわかりませんが、常識の範囲内でホテル周辺を散策するにはとても安全な地域だと思います。
この記事では散策した様子をまとめてみました。
リスボア周辺を散策【夕方から夜】
ホテルからセナド広場(殷皇子大馬路)


殷皇子大馬路沿いを北西に向かって1kmほどでセナド広場に行かれます。
世界遺産巡りを楽しみたいならとにかく便利な立地です。
ここはメインストリートでもあり人通りが多いです。銀行の他、ギャンブルの町らしく夜になると金や高級時計が並んだ貴金属店がギラギラしています。
セナド広場のライトアップ
クリスマスの装飾準備中。あと1週間くらい遅ければ見られたかも・・・
セナド広場のおみやげ屋さん
マカオ名物の杏仁餅(杏仁クッキー)などの有名店。試食も豊富です。
セナド広場から道路を挟んだところにある世界遺産の市政署(旧.民政總署)は夜9時ころまで開館しています。


昼間来た時は建物内は薄暗かったのですが、内部がライトアップされた夜のほうが写真が撮りやすいかったです。
New Yaohan
帰りは1本南の通りを歩きNew Yaohanに立ち寄ってみました。
静岡県民としては(静岡発祥の八百屋からスーパーに拡大し、アジアに進出したけれど1997年に経営破綻した)Yaohanのその後が気になります。日本ではとっくにこの名称も消えていますが、マカオや香港などでは親しまれた"Yaohan"の名を残して経営譲渡されているそうです。中には日本の化粧品ブランドも多く入っていました。
周辺の歩道のタイルがマカオらしいです。


リスボアとグランドリスボアのネオン


グランドリスボアは蓮の花、リスボアは鳥かごをイメージした建物になっています。
最近は、IR汚職という不名誉なニュースでこの映像をテレビで時々見かけます。リスボアを利用したのかは不明ですけど。ろくでもない国会議員のせいで多くの日本人がマカオにマイナスのイメージを持たなければよいのですが・・・
ウィンマカオ(Wynn Macau)
ウィンマカオでは夜10時くらいまで15分間隔で噴水ショーが開催されています。夜のほうがきれいですが写真はうまく撮れませんでした(泣)
こちらからはコタイ方面の夜景もきれいに眺められます。
インスタ映えしそうなスポットあります!
なおリスボアからウィンマカオ方面へは、このような出入口から地下道を渡ります。
どこかの国の美術館の入口で見たような形だ・・・
ホテル東側はギャンブル街?
ホテルの東側は、飲食店や貴金属店など小規模のお店が並んでいますが、人通りも少なくギャンブルのにおいがしますのですぐに引きかえしました。
リスボア周辺を散策【朝】
最終日は空港に向かうだけの日となりましたが、朝食後ホテル周辺をぐるりと2kmほど散策してみました。目指すは観音像です。
友誼大馬路
撤収作業中のマカオGPの客席を横目に見ながら
スターワールドホテル
コタイ地区にも負けず劣らずの奇抜なデザインのホテルがあります。
宋玉生公園


名古屋の久屋大通公園のような広い道路の間にある細長い公園です。朝から地元のシニアを中心に元気に運動している風景が印象的。お掃除の人たちも一生懸命で公園内がとても清潔に保たれていました。
朝からバイクのポリスも活躍中
「警察」という漢字はまったく同じですね~
観音像(観音蓮花苑)
湾に突き出た橋の先にあるブロンズの観音像。高さは20メートルほど。
蓮の部分が展示館になっているそうですが、入場は午前10時からでした~残念(泣)
お天気もいいので今度は湾沿いに歩いてホテルに戻りました。
カリフォルニアといっても信じてもらえそうな画です。
沙格斯大馬路
マカオの町を歩いているとよく見かけるアズレージョ風標識。漢字(繁体字)とポルトガル語の2か国語表記です。
リスボア方面
夜とはまた違った風情が感じられます。
リスボア周辺は、高級ホテルや高層マンション、オフィスビルが建ち並んでいるので治安は良いです。ただし、昔ながらのカジノ場や貴金属店が並ぶあたりは雰囲気が良くないのでギャンブルしないのであればひとり歩きは避けた方が良いと思います。
いちばん驚いたのは町がとてもきれいに保たれていることでした。カジノ収入のおかげだと思うのですがお掃除する人たちの雇用も多い様子で、年配の方も生き生きと生活しています。マカオの庶民の生活も垣間見れた朝のお散歩は特に有意義でした。