2019年11月のマカオの旅 つづきです。
初めてのマカオなので立地優先に考え、ホテルはリスボアを予約しました。
港珠澳大橋をバスで渡ってきて、バスターミナルから市内へのアクセスも1本。バス停を降りた目の前がリスボアでした。
とりあえずホテルに入ってフロントをさがします。
鳥かごのような建物の中はカジノへのロビーだったようで、案内されるままにホテルのフロントへ到着し、(チェックインは午後からなので)荷物を預けます。
キョロキョロしているとすかさずホテルマンが近寄ってきてフォローしてくれます。
現地ツアーの集合までは1時間あるのでとりあえず朝ごはん。
機内食は朝4時くらいだったのでお腹もすくわけです。
ホテル内のビュッフェは短時間で利用するにはもったいない豪華さ。ベーカリーもありましたがイートインスペースがありません。
座って手ごろに食べられる場所を求め、ホテルを出て探索することにしました。
ローカルなお店はちょっとハードルが高そう(到着したばかりで言葉が通じるかどうかも謎)なので、リスボアから徒歩2~3分のところにある富豪酒店(Hotel Beverly Plaza)という景気のよさそうな名前のホテル1階にあったカフェへ。
ホテルのカフェというよりテナントのようですが、入口のメニューもみやすく、店頭にあったパンもおいしそうだったので・・・
こじんまりしたカフェですが、若いおにいさん二人が丁寧に対応してくれました。
”西洋式”と書いてあったモーニングメニューをオーダー。コーヒーはアメリカンでしたがカップが大きく、1時間くらいかけて飲みたい量です。
ワンプレートには、サラダ、目玉焼き、ソーセージなどオーダーしてからてきぱきと作ってくれました。
入店した時には私以外にはお客はいなくて、二人がかりで要領よくやってくれているのですが、私が食べ始めるとすかさずテレビの前に・・・
日本でも昭和の食堂ならよく見る光景ですが(笑)、若いおにいさんがテレビにくぎ付けってどうよ、思いつつ見ていると、映っているのはカーレースの様子でした。
ここでやっと気づきました。爆音が響くのはここで行われている「マカオグランプリ」というレースだったのです。
マカオグランプリ(澳門格蘭披治大賽車、Macau Grand Prix)は、1954年よりマカオの中心地の公道を使用して開催されている世界的に有名な市街地レースで、毎年11月中旬に開催される。(Wikipediaより)
実は到着した直後からホテルの外では「マカオにも暴走族がいるのか!?」「こんな朝っぱらから元気だよな~」と思うような爆音で車が走り抜けていく音が聞こえていました。
知らない私もアホですが、そもそもこんな市街地で一般道路をコースとして走るなんてありえない!!
それも今いるすぐそば(直接は見えませんが)がコースだったんですね~
食事をしているすぐ外で、時折ブォォォォ~という音がさく裂しますがもう気にならなくなりました(笑)
そういえばここに来るわずかな道のりも交通規制だらけでした。
上記写真の先を歩くと、仮設の歩道橋になっていました。
(写真はこの日の夜に撮影)ここがコースだったってこと?翌日にはこの歩道橋は撤去されていました。
翌日気づいたのですが、リスボアの裏側には観客スタンドが設えられていました。
私が帰国する日は、朝早くから撤収作業をしていました


こんな有名なイベントを知らない私っておかしい?
この日のセナド広場には、大型テレビが設置されていましたが、世界遺産観光に訪れる人はあまり興味を示していない様子です。
(私だけじゃなくてよかった・・・)
旅に出るときには、ご当地のことをしっかり調べているつもりですが、案外こういう重要なイベントが抜けていたりします。
私が到着した日はイベント最終日だったので、ホテルもリーズナブルに予約がとれて問題はなかったんですけどね。
そんな爆音響くマカオに到着し、おなかもいっぱいになったところで観光スタート。
午前中は、現地ツアーで申し込んだ世界遺産巡りに出発します。